2011年08月

2011年08月31日

熊切監督、お誕生日おめでとうございます


9/1は熊切和嘉監督のお誕生日です。
おめでとうございます!

熊切監督と我々との出会いは。
2008年12月の「函館港イルミナシオン映画祭」でした。

大勢での飲みながらの映画談義で、当実行委の菅原実行委員長が「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の素晴らしさを語っていたときに、その場にいた人々の中で唯一その想いに賛同したのが熊切監督だったのです。




翌日、函館シネマアイリスを訪れた熊切監督に、「海炭市叙景」映画化構想を打ち明けたら。
「原作はどこで買えますか?」
「函館市文学館なら、たぶん在庫があるかも」
「読んでみます、場所を教えてください」
「わかった、今から連れて行くよ」

なんて会話のあと、熊切監督は「佐藤泰志作品集」を購入、その日のうちに「海炭市叙景」を読破したそうです。
ここから我々との蜜月の日々がはじまったのです。


どんな状況でも丁寧さを忘れない熊切監督。
思い立ったらとことん突き進む熊切監督。
「今度はバイクに釣竿だけ積んで来たいです」と語っていた熊切監督。


予算も人手も物資も圧倒的に足りなすぎるこの作品で、とてつもない責任感をひとり背負って完成に導いていただきました。


ありがとうございます!

そして、お誕生日おめでとうございます!



来年2月に公開予定の「莫逆家族~バクギャクファミーリア~」を待ち遠しく思っております。







そして。
前回のクイズの答えです。

「OIL(オイル)」でした。
なにせ、OLさんが愛(I)を込めたのですものね。


さあ、次っ!


「ある男性が、東西南北のどれかの方角に願い続けたら、なんと女性に変身しました。
さて、どの方角にお願いした?」

答えは次回のブログにて。

熊切監督20100310撮影23日目27




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2011年08月30日

足跡その49~予期せぬ多方面からの応援をいただきました


課題のひとつに。
認知度をいかに上げるか、という事がありました。

函館で生まれ育った方でも、佐藤泰志を知っているという方はごく一部にとどまっている状況。
まずは、いかに知っていただくか。
そして、函館の地をモデルに描いた「海炭市叙景」をここで撮影して映画にする事まで聞いていただけるか。

更にそこから製作資金への募金へとつながるよう、心を動かすことができるか。



地元のみならず、全国へ発信するのは大きな課題となりました。



そんな我々にとって、とても嬉しい応援を多方面からいただきはじめました。

道内(北海道内)の温泉などにとても詳しいライターの舘浦あざらしさんは、個人的に我々のプロジェクトを偶然知って、レギュラー出演のラジオ番組やイベントで紹介していただきました。
函館の書店でのイベントでは、実行委メンバーもゲストとしてトークさせていただいたのです!

函館港イルミナシオン映画祭でも、寺脇研さんをはじめ様々な方に応援していただきました。
映画祭の顔であるあがた森魚さんには、ご自身の映画上映後のトークにもかかわらず、熱く「海炭市叙景」について語っていただき、ただただ感謝です。


まったく予想していなかった大きな応援の数々に、進んできた、そしてこれから進むべき道が間違っていなかったのだと少しづつ確信に近いものを感じ始めていました。


そして、あっという間に年末。
クリスマスイベントへの飛び入り参加や、青函連絡船でのイベントなどを経て。
物語の重要な場面のひとつである、山頂での初日の出の時を迎えることになります。


この特別な日のために、熊切和嘉監督と、近藤龍人撮影監督がやってきました。





(続く)






そして。
前回のクイズの答えです。

「10人」でした。
アパートに住んでいるので、住人(10人)ですものね。


さあっ。
次っ!


「海炭市で働くOLさんが、愛をこめたプレゼントを準備しています。
さて、それはどんな物?」

答えは次回のブログにて!

091205イルミナシオン映画祭のシンポジウム




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2011年08月29日

足跡その48~クランクイン3ヶ月前に


年明けのクランクインが決定的となり。
心配な点は、雪が撮影期間中ずっとあるか・・・という事でした。

まあ、今から心配してもしょうがない!
まずはやるべき山ほどの事を、ひとつひとつクリアする事に集中です。


2009年11月はじめ。
クランクインまで3ヶ月少々。

この時点で、会社や団体からの協賛は合計54件も!
中には、「完成したらぜひ上映させてくれ」という手付金のような形で協賛いただいた映画館も複数ありました。

まだ撮影すらしていない作品に。

ただただ感謝です。



・大口の協賛を更に集めること(11月中に集中的に営業活動を行なう!)。
・活動を広くアピールし、個人の協賛につなげること。
・撮影に必要なロケ場所、想定される必要な小物や車や大道具、宿泊場所(それも超格安で!)や日々の食事、猫や豚など物語の重要な要素となる動物、毎日の撮影をフォローするための実行委メンバーの人数不足の解消・・・などの確定もしくは候補のリストアップ。

準備する事は、本当にいくらでもありました。




この他、更なるアピールのためのイベント露出なども計画。

・12/1に、文学館を会場にしてのイベント。
・12/4~6の「2009函館港イルミナシオン映画祭」に参加(結果的にアピールの機会のほか、協賛までいただいてしまいました。大感謝!)。
・できれば11月中の「海炭市通信」最新号の発行。



そして、この12月~翌1月の直前イベントで出会った、腕に覚えのある・もしくは「特技はない」と控えめアピールしながらも身を粉にする行動がまぶしい様々な分野の方々が、なんと続々と我々の仲間になってくれたのです。





(続く)






そして。
前回のクイズの答えです。

「三重」でした。
言葉の後に「る」をつけて、別な言葉になるというグループだったのです。
「コマる」「シカる」そして「ミエる」。


なるほど!
さあ。
すぐに次っ!


「あっ、アパートに住んでる人が出てきたぞ。
いっぱいいるなあ。
さて、何人いた?」

答えは次回のブログにてっ!

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kaitanshi at 21:37|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

2011年08月28日

DVD発売記念イベント計画中


実は函館にて、イベントを計画しております。

11月のDVD発売を記念して、これまでの佐藤泰志復活の道のりを総括したいな、と思っております。


ゲストも多数お招きしたく、連絡調整中。
時期的には、11月初旬を考えております。


まだ計画段階なのですが。
詳細が決まりしだいお伝えしますね。



と、思いつつ。
岡崎武志さんが、すでに確定で来ていただけそう。

やった!

ご本人の、昨日のブログで我々のイベントにふれていただいております。
ありがとうございます!

okatakeの日記(2011,8,27)
http://d.hatena.ne.jp/okatake/20110827



お気持ちにお応えするためにも!
イベントが確実に実現でき、素晴らしいものになるよう、これから全力で調整いたします。



そうそう。
岡崎さんに2年前に来ていただいた時の様子はこちら。

okatakeの日記(2009,6,21)
http://d.hatena.ne.jp/okatake/20090621


・・・実は湯の川の「ブ」は閉店してしまいました。
次の函館滞在中は、時間を有効に使えるようお気を付け下さいませ。



これからイベント実施に向けてミーティングを重ねていきます。
詳細が確定し次第、当ブログでもすぐにお伝えいたします。

すごい顔ぶれになるかも!





そして。
前回のクイズの答えです。

「ホットケーキ(『ほっとけ』-き)」でした。


さあ。
すぐに次っ!



「『コマ』や『歯科』と同じグループに入れるのはどっち?
『兵庫』 or 『三重』」

答えは次回のブログにてっ!


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2011年08月27日

足跡その47~川本三郎さんがやって来た!


