2011年09月18日
足跡その55~ちょっとツラいんだ
映画作りの期間の中で。
とても色々な事がありました。
足跡を記録すべく、交わされたメールを読み返してみると、色々な事がほんとに昨日の、いえ、さっきの事のようにココロとカラダが思い出すのです。
楽しいことがたくさんありました。
初めての経験もたくさん。
驚きの発見や。
とても多くの出会いや。
モノ作りの現場の空気を味わったり。
何かが生まれる瞬間を目撃したり。
それが編集というプロセスを経て、とても豊かなものになっていたり。
そして、とてもとても多くの感謝すべき瞬間に立ち会ったのです。
人という存在の素晴らしさを常に感じていました。
そしてまた、ちょっとツラい事もたくさん。
「迷惑」という表現では足りない大きな事を強いてしまったり。
人生の道のりを変える結果にさせてしまったり。
明らかに理不尽な事を強要されたり。
いただいたご意見を活かせなかったり。
とても一方的な理屈を飲み込まされたり。
人を裏切る片棒を担がされたり。
そして、とても大きなウソをつきました。
このブログを書く以上、そういう側面もあった事を告白しておきます。
内容は墓場まで持って行きます。
思い返すといろんな事があったな・・・と、穏やかに振り返るには、まだまだ時間がかかりそう。
というより、ずっと充実感と後悔を背負う気がしております。
それでも。
この映画作りに関わって良かったと思っております。
映画「海炭市叙景」にお金を払う価値があるのか・・・人によって千差万別としか言えないのですが、見終わったあとに何かが体の中に残る作品と思っております。
見ていただいた方に、何かが伝わればいいな。
そう祈りながらの日々を、これからも過ごします。
ぜひ、何かの機会に映画や小説の「海炭市叙景」に触れていただく方が、これからも増えていただけますように。
撮影中のエピソードは、これまでの当ブログで2010年2月~3月で触れておりますので、今後はそれ以降の裏話などにシフトしようと思っております。
・・・重く、つまらない独白になってしまい、申し訳ありません。
クイズの答えも、次のブログにて!