2011年08月27日
足跡その46~想定外とは
2009年に入ってすぐに、ファミリーと言うべき集合体となった我々。
普通の家族とは逆に、行動を先行させながらお互いの人となりを発見する日々を重ねていきました。
予定していた冬の撮影スタート。
それは11~12月という年内スタートの構想を変更し、年明けから雪がなくなるまでの間という状況になってきました。
想定内です。
そうじゃない説明をたくさんしてしまったけど。
その点については誠意をもって対応いたします。
今から考えると。
「想定内」という言葉が脚光をあびた時期があったな。
強がりかもしれないけれど、信用に値すると思わせるなら・・・新しい道を切り開く事を目撃することになるな。
と思ったのです。
そして2011年3月11日以降は。
「想定外で仕方なかった」という言葉を数多く聞きました。
一般人でもその不安があったのに、プロフェッショナルにとってそれが想定外なら。
"己の能力のなさ"を言葉を変えて説明してるだけにしか聞えませんでした。
責任とは?
いさぎよさとは?
・・・すみません、脱線しましたね。
とにかく我々は、予定外の、予想外の事が起きた時に。
できるかぎり誠実に対応しようと思ったのです。
でも、そうならなかった場面も多々ありました。
たとえば市民キャストのオーディション時には。
予定を明確にお伝えしなかったとはいえ、5時間とか10時間という待ち時間となってしまった方もいらっしゃいました。
ほとんど、謝辞を伝えることしかできなかった事を、この場を借りてお詫び申し上げます。
合否のお知らせも、すぐに決定する予定が、撮影ギリギリまで決定できなかった役柄も・・・。
これは、我々がとても迷ったためです。
合否の連絡を待ち続けて、結果として落選になった方には大変申し訳ありませんでした。
ただ、連絡を待ち続ける結果となってしまった方は、他に役柄を作ってでも出演していただきたい・・・という存在感の方だったのです。
今回は縁がなかった、という言葉ではとても足りないくらい、海炭市民だったのです。
一期一会であるとは思っております。
けれども。
また何かの機会に再び、新しいものを生み出せるのではないかと、そう思って、願っております。
そんな、発見と反省の日々を重ねてきました。
(続く)
そして!
前回のクイズの答えです。
「親子丼」でした。
だって、親子丼は取りに行く(鶏肉)、ですものね。
さっ、次っ!
「長さ1mの木材を半分に切ったけど、50cmにはなりませんでした。なぜ?」
答えは次回のブログにて!