川本三郎さんをお招きしてのイベントは2009年10月に実現しました。

実行委を立ち上げてすぐに作った募金呼びかけチラシにもコメントをいただき、その半年後に海炭市に来ていただいたのです。


イベントは2日連続という嬉しい内容でした。
10/3(土)は講演会。
10/4(日)は映画上映とトークショー。


初日となる「川本三郎講演会『わが町から生まれる文学』」は、臥牛山の麓にあり、長い年月を経た事を感じさせる重厚なたたずまいの「函館市公民館」にて行う事が出来ました。

ギターとベースのデュオによるコンサートあり(終盤には実行委メンバーもボーカルとして参加!)。
町の風景などをスライド映像で映写しながらグランドピアノによる伴奏を加えての朗読。
この日のために製作したスペシャル版のメイキング映像の上映も行いました。

そして、いよいよ。
後半は川本三郎さんによる講演会です。
タイトルどおり、函館で生活する人達には「海炭市叙景」が特別な作品だという事などをお話しいただきました。
読んでいると風景が頭に浮かび。
気候なども実感として感じられ。
映画を見る時もすんなりと映像の街並みに入り込み、映画館を出てからも同じ風景が続いているぜいたく!

今だから言えますが。
「ここだけの話」として、当時はまだ発表すらされていなかった映画「マイ・バック・ページ」のお話もしていただきました。
原作者であり主人公である若き日の川本さんを妻夫木聡さんが演じる・・・とこっそり教えていただき会場中がざわめいてましたね。


2日目は「成瀬巳喜男 没後40年 川本三郎が語る『成瀬巳喜男と昭和の風景』」です。

監督・成瀬巳喜男、脚本・水木洋子、出演・田中絹代、香川京子、加東大介ほかの昭和27年作品「おかあさん」の上映と、トークショーです。
香川京子さんは落ち着いた日本のお母さんのイメージですが、いえいえこの作品は50数年前の撮影。
田中絹代さん演じる懸命なおかあさんをけなげに見つめる長女の役柄でした。

上映中はすすり泣く声もあちこちで。
終了後の川本さんトークは、やはりあたたかいトーンで穏やかに2日間のイベントを締めくくっていただきました。


このイベントが終了したあと、函館チームの地道な活動から、一気に具体的な準備をしつつ全国展開に広げるべく。
映画を作るための組織である「『海炭市叙景』製作委員会」が発足する事となります。




(続く)




そして。
前回のクイズの答えです。

「縦に切ったので1mのままだった」でした。


てへへ。
すぐに次っ!


「とってもおいしそうなのに、作りっぱなしでテーブルに運ばれないケーキってなーんだ?」

答えは次回のブログにてっ!


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kaitanshi at 21:16|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

足跡その46~想定外とは


2009年に入ってすぐに、ファミリーと言うべき集合体となった我々。
普通の家族とは逆に、行動を先行させながらお互いの人となりを発見する日々を重ねていきました。

予定していた冬の撮影スタート。
それは11~12月という年内スタートの構想を変更し、年明けから雪がなくなるまでの間という状況になってきました。

想定内です。
そうじゃない説明をたくさんしてしまったけど。
その点については誠意をもって対応いたします。





今から考えると。
「想定内」という言葉が脚光をあびた時期があったな。
強がりかもしれないけれど、信用に値すると思わせるなら・・・新しい道を切り開く事を目撃することになるな。
と思ったのです。

そして2011年3月11日以降は。
「想定外で仕方なかった」という言葉を数多く聞きました。
一般人でもその不安があったのに、プロフェッショナルにとってそれが想定外なら。
"己の能力のなさ"を言葉を変えて説明してるだけにしか聞えませんでした。

責任とは?
いさぎよさとは?


・・・すみません、脱線しましたね。






とにかく我々は、予定外の、予想外の事が起きた時に。
できるかぎり誠実に対応しようと思ったのです。
でも、そうならなかった場面も多々ありました。

たとえば市民キャストのオーディション時には。
予定を明確にお伝えしなかったとはいえ、5時間とか10時間という待ち時間となってしまった方もいらっしゃいました。
ほとんど、謝辞を伝えることしかできなかった事を、この場を借りてお詫び申し上げます。



合否のお知らせも、すぐに決定する予定が、撮影ギリギリまで決定できなかった役柄も・・・。
これは、我々がとても迷ったためです。
合否の連絡を待ち続けて、結果として落選になった方には大変申し訳ありませんでした。

ただ、連絡を待ち続ける結果となってしまった方は、他に役柄を作ってでも出演していただきたい・・・という存在感の方だったのです。

今回は縁がなかった、という言葉ではとても足りないくらい、海炭市民だったのです。



一期一会であるとは思っております。

けれども。

また何かの機会に再び、新しいものを生み出せるのではないかと、そう思って、願っております。



そんな、発見と反省の日々を重ねてきました。







(続く)






そして!
前回のクイズの答えです。

「親子丼」でした。
だって、親子丼は取りに行く(鶏肉)、ですものね。


さっ、次っ!

「長さ1mの木材を半分に切ったけど、50cmにはなりませんでした。なぜ?」

答えは次回のブログにて!

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kaitanshi at 02:22|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

2011年08月25日

足跡その45~パネル展を2連続で実施


今日は給料日という方も多いかも。
次と、その次の給料日が来たら、いよいよDVD発売です。

お小遣いをためなくては!


さて、その頃までに足跡をゴールさせるとなると。
やや急ぎ気味で振り返らなければ。

なるべく短めに、駆け足で振り返っていきますね。




2年前の8月末から9月にかけて、2ヶ所でパネル展を開催する事ができました。

8/30(日)は、函館山の麓「まちづくりセンター」でのNPOまつりに参加。
市内で様々な活動をしている方々と、その活動を見に来た方々にアピールさせていただきました。

1日おいて9/1(火)~11(金)は五稜郭タワーでの長期間パネル展です。
期間中には「海炭市叙景」に登場する音楽を再現するコンサートや、市内で演劇活動する団体「劇団G4」による朗読もステージで開催しました。

この朗読メンバーのおひとりの、その奥様が実は市民キャストとして映画に出演していただく事になるとは。
この時には、知るよしもありませんでした。




この間に、並行した動きもいろいろ。

・9/11のバル街は、イベント実施ではなく告知映像の上映と、飲み歩きながらの各自のPRのみに決定
・10月の川本三郎さん講演会の準備
・東京での脚本家(宇治田さんです!)も交えてのミーティング

などが、役割分担の上それぞれ動いていました。





(続く)




そして!
前回のクイズの答えです。

「ラッコ」でした。
デカイお腹終わる・・・でかいおなかおわる・・・(並べかえたら)おなかでかいおわる・・・お腹で貝を割る



坂井真紀さん、ご出産おめでとうございます!



さあ、次っ!

「カツ丼、天丼、親子丼。注文しても店員さんが持ってきてくれないのはどれ?」

答えは次回のブログにてっ!

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kaitanshi at 20:06|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

2011年08月24日

まもなくフランスの映画祭で上映


いよいよ来月となりました。
フランスでの映画祭で「海炭市叙景」が上映される予定です。
「carte blanche」・・・カート・ブランシェって発音で良いでしょうか?

