2022年02月
2022年02月16日
あの日から、12年たちました
1年以上、ブログ記事を書いていませんでした…お待たせいたしました。
函館出身の作家・佐藤泰志さんの作品を映画化した5作目「草の響き」が2021年10月から全国公開となり、現在も各地で上映されています。
これから上映が始まる映画館の周辺の皆様、もう少々お待ち下さいませ。
そして近隣の映画館での上映がないという皆様。
上映は終了したけど、もう一度見たいという皆様。
5/11(水)にDVDとBlu-rayで発売、レンタルも開始されます。
ぜひ映画館の環境とは別な世界観で堪能いただけましたら幸いです。
そして。
今年は寅年。
寅年といえば、1作目となった映画「海炭市叙景」の撮影と公開の年(2010年)です。
あれから12年。
干支が一回りしました。
撮影最終日となったクランクアップの3月に、我々は「ああ、燃えつきた。一生に一度の経験だった」と、文字通り感無量の状態でした。
なのに12年後に、まさかの5作目が上映中とは!
何が起きているのか!!!
12年前の本日(2/16)は、映画「海炭市叙景」クランクインの日でした。
初日は、小林薫さん、南果歩さんの家での撮影。
空き家を探すのではなく、結果的に、普段住んでいる方の家をお借りしての数日間の撮影のスタートでした。
これまでの作品すべて、こうしたご協力を、ものすごく大勢の方にお願いしてきました。
もう一度この場をお借りして。
ただただ感謝申し上げます。
さあ、ここからまた。
これまでの5作品に触れて頂ける方が増えますよう。
新たな展開が作れるよう。
コロナ禍で映画館の存続すら楽観視できない状況ではありますが、素晴らしい未来に向かって歩いて参ります。