撮影後の作業
2011年10月29日
足跡その62~全国上映前に、完成披露試写会を実施しました
2009年1月に集まって映画「海炭市叙景」製作実行委員会を作り。
それから撮影までの間に資金を集め、環境を整備し。
2010年2月に本格的なクランクインとなり。
3月に撮影を終え、6月にほぼ完成形となり。
11月27日に函館で先行上映スタートと決めました。
ロードショーのその直前のタイミングに。
撮影終了時点で函館チームは重かった荷を降ろした精神状況でしたが、最後の大仕事が我々を待っていました。
お世話になった皆様をご招待しての「完成披露試写会」です。
我々の活動が何かの参考になりそうな方のために。
ざっと準備した内容を挙げてみますと。
日程の決定(大勢を収容できる会場が空いていて、ご協力いただいた皆様が来場できそうな土日祝日で、ゲストの方々のスケジュールが合う日)
招待状の作成・送付(対象の方のリストアップ)
マスコミの皆様への周知
当日までと、当日のスケジュールと、台本の作成
スタッフの役割分担
必要備品の用意(会場内の案内板から、ゲスト控え室の加湿器まで)
文庫本など販売物の手配
ゲストの送迎方法の確定
映写機やスクリーンの手配
そのほか、我々ならではのものとして
ゲスト・スタッフ用の「あのときのロケ弁」作成
来場の皆様用の「海炭市通信・番外編」作成
来場できない関係者のビデオメッセージ手配
もっともっと準備項目はとてもたくさんあったのですが、とりあえず上記のものをメインに作業いたしました。
また、不安だったのが、当日の天気のほか。
「もしも座席数以上の方がいらしたら・・・」という点でした。
協賛金や物資、労力などでお力を貸していただいた皆様に招待券を発送いたしました。
それは函館だけではなく、全国の方々に。
なので当日、遠く函館の地まで来ていただける方がどのくらいいらっしゃるのか、まったくの未知数だったのです。
とにかく開場時間を待って並んでいただいている方々の人数を数え、もしも座席数以上の方が出てしまうようだったら・・・。
実は、スペシャルなプレゼント&ご提案を用意しておりました。
結局、2回の上映は定員数におさまり、ほっと胸をなでおろしたのです。
小林薫さん、谷村美月さん、熊切監督に来ていただいての完成披露試写会は、大きな事故もなく無事終了しました。
東京からの助っ人など、今回もほんとうに多くの方々の力をお借りしての展開。
そして、この後は全国の劇場での公開が始まったのでした。
それは今も続いていて。
更に11/3にDVDとブルーレイが発売される事で、永遠に続く事となるのです。
ほんとうに多くの皆様に大感謝、です。
そして!
前回のクイズの答えです。
「法学部」でした。
邦楽、方角、法学???
いろんな事が学べそうです。
せば、次いってみるべや!
「世界の中心にいると思い込んでる虫がいるぞ。
さて、それはどんな虫?」
今回も、ひらがなにして考えてみて下さいませ。
答えは次回のブログにてっ!