まだ公式HPは昨年のままみたいです。


カート・ブランシェ公式HP
http://c-a-r-t-e-blanche.com/



別のweb紹介によると、日本の、しかも関西の映画人にスポットを当てる内容の様子。


現代日本映画番外編 関西からの声
http://www.mcjp.fr/francais/cinema/kansai-l-autre-cinema-japonais-282/kansai-l-autre-cinema-japonais




この中で「海炭市叙景」は、こう紹介されております。

Sketches of Kaitan City
海炭市叙景
(kai-tan shi jokei)
de Kazuyoshi Kumakiri / 2010 / 152’ / VOSTF /
Avec Mitsuki Tanimura, Pistol Takehara, Ryo Kase, Masaki Miura, Takashi Yamanaka, Kaho Minami

Cinq his-toi-res se croi-sent dans la ville de Kaitan, au nord du Japon.
Les tram-ways filent a tra-vers la vie des pro-ta-go-nis-tes qui conti-nuent a vivre tout en sachant ce qu’ils ont perdu, regrette ou pleure.
L’ensem-ble de ces evenements est peut-etre bien notre pro-pre his-toire... Le film, adapte d’un recueil de nou-vel-les de Yasushi Sato, est dou-ce-ment accom-pa-gne par la musi-que de Jim O’Rourke.

24/09 19h, 18/10 16h30



・・・フランス語ですね。
ためしに翻訳ソフトで後半部分を訳してみたらこうなりました。

「5つのhis-toi-res自身は、日本の北方に、海炭の都市のcroi-sentです。
 彼らが何を失ったかについてわかるか、残念に思われるか、大声で叫ばれる間、tram-waysは生きるためにtra-versにpro-ta-go-nis-tesの生命にそのconti-nuentを与えます。
 これらのイベントのensem-小麦は、よく多分我々のpro-pre his-toireであるでしょう ... 映画(ヤスシ・サトウのnou-vel-lesの編集の構成される)は、ジム・オルークのmusi-queによるdou-ce-ment accom-pa-gneです



「小説」とか「音楽」くらいは自分なりに更に訳せても、なかなかにチンプンカンプンではあります。
なんとなく、伝えたいニュアンスはわかる気もいたします。


おそらく、9/24の19:00からと、10/18の16:30から「海炭市叙景」が上映されるという事かと。
9/13~10/8の期間との情報があったのですが、変更になっているのかもしれません。

正確な情報が入り次第、お伝えいたします・・・すみません。





ちなみに、「海炭市叙景」が上映されるもうひとつの海外の映画祭、台湾の「高雄国際映画祭」はHPが2011バージョンに更新されたようです。
ただ、まだまだ整備中で、「海炭市叙景」にまつわる部分は今後のアップのようです。



2011高雄電影節 KAOHSIUNG FILM FESTIVAL 公式HP
http://www.kff.tw/


こちらも新しい事がわかりしだい、お伝えいたしますね。





そしてっ!
前回のクイズの答えです。

「鈍(にぶ)い」でした。

これらの言葉には、英語のアルファベットが隠されていたのです。


「ルビー」・・・「ルB」
「パーティー」・・・「パーT」

なので、「にぶい」は「にV」ですね。


なるほど、うんうん。

さあ、次っ!



我らが坂井真紀さんが、無事に女の子を出産されました!
おめでとうございます!
個人的に、坂井さんとは誕生日が1週間くらいしか違わない、ほんとの同世代なので感慨もひとしお!

長い妊娠期間を終えての、出産を記念したクイズです!


「『デカイ』『お腹』『終わる』この3つの言葉から生まれるのは、どんな動物?」


答えは次回のブログにて!



ドーヴィルの審査員特別賞




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2011年08月23日

来週末は、あの「黒船」イベント!


9/4(日)までもうすぐ!
来週末に、いよいよ「黒船2011」が開催されます!

実行委メンバーの小林一輝&浅水耕太コンビが手がけるビッグイベントです!!!

今年で3年目にして、年々パワーアップ。
いえ、パワーアップでは言葉が足りないくらいのスケールになっております!


スタッフにも実行委メンバーが多数。
出演者にも多数!

今年もGeorge-Kさんがやって来る!
函館からはPROZACCさんも!

このお2人、映画「海炭市叙景」では海炭ドックの労働組合で、組合員と執行部として火花を散らしました。

この黒船ではミュージシャンとしてステージに立ちます!




「HAKODATE黒船2011」

2011年9月4日(日)
開場 10:00
開演 11:00
終了 20:00

会場 : 函館港 緑の島(駐車場あり)※台数制限あり

主催・企画・制作 : 函館黒船地域活性化協議会

共催 : エフエム北海道

演出 : ズノーネットワークス

特別後援 : 函館市


お問い合わせ
函館黒船地域活性化協議会事務局
TEL 0138-35-7033
kurofune_h@yahoo.co.jp



TICKET
前売り¥5,500(当日¥6,500)
駐車場付前売り券¥6,500(枚数限定)

チケットぴあ[Pコード 145-055] 予約受付番号 0570-02-9999

ローソンチケット[Lコード 16901] 予約受付番号 0570-02-9999




--- LIVE ARTIST ---

青山テルマ
ET-KING
GIRL NEXT DOOR
キマグレン
JAMOSA
JAY'ED
Milky Bunny (益若つばさ)
A.F.R.O
George-K
PROZACC
Rihwa



--- GUEST MODEL ---

小森純
道端アンジェリカ
ユージ
青木伸輔
大竹麻代
春日潤也
高瀬洋子
chie
南部祐子
畑中奈緒美
MAKI
MICHEL
midori
森豪士
YAFUMI(LAID BACK OCEAN)
米澤早那(2011ミス・ユニバース・ジャパン 北海道)
上原英寿
norimasa
MACCO(2010黒船モデル)



黒船2011公式HP

http://www.kurofune-h.com/index.html

ブログ
http://ameblo.jp/kurofune-hakodate/




来週末、函館で楽しめるという方は、ぜひ!




「次第にざわつき出す組合員たち。
 不満の声がそこここから聞こえる。
 (進行係)『他に質問ないですか?』
 ふてぶてしい態度でゆらりと立ち上がる組合員2。
 (組合員2)『執行部が昇進と引き換えに会社の回答を飲んだって噂を聞いたんだけどな』」

(映画「海炭市叙景」台本より)






そしてっ。
前回のクイズの答えです。

「1文字かえると楽器になる」でした。

フルーツ・・・フルート
ピアス・・・ピアノ
お彼岸・・・オルガン
バター・・・ギター


なるほどっ!


それでは次っ!

「『ルビー』、『パーティー』と仲間になれる言葉はどっち?
『鋭(するど)い』or『鈍(にぶ)い』」

答えは次回のブログにてっ!

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2011年08月22日

DVDを作っています


映画「海炭市叙景」は、映画館で見ることを大前提に製作いたしました。

将来、TV放送された時に、お茶の間でご飯を食べながら鑑賞する方がいたとしたら。
その感想が「ちっとも面白くなかった」というものであっても、いたしかたないと思っております。
できれば、物語の世界にどっぷりと浸れる環境で見ていただければ幸い。



そして。

どっぷりと浸れる環境で見ていただいた場合や。
すでに、劇場で見ていただいた方からいただいた感想も、同じものが多々ある事とも思います。
その場合は、御期待にそえず申し訳ありません。




しかしこの作品は、まぎれもなくひとつの世界観を表現できていると自負しております。

見終わったあとに、もし少しでも何かが体の中に存在していたら。
もしくは後年に再び見ていただいた時に何かを感じていただけたら。

それが作った我々の願いです。




相反するようですが。
少しでも多くの方に見ていただけるように。
また、見ていただいた方からのご要望にもお応えいたしたく。

DVDを作っております。



TV画面で見ることを前提として画像を調整し。
特典も考えております。

すでに特典に関するリクエストを多数いただいております。
ひょっとして、いくつかはご希望にお応えできるかも!


発表できるまで、もう少々お待ちください。



DVD発売日はさまざま情報がありますが、11/3で最終確定しております。
また、いろいろと内容に関して情報が飛び交っておりますが、まだプラスアルファなど変更がありそうです。
確定ししだいお伝えいたします!

