2011年09月27日
足跡その59~ボランティアのドライバー達
撮影中の重要な、そして1日たりとも欠かすことの出来ない仕事のひとつがドライバーでした。
撮影のための機材を運ぶ機材車は、多いときは3台になることも。
アイスバーンの道を大きな車を運転できるドライバーは、東京からのスタッフよりも、土地勘があり雪道を走りなれている地元スタッフのほうが望ましいのです。
朝のチーム出発前に宿舎に到着し、撮影終了後に機材が積み込まれるのを待って宿舎に戻る。
照明チームの場合は、その後に明日の仕込みをするため、今日の機材を降ろして明日の機材を使いやすい順にトラックに積み込み・・・すべてが終了したら照明チームを宿舎まで送り届けます。
地元スタッフ何人かで交代で日々を担当しましたが、遠い方は自宅から車で30分くらいかけてやってきます。
つまり、すべて終了してスタッフが宿舎についたあと、また30分運転して自宅に戻り、翌朝はやくにまたやって来るという日々だったのです。
撮影中は仮眠をとり。
エキストラとして出演・・・中にはエキストラではなく、セリフのある重要な役の方もいらっしゃいました!
最長距離は、函館~室蘭の移動もありました・・・あの時は、視界ゼロに限りなく近い吹雪になる瞬間も。
1泊2日の撮影だったので、この時のためだけに駆けつけてくれた方もいたのです!
東京と違い、機材に何かあったら代替機が用意できません。
モノと人を、安全に、そして時間も気にしながらの運転。
頼もしかった!
映画撮影の華やかな部分以外の場所で、こういう方が大勢いてくれたのです。
(続く)
そして。
前回のクイズの答えです。
「ミスがなかった、ノーミスだったギターなので『ノーミス・ギター(飲みすぎた)』」でした。
おほほほ。
さて、次っ!
「今回は連休がたくさんあったなあ。
あれれ、考えてみると、休日のたびに君は赤くなってたね。
さて、なんのこと?」
答えは次回のブログにてっ。