足跡その34~スタートから3ヶ月足跡その36~岡崎武志さんの講演会

2011年08月10日

足跡その35~イベント会場


2009年6月の岡崎武志さんの講演会の会場は、海沿いに建っている函館市勤労者総合福祉センター、通称「サン・リフレ函館」に決定しました。

労働を描き続けた佐藤泰志をテーマにした講演会にはぴったりかと。

大森浜は、砂山やバラックがあった場所。
そこにある啄木小公園から、もう少し函館山方面に進んだところにサン・リフレは位置しています。

以前、とある中学校があった場所です。




佐藤泰志が通った函館市立旭中学校は、1947年(昭和22年)という戦後間もない頃に建てられました。
1992年(平成4年)の3月末に、周辺の潮見中、新川中と統合され、1年後に新川中の校舎を使用しての新しい名前「宇賀の浦中学校」としてスタートする事になります。

佐藤泰志はその旭中に通っていました。
読書クラブに所属していて、3年生の時の部長時代に読書感想文を書きました。
その、「『赤蛙』を読んで」が、第10回北海道青少年読書感想文コンクールに入選したのです。


平成の時代に入り、統合後。
旭中の校舎は取り壊され、その場所には新しい建物が作られました。


それが、函館市勤労者総合福祉センター、通称「サン・リフレ函館」です。




佐藤泰志の母校があった場所。
そして、その母校は当実行委の菅原実行委員長の母校でもあったのです。

我々は、その場所を会場に選びました。
その建物での、「海炭市叙景」の映画化のためのイベントが実現したのが2009年6月。
実行委発足から3ヶ月目でした。




「この辺一体はバラック群がひしめき、周囲は砂山だったのだ。
 子供の頃には近づかなかった。」

(そこのみにて光り輝く / 佐藤泰志)




(続く)





そして。
前回のクイズの答えです。

「白」でした。
だって城(しろ)ですものね。



さあ、次っ!

「びっくりするくらい軽量化された電灯。
ほかにどんな特徴がある?」


答えは次回のブログにて。

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kaitanshi at 06:51│TrackBack(0)mixiチェック 足跡 

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