とりあえず、今の時点で言える確定内容としては。

DVD BOX ¥5,800
Blu-ray BOX¥6,800
 ※特典DVD付き ポストカード
 
DVD通常¥3,800
Bluray¥4,800


特典内容に関しては、最終確定をお待ちくださいませ。


この物語が、様々な形で長く愛されるよう、これからも尽力いたします。





そして。
前回のクイズの答えです。

「羽毛布団(産もう布団)」でした。



さあ。
すぐに次っ!

「フルーツ、ピアス、お彼岸、バター
共通するのは、どんな事?」

答えは次回のブログにてっ!

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足跡その44~2年前の現状


ちょうど2年前の7~8月のミーティング資料などを見ております。

この頃に、メインキャストの方々の名前が挙がってきました。
「ええっ本当?」と、その名前を聞いて実行委メンバー全員が盛り上がりました!

できれば8月末までには、メインキャストとして発表できるよう確定のお返事を頂きたいな、という展開。


撮影クルーとなる方の、いま市内映画館で見られる作品なども調べ、どんどんクランクインに向けて動き出している実感が出てきたのです。



また、日本映画をとりまく現状も勉強しました。
我々でもその名を耳にしたことがある有名な配給会社も、経営的には苦しい状況だという事を知ったり。
映画DVDが以前よりは販売数が下ってきていたり。



いずれにせよ。
急いで大きな額の製作資金を集めなければいけない事に変わりはありません。


8月末の「NPOまつり」と「パネル展&朗読・音楽イベント」でアピールし、役割分担をしての募金活動スケジュールを詰めていきました。



(続く)




そして。
前回のクイズの答えです。

「こうもり(子守り)」でした。

・・・ちょっと苦しい?



さっ。
次いってみよう!

「妊婦さんが安産のお守りに使う布団ってどんなの?」

答えは次回のブログにてっ!

画像 001実行委2009,10




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2011年08月20日

海炭市民をTVで見る


「深夜食堂」が復活!
小林薫さん主演のTVシリーズ「深夜食堂」のパート2が、10月から放送になります!
曜日や時間帯はまだ未定ですが、「マイ・バック・ページ」の余韻も残りまくる山下敦弘監督などが再びメガホンを取るみたい!
山中崇さんや、あがた森魚さんなど、海炭市民が多数出演している物語。
バターライスや、単なるインスタントのラーメンがとても恋しくなります。

http://www.meshiya.tv/


ものすごく、とっても楽しみにしております。





そして、谷村美月さんはNHK総合の「サラリーマンNEO」にまたまた登場っ!
8/23(火)の22:55からです。
やはり、ギャル社長ではないキャラクターかも・・・前回の熱い新入社員の続編???

http://www.nhk.or.jp/neo/

9月以降もTVに映画に大変な忙しさみたい。
関西のみのオンエアもあるみたいですが、北海道でも放送してもらえないでしょうか・・・。
後日でもかまいません。
ぜひ、なにとぞ、なんとかお願いいたします!





更に、加瀬亮さんは大好評のTVドラマ「SPEC」のTVスペシャルと映画版の撮影の日々の様子。
ものすごく待ち遠しいです。
とんでもない展開になってるみたいです。

海炭市民の加瀬さんや、「アウトレイジ」などの人物像に近い役柄かも。
個人的には、「ジャッカルの日」のエドワード・フォックスや、「ナイト・ホークス」のルトガー・ハウアーのような役柄を見てみたいです。
そんな企画があるなら、ぜひ実現してほしい!

http://www.tbs.co.jp/spec2010/news/#news-m-24




今のところ、コンスタントに毎週お目にかかれるのは、南果歩さんの連続ドラマ「IS[アイエス]~男でも女でもない性~」ですね。

http://www.tv-tokyo.co.jp/is/


まったくもって個人的な想いなのですが、80年代終わりくらいに笑福亭鶴瓶さんのトーク番組に出演したオンエアを見て一目ぼれいたしました。
パジャマ姿で、浮かぶ風船をまとっての登場。
受け答えのピュアさにノックアウトでした。

そして、それは今のトーク番組出演時でもまったく同じ印象なのです!

ぜひ、末長く、よろしくお願いいたします。







そしてっ。
前回のクイズの答えです。

「タイヤ」でした。
時がたつほど磨耗しつつ、磨かれてスベスベになるのですよね。



さあ、次っ!

「赤ん坊の世話がとっても好きな鳥は?」

答えは次回のブログにてっ。

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2011年08月19日

大阪でも9月に上映!


東京、フランス、韓国のほか。
大阪でも9月に上映されます!


千里セルシーシアター

上映期間 : 9/16(金)~
住所 : 大阪府豊中市 新千里東町1-5-2 千里中央セルシーB1F
 北大阪急行(地下鉄御堂筋線) 千里中央駅下車、南出口すぐ(梅田より約20分)
 大阪モノレール 千里中央駅下車徒歩1分(大阪空港駅より約13分)
Tel. : 06-6831-1231

http://selcy-theater.com/





なかなか上映劇場の情報をつかめず、皆様に教えていただくことも多い日々・・・すみません、そして大感謝。
チーム海炭市の分業制度の中、手が回らないため連絡が行き届かず、失礼な状態のままになっている方も多いかもしれません。

この場を借りてお詫びいたします。



たとえば我々の中でも。

公式HPのトップページの上から数えてすぐの部分。
「北海道配給 シネマアリス」とありますが。
これは「シネマアイリス」のミスプリントです。

すぐに直ると思いつつ今日までこのまま・・・。



ほかにも、実は。
映画のクレジットの中で、製作が「『海炭市叙景』製作実行委員会」となっております。

これは架空の名称・・・。
函館で最初に立ち上げた「映画『海炭市叙景』製作実行委員会」と。
映画を作るための組織「『海炭市叙景』製作委員会」が、ごちゃまぜになってしまっています・・・。

チラシなどにも、この間違えた名称で記載されておりまして、大変お恥ずかしい状況です。


いくら忙しいとはいえ。
深く反省しております。
我々の内部での連絡不行き届きによるものなのですから。

今後、リカバリーできる機会があれば。
全力でカバーしたいと思っております。


こんな我々ですが、今後とも何卒よろしくお願いいたします。







そして。
前回のクイズの答えです。

「床屋さん」でした。
刈った(買った)ものは、持って帰らず置いていきますものね。


さあっ次っ!

「年を重ねるほど、お肌のシワがなくなってツルツルになるってなーんだ?」


答えは次回のブログにてっ。

20100219撮影4日目21




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2011年08月18日

足跡その43~夏から秋の期間でやれる事


2009年の7月に街頭募金を行い。
夏祭りやお盆の時期をはさんで8月後半にミーティングを行ないました。

まだまだ製作資金は足りなくて。
函館チームで2,000万円を集めるとすれば。
この冬の撮影開始までの間に達成するには大きな行動が必要・・・という状況です。

大口協賛や助成金申請などは、私が担当となりました。
そのほか、個別に各メンバーが飛び込営業のような協賛お願いに走り回り。
函館周辺のみならず、全国・海外へのアプローチも考え。



そして重要なのは、こういう映画を作るためにあなたの力が必要です!というアピールです。
まだまだこのプロジェクトを知らない、という方のほうが函館だけでも圧倒的に多いはず。
知っていただけたら協力をしてもらえるに違いない・・・根拠もなく、というかそういう思いを持っていないとこの金額は集められません。



イベントでアピールできるところに参加!
・・・8月末の「NPOまつり」でスペースをいただく。
・・・9月の人気イベント「バル街」でスペースをいただく

自主イベント
・・・9月上旬に、観光客が多く訪れる五稜郭タワーで紹介パネル展開催
・・・10月に川本三郎さんをお招きしての講演会開催



次の3ヶ月で上記アピールを行い、冬のクランクインまでに資金調達をするという事で方向を統一しました。

ここから、個人個人の力が更に発揮される展開となっていったのです。




(続く)




そして!
前回のクイズの答えです。

「柿(夏季)」
でした。



さあ、次っ!

