2011年10月22日
11/3海炭市イベント出演の文弘樹さん
2007年に出版された、クレイン社からの「佐藤泰志作品集」。
帯には「逝って十七年 待望の再デビュー」とあります。
函館出身の作家・佐藤泰志が亡くなり、死後にも作品が刊行されつつも、ついには全てが絶版となりました。
このまま埋もれさせてはいけないと、活動を始めたのが函館に住む佐藤泰志を知る方々だったのです。
この中には、そのまま当実行委メンバーになった方も!
そして死後17年となった2007年に、待望の作品集が世に出されたのです。
長い活動が素晴らしいゴールを迎えた!
と思いつつ、実はこれは始まりの号砲でした。
その号砲をあげたのは、作品集を出した図書出版クレインの文弘樹さんです。
11/3の海炭市でのイベントにも来ていただきます!
図書出版クレインHP
http://cranebook.net/
2005年に作品集の出版を決めたという文さん。
更に5年前の2000年に、「海炭市叙景」についてこう語ってらっしゃいます。
「読後感の結論は、『生活することへの肯定』や『生の賛歌』ということ以上に、ある時代に、ある場所で、ある関係の中で、生きざるをえない人々の『生の重み』への慈しみです。
それはまた、当作品の執筆時に39歳であった作家・佐藤泰志が、この間の実生活の上で、その重みをどれほど引き受けてこざるをえなかったのかということへの想像へと私をかりたててくれます。」
(読書会ブログ/白水Uブックス研究会(B)LOG~2000年04月02日(水) 図書出版クレイン 文弘樹「『海炭市叙景』を読んで」より)
http://d.hatena.ne.jp/natsugo/18000402
作品集出版後に文さんをお招きして、函館で開催されたイベント会場にて。
当実行委の委員長と事務局長が出会いました。
ここから一気に、映画化への道が開けて行くことになります。
11/3は、文さんからも興味深いお話がたくさん聞けそう!
「映画『海炭市叙景』DVD・Blu-ray発売記念 佐藤泰志の復活と映画『海炭市叙景』を語る」
日時 : 2011年11月3日(木・祝) 13:30~16:30
内容 :
講演「佐藤泰志の青春と文学」
福間健二(詩人・映画監督・首都大学東京教授)
パネルディスカッション~「佐藤泰志の復活と映画『海炭市叙景』を語る」
岡崎武志(ライター、書評家)
文弘樹(図書出版クレイン代表)
村井康司(小学館・編集者)
阿部晴政(河出書房新社・編集者)
星野秀樹(映画「海炭市叙景」プロデューサー)
菅原和博(映画「海炭市叙景」製作実行委員長)
入場料 : 1,000円 (当日1,200円)
チケット : シネマアイリス(北海道函館市 本町22-11)
お問い合わせ : Tel.0138-31-6761(シネマアイリス)
会場 : サンリフレ函館 (北海道函館市 大森町2-14)
そしてっ!
前回のクイズの答えです。
「マーボーなす(まぁ、ボーナス!)」でした。
さあ、すぐに次っ!
「とうきみ(トウモロコシを北海道ではこう呼びます)をゆでて食べよう。
と思ったら、見たことのない動物が現れた!
さて、どんな動物?」
ゆでトウモロコシは「・に・・・」を入れて作るんですよね。
さあ、答えは次回のブログにてっ!