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2011年10月09日

佐藤泰志さんの命日です


10月も中旬を迎えます。
この時期は、特別な時期。
10月10日は、「海炭市叙景」を産み出した作家・佐藤泰志の命日にあたります。

1990年のことでしたので、21年の月日がたつことになります。

その時点で、月刊誌などとは別に出された単行本としての作品は3冊。
死後に出された単行本が3冊。




そして現在。
それらの単行本が、とてつもなく貴重な状態で入手はほぼ不可能に近くなっています。

そのかわりに、近年になって出版された2冊と文庫本6冊が、我々が佐藤泰志作品に触れる扉になっています。




時を経て新たに感じる事と。
20年以上の歳月を経て変わらない事と。
映画という表現で他者が産み出した作品を、泰志さんはどう感じるのか・・・とか。

とても色々な想いが体の中を駆け巡ります。




泰志さんが函館の職業訓練校に通った時期。
僕は、ほぼ毎日その横の道を歩いていました。

ひょっとしたらグランドなどで会っていたかも。

過去も未来もつながっていて、これからも色々なつながりに気づかされるのだと思います。
あの場所は「日吉町」という住所。
ここにも、複数のつながりを感じております。





泰志さんの命日の前日も、実は特別な日。
その事にも想いを馳せつつ、未来は明るいという事実に感謝して2日間を過ごそうと思います。





泰志さん、もう間もなく。
小説で言う「文庫本」のように、映画「海炭市叙景」がDVDやブルーレイという形で皆様のもとに届くことになります。

いつでも。
手に入り、感じることができる日が、すぐそこに来ています。


意に反した映画作品かもしれませんが。
どうか、その事を受け入れていただけますように。




これからも、末永くよろしくお願いいたします。











そして。
前回のクイズの答え!

「写真」でした。
時がたつほど、その時の自分が若く感じるのですよね。


さあ。
次っ!


「ま・み・む・ね・も ってなーんだ?」

答えは次回のブログにてっ!

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kaitanshi at 00:22│TrackBack(0)mixiチェック

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