「買い物をしても、そのものを置いてきてしまうのは何屋さん?」

答えは次回のブログにて!

R1023649




kaitanshi at 20:28|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

東京、フランス、台湾での上映


11月のDVD発売を前に。
まだスクリーンで上映していただける劇場があります。

現在は、函館のシネマアイリスで上映中。
8/19(金)まで、行けるという方はお急ぎください!




函館市民映画館シネマアイリス

~8/19(金)
住所 : 北海道函館市 本町22-11(グリーンエステート1F)
Tel. : 0138-31-6761
料金 : 1,000円開放!
http://www.cinemairis.com/





そして9月には東京の2ヶ所でも!




新文芸坐

上映期間 : 9/4(日)~8(木)
住所 : 東京都豊島区 東池袋1-43-5 マルハン池袋ビル3F (JR池袋駅東口徒歩3分)
Tel.  : 03-3971-9422
料金 : 一般1,300円、学生1,200円、友の会1,000円、シニア・身障者・小学生以下(3歳以上)1,000円、ラスト1本800円
 ※作品により変動する場合があります

http://www.shin-bungeiza.com/
 ※最新のコラムでも「海炭市叙景」とフィルムでの上映について語られてます





キネカ大森

上映期間 : 9/10(土)~16(金)
住所 : 東京都品川区 南大井6-27-25 西友大森店5階
Tel.  : 03-3762-6000
料金 : 一般1,300円、学生(小学生~大学生)1,000円、シニア1,000円、ラスト一本800円
 ※作品により変動する場合があります

http://www.ttcg.jp/cineka_omori/comingsoon#i16968


加瀬亮さん主演「それでもボクはやってない」との2本立て上映!








海外でも!
9月はフランス、10月は台湾での映画祭での上映を予定しております。


「Carte Blanche」パリ (9/13~10/8)
※熊切監督作品「鬼畜大宴会」も上映予定
 


「高雄国際映画祭」台湾(10/21~11/6)




どちらも今年の公式HPがまだ公開されていないようです。
情報が入り次第お伝えいたします!



 


そしてっ!
前回のクイズの答えです。

「洗濯」でした。
どれかひとつを・・・とりあえず選択(洗濯)したのですね。


さあ、すぐに次っ!

「秋に旬になるのに、夏の名前がついている果物ってなーんだ?」

答えは次回のブログにてっ。

CIMG3146座席




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2011年08月16日

足跡その42~街頭募金での出会い


街頭募金を行なったのは、2009年7月26日でした。

前日は強い雨。
きれいな朝焼けで始まったその日は、午前7時頃には小雨が降ってくる寒い朝。
そして募金スタートとなるお昼12時から終了の午後2時は、陽射しこそ強くはなかったものの、蒸し暑い初夏の気候となりました。


この日はじめてイベント参加した実行委メンバーが複数いて。
仕事で街頭募金のすぐ近くにいたメンバーも。
丸井の前での募金を、札幌の丸井と勘違いしたメンバー(札幌在住)も・・・この方はその後、「海炭市叙景」文庫化の大きなきっかけを作り出すことになります。

はじめての集まりから半年たったこの日。
進み続けるごとに仲間が増えていく実感がありました。




そして、募金活動は更なる出会いの場でもあったのです。


道路の反対側から、募金するためだけに信号を渡って来てくれた方。
チラシ配布を申し出てくれた方。
応援の声をかけてくれた方。
チラシを渡そうとしたら「もう知ってるからいいよ」と言ってくれた方。


とても多くの方に、様々な形で応援の気持ちをいただきました。
この場を借りて、あらためて感謝申し上げます。




この試みでは、製作資金となる募金と共に、とてもたくさんの想いを感じさせていただきました。

これはきっと、良い形に成熟するに違いない。
たとえ製作資金が倍になっても、きっと完成させる事ができる。

そう感じました。






(続く)






そしてっ。
前回のクイズの答えです。

「潜水艦(センスいかん)」でした。


さ、次っ!

「出かける前に。
洗う食器がたくさん、汚れた衣服もたくさん、ちらかった子供のおもちゃもたくさん。
とりあえずひとつだけでも・・・。
さて、この人はどの家事を選んだでしょう」

答えは次回のブログにて。

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kaitanshi at 22:11|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

2011年08月15日

足跡その41~手続きがやっと完了


とりあえず手続きのために訪れた中央警察署。
準備不足が多々ありました。

・添付する募金予定場所の地図は、同じものが2枚必要
・同じく添付する「団体の活動を証明する作成物」としての募金呼びかけチラシも2枚
・印鑑は代表者のもので、シャチハタはダメ



これじゃあいけない、と家に書類を持ち帰り、翌日に再チャレンジです。
実行委員長のもとへ行って2枚の書類にハンコもいただき。
でも、ひょっとして、何か書き直しになったら困ると思い、念のためハンコをお借りしました。

そして翌日。
仕事の休み時間を利用して中央署へ。

ああ、しかし、なんと!




窓口にはお昼休みがあったのです。

え、ええっ!



窓口があく時間と、会社まで戻るための所要時間を計算し、これは座らずに窓口の前で立って待たねば・・・なんて展開。
一番に書類を提出したら、なるべく最高の笑顔で、窓口のお姉さんにサササッと気持ちよく受付完了にしてもらわなきゃいけません。




さあ、窓口再開!
もちろんトップバッターで書類提出!
うんうん、大丈夫そう。

そしてお姉さん。
「はい、書類は大丈夫です。
では、隣の窓口で収入印紙2,500円ぶんを購入してここに貼り付けて、もう一度こちらに持ってきてください。」



え、え、えええっ!



手持ちの財布には、そこまでお金が入っていないような・・・。
できるかぎりのポーカーフェイスで「わかりました」と答えてささっと移動。
所持金をさりげなく大急ぎで確認すると、ギリギリセーフでした。

見た目はゆったり、しかし内心は大急ぎで収入印紙を購入。
書類を提出し、ダッシュで会社に戻ってこれまたギリギリセーフ。

結果的に書類提出は実施5日前。
了承が出たのは2日前という状況でした。



提出時の、ひとり相撲のドキドキを誰にも知られることなく、街頭募金の日を迎えました。




(続く)




そして。
前回のクイズの答えです。

「サイズが大きかった。
部下が2人だったので、ブカブカ(部下部下)だったから」

というわけでした。



すぐに次っ!

「どんな服を着ても”趣味がよくない”と言われてしまうのは、どんな乗り物?」


答えは次回のブログにてっ!

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kaitanshi at 21:24|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

2011年08月14日

足跡その40~街頭募金の手続き方法を問い合わせたら


アピールだ!
函館市民の手による、函館の街をモデルとした、函館の作家が作り上げた物語を映画化!

これまでの手法とは別な事をしなければ。
これまで届かなかった方々に、プロジェクトの存在を知っていただかなければ。


街頭募金を考えました。
やるなら函館の一等地で!

なら、本町の丸井デパート前です。

首都圏にある丸井とは別の、函館の老舗「丸井今井デパート」です。
「丸井さん」と親しみを込めて呼ばれるデパート。
やるなら、ここの前にて!


