2011年09月25日
足跡その58~体ひとつで駆けつけてくれた方々
クランクアップ後に、エンドロールへのお名前確認をするという仕事が膨大にありました。
その確認作業で、様々な分野でお世話になった方のお名前を何度も目にする事となったのです。
お金や物資で協賛いただいた方。
撮影場所を提供していただいた方。
登場人物の背後にあるべき物の数々をお貸しいただいた方。
それらを含む様々な物を運ぶための車両、日々の宿や食事と食材
極寒の撮影を支える暖房のためのもろもろ。
そして。
すべてを円滑に進めるための様々場面でのマンパワー。
特に。
出演者もそうですが、美術や照明などのスタッフ補助も、一般の方に広くサポートをお願いしました。
なのに条件は過酷で、ほぼ1ヶ月ちょっとの期間を丸々サポートでき、交通費などの支給もなく、遠方から来る方も宿泊・移動手段は個人で確保できる方に限らせていただきました。
報酬は「プロの現場を体感できる事」。
移動手段といっても、早朝から深夜までなので、実質的にはマイカーを持っている方・・・に限りなく近い条件でした。
ほんとに、この映画への情熱(もしくは、映画製作現場をなんとしても間近で体感したいという情熱)なしには、あり得ない状況でした。
にも関わらず。
来てくれたあなたがたに、今でも感謝の念はつのるばかり。
このブログを、もしもまだ見ていただけているなら、この想いが伝わっていれば嬉しいです。
今回のつながりで新しいプロジェクトが生まれたのも、聞き伝えながら感動して受け取りました。
映画「海炭市叙景」は、これからも新しい動きに繋がっていく要素にあふれていると、ただただニヤニヤ想像して悦に浸っております。
(続く)
そして!
前回のクイズの答えです。
「パパイヤ(パパ嫌)」でした。
さあさあ、すぐに次っ!
「ロックコンサートで、ギターだけが全く間違えずに演奏していました。
さて、このバンド。その夜の打ち上げでギタリストはどんな状況だったでしょう?」
答えは次回のブログにて!