2020年10月
2020年10月14日
佐藤泰志さん原作「草の響き」を映画化します!
2010年に「海炭市叙景」を撮影し、その冬に公開。
そこから。
「そこのみにて光輝く」
「オーバー・フェンス」
「きみの鳥はうたえる」
に続き、5作目となる映画作品を作ります。
2010年に"映画作品を作ろう"と集まった時は、一生に一度の体験と思っていました。
完成した時は、まさに"燃えつきた"と言っていい完走感と、充実感と、そして"受け入れてもらえるだろうか"という不安感がごちゃ混ぜになっていました。
まさか10年後に5作目を作る事になろうとは。
これはひとえに、これまでの作品を見ていただき、愛していただき、復刊された小説群を読んで支持していただいた皆様と、声なき声で応援いただいた(勝手に、ものすごく、感じております)皆様のお力のおかげです。
この場を借りて、再びお礼申し上げます。
少しの使命感も抱えながら、コロナ禍の函館に明るい未来の可能性を作りたいと思いながら、映画を愛する方の声に支えられながら。
新しい映画作品を作る決心をいたしました。
作品原作は佐藤泰志さんの「草の響き」。
文庫「きみの鳥はうたえる」所収、60ページくらいですので、未読の方はぜひ(映画を見たあとに読みたいという方は、その展開でぜひ)。
映画は芯の部分は変えずとも、けっこう映画ならではの変更やふくらみになりそうです。
ただいま絶賛準備中。
11月に函館で撮影し、来年(2021年)の秋の公開を予定しております。
監督は斎藤久志さん。
そこから。
「そこのみにて光輝く」
「オーバー・フェンス」
「きみの鳥はうたえる」
に続き、5作目となる映画作品を作ります。
2010年に"映画作品を作ろう"と集まった時は、一生に一度の体験と思っていました。
完成した時は、まさに"燃えつきた"と言っていい完走感と、充実感と、そして"受け入れてもらえるだろうか"という不安感がごちゃ混ぜになっていました。
まさか10年後に5作目を作る事になろうとは。
これはひとえに、これまでの作品を見ていただき、愛していただき、復刊された小説群を読んで支持していただいた皆様と、声なき声で応援いただいた(勝手に、ものすごく、感じております)皆様のお力のおかげです。
この場を借りて、再びお礼申し上げます。
少しの使命感も抱えながら、コロナ禍の函館に明るい未来の可能性を作りたいと思いながら、映画を愛する方の声に支えられながら。
新しい映画作品を作る決心をいたしました。
作品原作は佐藤泰志さんの「草の響き」。
文庫「きみの鳥はうたえる」所収、60ページくらいですので、未読の方はぜひ(映画を見たあとに読みたいという方は、その展開でぜひ)。
映画は芯の部分は変えずとも、けっこう映画ならではの変更やふくらみになりそうです。
ただいま絶賛準備中。
11月に函館で撮影し、来年(2021年)の秋の公開を予定しております。
監督は斎藤久志さん。
1985年PFFで入選。その後長谷川和彦監督に師事し、97年『フレンチドレッシング』でデビュー。2013年『なにもこわいことはない』を第26回東京国際映画祭[日本映画スプラッシュ部]に出品。
最新監督作は荒井晴彦企画『空の瞳とカタツムリ』(2019年)。
最新監督作は荒井晴彦企画『空の瞳とカタツムリ』(2019年)。
「 現在手に入れられる佐藤泰志作品を全て読んで、まだ肌寒かった6月の終わり函館に行った。短い滞在期間だったが、ちょっとだけ町が見え、人が見えて来た。そして佐藤泰志が生きていた時代と今という時代の差、「時間」が見えて来た。
佐藤泰志の小説『草の響き』は、主人公が走る話だ。だから僕らは函館の町を走る。そこから何が見えて来るのだろうか。
さて、これから僕は古くからの仲間と新しい仲間を連れて再び函館の地に立つ。
佐藤さん、あなたに逢う為に。」
斎藤監督、ぜひこれからの撮影の日々、よろしくお願いいたします。
そして、函館市民映画館シネマアイリス代表の菅原和博のコメントも。
「 未曾有のコロナ禍が日々の暮らしを暗転させた。こんな時代に映画を作ることの意味を考えていた。いくら考えても答えは出ない。大人しく家に引きこもり続けるべきなのだろうか…。
そんな中、多くの人たちが映画館を支援してくださった。映画を見に来てくれた。大きな勇気をもらった。映画を必要としている人たちがいる。佐藤泰志の文学を大切に思っている人たちがいる。
私も「草の響き」の主人公のように走り出そうと思う。」
みなさま、お力をお借りしたいことも多々あるかと思います。
撮影準備、撮影、完成しての上映まで見守りいただけましたら嬉しいです。
なにとぞ、何卒よろしくお願いいたします。
斎藤監督、ぜひこれからの撮影の日々、よろしくお願いいたします。
そして、函館市民映画館シネマアイリス代表の菅原和博のコメントも。
「 未曾有のコロナ禍が日々の暮らしを暗転させた。こんな時代に映画を作ることの意味を考えていた。いくら考えても答えは出ない。大人しく家に引きこもり続けるべきなのだろうか…。
そんな中、多くの人たちが映画館を支援してくださった。映画を見に来てくれた。大きな勇気をもらった。映画を必要としている人たちがいる。佐藤泰志の文学を大切に思っている人たちがいる。
私も「草の響き」の主人公のように走り出そうと思う。」
みなさま、お力をお借りしたいことも多々あるかと思います。
撮影準備、撮影、完成しての上映まで見守りいただけましたら嬉しいです。
なにとぞ、何卒よろしくお願いいたします。