というわけで、街頭募金の許可をどうすれば取れるのか分からず、道路だから警察だ!と思い電話をかけてみました。
「道路使用許可申請書」に、必要事項を記入。
使用したい場所の地図も必要なのだそうです。

急いで函館中央警察署に行って、書類を作ろうと思ったのですが、その日だけでは手続きは終わりませんでした。




(続く)




そして。
前回のクイズの答えです。

「ウグイス」でした。


・・・ベタですね。
さあっ、次っ!

「会社の新人が2人やって来たけど、制服のサイズが全然あってないみたい。
さて、サイズは大きかった?小さかった?」

答えは次回のブログにてっ!

8mm撮影at漁港




kaitanshi at 21:57|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

2011年08月13日

足跡その39~発足4ヶ月目からの展開


最初の3ヶ月を終え、想像以上に映画化への反応がある事がわかりました。

佐藤泰志のために。
函館の文化のために。
函館ロケの映画のために。
知人にお願いされたから募金。

まあ、様々な理由があるのかと。


とはいえ、実際の映画化にはまだまだ製作資金が足りないのが現状。
もっと様々な方々に、このプロジェクトを知っていただければ実現の道が具体的に見えてきます。



イベント実施と既存のものへの参加

・川本三郎さんを招いてのイベント実施
・8月の「NPOまつり」への参加
・12月の函館市文学館イベント「文学の夕べ」への参加


そして、7月のうちにすぐ実行できる事として。

・街頭での募金活動
・「海炭市通信」第2号の発行
・ブログの立ち上げ

も行ないました。


当ブログはこの時にスタートさせました。
実行委ホームページはあったものの、なかなか記載できる新しいニュースの頻度を上げられず・・・。
素人集団の映画作り奮闘の舞台裏的なもので、何かの興味のきっかけになればという、「やれる事は全部やる」のひとつでした。
そして、通信のweb版のようなツールもあれば良いな、という思いと。

気がつけば上映開始後も続けて、まもなくスタートから25ヶ月。
DVD発売までは続けようと思っております。

それまでに、思い起こしながら足跡を残していきます。




(続く)




そして。
前回のクイズの答えです。

「オートロック(王、トロを食う)」でした。


・・・強引?

ではすぐに次っ!


「空を見ろ!
イスが飛んでるっ!
さて、どんなイス?」

答えは次回のブログにて。

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kaitanshi at 20:57|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

2011年08月12日

足跡その38~製作費が倍の構想に?!ウソでしょ!


実行委メンバーのつながりだけでは、到底1,000万円には達しないと思われた2009年6月。
しかし、実は。

「この映画はとても素晴らしいものになる手ごたえがある。なので、規模的にも倍の予算というスケールでやるべきだ。」

という意見が出てきました。
まずは東京チームで2,000万を集める。
函館でも同じ規模を集め、この作品にふさわしい(と言っても、充分「低予算」の金額ではあります)スケールにしたい。



我々にとってはチンプンカンプン。
2,000万円で作る映画と、4,000万円で作る映画。
どのくらい違うか、どちらもすでに想像できない大きな金額なのですから。

今から振り返ると。
結果的には更に大きな規模の金額となりました。
そしてお金以外の労力や食材の協賛を多数いただき、東京から来てくれたスタッフの考えられない負担もあり。
額面以上の密度になっている手ごたえ。

たぶん億単位のスケールで作り上げたのではないかと、勝手な想像をしております。




そして、その時は。
「もしお金を集められそうになかったら、最初の構想に戻そう。まずはやれるだけやってみよう」という、なかば強引なとりまとめでした。



一番の不安は。
「また何ヶ月か経ったら、更に規模を拡大して3,000万集めたい・・・なんて事にもなるのかも」というような事でした。

でも。
まずは。

函館チームで2,000万円を集めるための作戦をたてました。
1万円づつで2千件の協賛。
5万、10万という大きなものもあると信じて、まずは市内の企業や病院をかたっぱしからリストアップ。
でも、そのすべてを限られた人数の実行委でお願いには行けないので、ちょっとでも関わりがありそうなところから各メンバーがお願いに動き回りました。





函館で作ることに意義がある映画。
地元のために力を貸してくれそうな方々はどこに?

まったくの主婦である実行委メンバーまで、飛び込み営業をするという日々が始まったのです。







「『今度は夏にこよう。あちこち案内する』
『あのね』
『なんだい』
『あんたは今にきっといい小説が書けるわ』」

(青い空の下の海 from 「海炭市叙景」 / 佐藤泰志)







(続く)





そして。
前回のクイズの答えです。

「ピーナツ(ピー夏)」でした。


・・・ちょっと苦しい?
さあさあっ、すぐに次!


「王様がマンションに引っ越した!
どんなマンションかきいてみたら、”おすし屋さんでトロを食べてるときみたい”。
んっ?
さて、どんな特長のマンションでしょう」

言っておきますが、単なるダジャレ(今回もちょっと苦しい?)です。
答えは次回のブログにてっ!

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kaitanshi at 20:03|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

2011年08月11日

足跡その37~募金活動


実行委発足後に、監督とプロデューサーのトークショー、バル街イベントに参加、岡崎武志さんの講演会を実施しました。

そして、この後は本格的に映画製作資金を集めるための活動に入ります。


実は岡崎さんの講演会の翌日に、2基ある函館ドックのゴライアスクレーンのうちの1基が撤去されました。
残りの1基も、その1週間後に撤去。
2009年6月の印象的な出来事です。


その様子は、実行委メンバーがそれぞれ持っている、市販されているビデオカメラなどの一般機材で撮影しました。


しかし、その感慨にひたる間もなく、映画製作のための活動はどんどん活発になっていきました。
関係のありそうな方々、知人友人、文化的事業に理解を示してくれそうな団体・個人。

想像力をフル回転してのリスト作り。

そして、街頭募金の計画もすすめられました。




(続く)




そしてっ。
前回のクイズの答えです。

「家具売り場(嗅ぐ売り場)」でした。


さっ。
次っ!


「暑い夏、食べ過ぎるとお腹の調子が良くない事になってしまう食べ物は?」

答えは次回のブログにてっ!

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kaitanshi at 21:28|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

足跡その36~岡崎武志さんの講演会

2009年6月20日に実施したイベントのタイトルは
「本を好きになる 佐藤泰志を好きになる」

でした。

書評家の岡崎武志さんを迎えての講演会が実現!



講演の前には、実行委メンバーによる朗読も行ないました。
JAZZやボブ・ディランをBGMに「まだ若い廃墟」「一滴のあこがれ」を選択。
この朗読は、以後いろいろな場所で行っていくことになります。



岡崎さんは、古い函館の電話帳を古書店から見つけ出してきてくれました。
お店の名前の傾向や、職種ごとの掲載店舗数から当時の様子を想像したり、とても面白いお話に引き込まれっぱなし。


とてもリラックスした雰囲気のイベントとなりました。
前途洋洋という気持ちにしていただいた。
そんな1日だったのです。


「今、若者が読むなら佐藤泰志だ。
描かれている若者の焦燥感は読み手の心に必ず突き刺さってくる。

映画化は東京の関係者も喜んでいる。
絶対いい映画になる。
映画化されれば文庫化されるなど雪だるま式に広がる。
ただ、最初の雪玉を転がすのは函館の人たち。
できることは何でもする。
そして、皆で完成した映画を函館で観よう。」

(講演会にて、岡崎武志さんのコメント)





(続く)




そしてっ。
前回のクイズの答えです。

「明るかった(あ、軽かった)」
でした!


さあ、次っ!


「ニオイが気になる人が、デパートでまず行く場所は?」

答えは次回のブログにてっ。

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2011年08月10日

足跡その35~イベント会場


2009年6月の岡崎武志さんの講演会の会場は、海沿いに建っている函館市勤労者総合福祉センター、通称「サン・リフレ函館」に決定しました。

労働を描き続けた佐藤泰志をテーマにした講演会にはぴったりかと。

大森浜は、砂山やバラックがあった場所。
そこにある啄木小公園から、もう少し函館山方面に進んだところにサン・リフレは位置しています。

以前、とある中学校があった場所です。




佐藤泰志が通った函館市立旭中学校は、1947年(昭和22年)という戦後間もない頃に建てられました。
1992年(平成4年)の3月末に、周辺の潮見中、新川中と統合され、1年後に新川中の校舎を使用しての新しい名前「宇賀の浦中学校」としてスタートする事になります。

佐藤泰志はその旭中に通っていました。
読書クラブに所属していて、3年生の時の部長時代に読書感想文を書きました。
その、「『赤蛙』を読んで」が、第10回北海道青少年読書感想文コンクールに入選したのです。


平成の時代に入り、統合後。
旭中の校舎は取り壊され、その場所には新しい建物が作られました。


それが、函館市勤労者総合福祉センター、通称「サン・リフレ函館」です。




佐藤泰志の母校があった場所。
そして、その母校は当実行委の菅原実行委員長の母校でもあったのです。

我々は、その場所を会場に選びました。
その建物での、「海炭市叙景」の映画化のためのイベントが実現したのが2009年6月。
実行委発足から3ヶ月目でした。




「この辺一体はバラック群がひしめき、周囲は砂山だったのだ。
 子供の頃には近づかなかった。」

(そこのみにて光り輝く / 佐藤泰志)




(続く)





そして。
前回のクイズの答えです。

「白」でした。
だって城(しろ)ですものね。



さあ、次っ!

「びっくりするくらい軽量化された電灯。
ほかにどんな特徴がある?」


答えは次回のブログにて。

画像 004(大きい画像)




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2011年08月09日

足跡その34~スタートから3ヶ月


実行委発足から3ヶ月。
その6月は、日々の活動内容が充実していく総決算のような月でした。


ミーティングの開催。
佐藤泰志夫人の喜美子さんに函館に来ていただいての懇談。
地元ラジオ局へのPR出演。
書評家・岡崎武志さんの講演会イベント。
函館ドックのゴライアスクレーン撤去。


岡崎さんのイベントでは、会場もゆかりある場所を選んだり、実行委による朗読を準備したり。
忙しいながらも、まさに充実した日々を過ごすことになりました。




(続く)




そして。
前回のクイズの答えです。

「チョコ」でした。
ちょこっとしかないんですよね。


さあ、次っ!


「道南の城といえば松前城。
さて、色は何色?」

答えは次回のブログにて!

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2011年08月08日

足跡その33~「海炭市通信」第1号


2009年5月18日付で、映画製作の進行状況をお伝えする「海炭市通信」の第1号が発行されました。


監督とプロデューサーによるロケハンの様子。
お2人の紹介と監督インタビュー。
「佐藤泰志~復活の軌跡」と題した人物像を綴る連載の第1回。
バル街イベントの様子紹介。
実行委メンバーのコメント、実行委参加の呼びかけ。
募金協力のお願い。
今後のイベント(岡崎武志さんの講演会)告知。


6ページの内容で原稿を作り、校正し、印刷し、折り込み、封筒に詰め、一定額の募金をいただいた方に郵送。

メインで製作を担当したスタッフは、ものすごく大変な作業となりました。
校正が終わり印刷できる段階になった時の、ほっとした表情といったら!



定期的に発行する計画の、この「海炭市通信」は、その度に発行数がどんどん増えていく嬉しい悲鳴をあげる事となっていきます。





「登山メンバーは午前3時半に山の駐車場を出発し、真っ暗な道を黙々と歩くこと約40分で展望台に到着。
 寒さに震えながらしばし待つと、光り輝く太陽が恵山方面の雲間からぽっかりと顔を出し、空と海を赤く染めていった。
 この幻想的な情景を見詰めていた熊切監督は原作のシーンを思い出し、『朝日を見ると本当に皆黙り込むんですね』と話していた」

(「海炭市通信」第1号)






(続く)




そして。
前回のクイズの答えです。

「金曜と土曜」でした。
土禁(土金)ですものね。

・・・ん、土禁(土足禁止)って、全国どこでも通じる言葉じゃないかも?
だとしたら失礼しました。



さあ、次っ!

「少ししかない3時のおやつってなーんだ?」

答えは次回のブログにてっ。

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最初のロケハン(2009,4,5)で見た日の出です。




kaitanshi at 06:41|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

2011年08月07日

来月、東京でも上映!


来月、東京でも「海炭市叙景」が上映されます。

しかも!
加瀬亮さん主演「それでもボクはやってない」との2本立て上映!
キネカ大森での、過去の上映作品を2本立て&お得な料金にてご鑑賞頂く”名画座”上映なのです!






キネカ大森

上映期間 : 2011,9,10(土)~16(金)
住所 : 東京都品川区 南大井6-27-25 西友大森店5階
Tel.  : 03-3762-6000
Eメール :
theatre_oomori@ttcg.jp
料金 : 一般1,300円、学生(小学生~大学生)1,000円、シニア1,000円、ラスト一本800円
 ※作品により変動する場合があります

http://www.ttcg.jp/cineka_omori/comingsoon#i16968





どちらも2時間を越える作品。
加瀬亮さんの正反対の役柄にどっぷり浸る約5時間です。

来月、1週間だけの上映。
行けるという方は、DVD発売直前にスクリーンでぜひご覧くださいませ。






そしてっ。
前回のクイズの答えです。

「食パン」でした。
なぜなら、耳があったので。

なるほどっ!
さあ、次っ!


「1週間のうち、靴を脱がなければならないのは何曜日と何曜日?」

答えは次回のブログにてっ。

20100224撮影9日目1




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2011年08月06日

海炭市で映画「海炭市叙景」を見る


再アンコール上映です!
8/6(土)からの2週間、地元での再アンコール上映が始まるのです!

しかも、なんと、1,000円開放!

函館・シネマアイリスにて。
11:25からの1回上映。
http://www.cinemairis.com/schedule_1.htm


クリスマス前から春にかけての海炭市を、ぜひご覧ください。



ちなみに、この時期。
シネマアイリスでは「さや侍」も上映しています。

「海炭市叙景」で兄妹の兄を演じた竹原ピストルさんが、終盤でキーマンとなる役を演じております。
撮影&照明は、近藤&藤井のチーム海炭市。
撮影助手も、メイキング(こちらはDVDの特典でしょうか?)もチーム海炭市。
ほかにもテロップを見逃しただけで、誰かがかかわっていそうな予感です。


合わせて見てみると、とても感慨深いかと思います。
特に、照明によって人の表情やシーンの雰囲気が変わるのは、はっきりわかる部分と、2回3回見て「ひょっとして照明の仕事によるものか」と気付く部分と・・・その丁寧さとさりげなささに感嘆しきりです。

わたくし、映画製作を垣間見てから、そういった目線があきらかに違っていると自覚しております。




なんにせよ。
2週間は、スクリーンで海炭市民が「海炭市叙景」を見られるチャンス!

観光・里帰りの方もチャンス!という季節です。


ぜひぜひ、ご覧くださいませ。



そうそう。
シネマアイリスには、さりげなくハートが存在しております。

見つけてっ!





そして。
前回のクイズの答えです。

「レインコート」ですよね、やっぱり。


すみませんっ!
すぐ次っ!


「パン屋さんで『おーい』と言ったら返事が返ってきた。
さて、それは何パン?」

こたえは次回のブログにて。

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2011年08月04日

足跡その32~撮影の合間にロケハン


2009年5月の、4日間の撮影。
その合間に、あちこちをロケハンで動き回りました。

たとえば函館ドックのあちこち。
歴史ある建物のため、玄関も廊下も食堂もすべてが創作意欲をかきたてる味わいだったのです。

トイレをお借りしたときも。
「このトイレだけで、映画が1本作れるな」なんて状況でした。


このほか、様々な場所に移動して函館山を探します。
小説「海炭市叙景」では、冒頭の物語「まだ若い廃墟」で山が出てきて、そのあとの様々なストーリーの舞台となる場所でもその山が見えています。

異なる登場人物のストーリーの中で、見え方を変えながらも存在感を示す山。

映画でも、最初のチラシのメインビジュアルに選ばれるなど、海炭市民を見つめる山が重要なモチーフとなっています。
そのイメージをロケハンで探りました。



ここからほぼ2ヶ月。
このロケハンもふまえての脚本第1稿が送られてくることになります。





「ひっきりなしに揺れる電車の中でもずっと何かがひっかかっていたのだけれど、どうして僕はあの山に魅きつけられているのだろう。
 冬の陽は真上に来ている。」

( 一滴のあこがれ from 「海炭市叙景」 / 佐藤泰志)





(続く)




そしてっ!
前回のクイズの答えです。

「化粧室(毛・消失)」でした。


ほぉ。


さて、次っ!

「犬はドッグ、鳥はバード、ならばカッパは?」


答えは次回のブログにて!

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kaitanshi at 22:28|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

2011年08月03日

足跡その31~撮影に必要なものの確認


はじめての撮影では、色々な事を山のように気付かされました。

まず、「これがあれば良かった」というアイテムが、ものすごくたくさんあったのです。



いちばん欲しかったのは「防寒具」でした。
5月の函館。
このくらいの気温だろうな・・・とわかりきっていた地元チーム。


けれども我々は、函館ドックを吹き抜ける浜風の冷たさを理解していませんでした。


初日は曇り空で、たまに小雨が降る天候。
そこに強烈な風が吹いて、体感気温がぐっと下るのです。
せいぜいバスタオルくらいしか持ってなくて、ブルブル震えながらの初日でした。

翌日以降、車にはあたたかい上着・セーターなどを常に積むようになりました。



ほかに常備したものは。

・懐中電灯
・傘
・電池式の携帯充電器(まあ、携帯電話を使う頻度の高いことといったら!)
・ガムテープやロープや工具箱
・カイロ



しかし何より必要性を感じたのは。

困ったときに頼りになる知人・友人でした。



あれが欲しい、これが欲しいという時に。
あの人なら何とかしてくれるかもって存在。

全ての工程が終了するまでずっとそうでした。
いや、ひょっとしたら今でも。
そういう存在に助けられています。



実行委メンバーの人数分だけ、そういった心強い存在に助けを求める選択肢が広がったのだと思います。

我々の財産は、やはり”人”なのです。
とても強く実感した映画製作の日々でした。





「トキは、そうだ、そうだ、と嫁の言葉に頷いた。
 いい嫁だ。
 昨日の会話をきいて、トキはひどく安心した。」

( ネコを抱いた婆さん from 「海炭市叙景」 / 佐藤泰志 )






(続く)







そして!
前回のクイズの答えです。

「むすこ」でした。

お子さん(起こさん)ですものね。



さ、次っ!!!

「その部屋に入ると、スキンヘッドになってしまうんだって!
さて、どんな部屋?」

答えは次回のブログにてっ。

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kaitanshi at 21:20|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 足跡 

2011年08月02日

足跡その30~撮影スタート!


8mmでの撮影は、函館ドックからスタートしました。

ドックのゴライアスクレーンを映像に残すこと。
「あの頃、ゴライアスクレーンがあった」という映像にするため、あえて8mmの質感での撮影です。


私、初日は仕事を終えてから撮影現場に途中合流いたしました。
どんな感じかな、と思いつつ到着。
広い敷地内を移動し、撮影場所を見つけました。

スタートから同行した実行委メンバーに聞いてみると。

「監督がノリノリで。
色々な場所のシチュエーションからストーリーを作って、その都度いろいろな角度で撮影している!
何かが創りだされる瞬間を目撃してるよ!」
と、興奮気味に教えてもらいました。

子役の存在感がすごかったこと。
函館ドックの建物がかもしだす長い年月を重ねた重量感。
感性を刺激する目前の空気感。

・・・かなり大げさに言ってるかもしれませんが、熊切監督の創造性が発揮された今回の撮影は、猛スピードで様々な場所を移動しながら設定を指定しての撮影の連続。
結局は2日間では終わらず、もう1日延長される事となりました。

どのくらい本編に使われるのか聞いたところ。
「うーん、30秒か40秒くらいかも。」



え、ええっ!

映画作りの規模の感覚を、少しづつ学ぶ第一歩となりました。






「でも、海炭市で今日、その中に出てくる少女と再会できるとは思わなかった。
 文句なしだ。」

( 一滴のあこがれ from 「海炭市叙景」 / 佐藤泰志 )





そしてっ!

前回のクイズの答えです。

「花火」でした!


さあ、次っ!


「お祭で夜更かしの日々ですよ!
 おじいちゃん、おとうさん、むすこ。
 家族の中で、寝坊しても起こしてもらえないのは誰?」

答えは次回のブログにてっ!



右が中野敬輔くん、左が中野桃ちゃんです。
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2011年08月01日

海炭市の8月


8月になりました!
「海炭市叙景」の「週末」にも描かれている、祭りの季節です!

花火だ、パレードだ、縁日だ、あれだ、これだ。
色々な楽しみがあるかと思います。

海炭市民としては、8/2(火)の夜は特に選択に困るところ。



むげん空間「小春日和」では、あがた森魚さんのコンサートに寺脇研さんもゲスト参加!

「あがた森魚 たったいまライブ」

日時 : 2011年8月2日(火) 19:00開場 19:30開演
料金 : 1,500円(ドリンク別)
会場 : むげん空間 小春日和(北海道函館市 八幡町18-18
http://www.8space.info/

主催 : ソウルピクニック
協力 : 函館港イルミナシオン映画祭実行委員会
お問い合わせ : Tel.0138-22-2954(赤帽子屋)、Tel.0138-65-3208(船橋)



そしてテレビでは、谷村美月さん粉する、あのギャル社長が帰って来る!

8/2(火)22:55~
NHK総合「サラリーマンNEO」

「サラリーマンNEO」公式HP ~次回の放送は
http://www.nhk.or.jp/neo/contents/pickup/index.html



今夜(8/1)はテレビ東京系での22:00からのドラマ「IS」で南果歩さんが登場するし。

シネマアイリスで上映中の「さや侍」には竹原ピストルさん出演、撮影&照明は近藤&藤井のチーム海炭市、撮影助手も全員チーム海炭市!
更に「さや侍」の前に見られる劇場予告編は、「海炭市叙景」予告も!


海炭市祭りです。
8/6からはスクリーンで「海炭市叙景」が見られますし。


北国にとっては短い夏。
おおいに楽しみたいものです。




「人で身動きもならなくなる。
 路面電車の何台かは車体の枠を外され、無数の生花と電球で飾られて、夜を色どる。
 新しい市街地が出来あがっても祭はここで行なわれるはずだ。
 彼も二年に一度は、ミス・海炭市の娘さんを乗せた、花と電球に飾られた無蓋の電車の運転をまかされる。」

(週末 from 「海炭市叙景」 / 佐藤泰志)





(続く)




そして、昨日のクイズの答えです。

「トラック(タイガー=虎(トラ)、ナイン=9(く)」でした。


さあすぐに次っ!


「夜でないとと見られない花ってどんなの?」

答えは次回のブログにてっ!


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