2011年03月
2011年03月31日
富山で上映開始、新潟ではイベントも!
4月になります。
桜の便りもあちこちから聞こえます。
津波被害にあった函館朝市も、4/1から全店オープンです!
新年度ですね。
「海炭市叙景」は、これから上映スタートとなる劇場が、まだまだたくさんあるのです!
嬉しいです!
今週末からは、富山県でも上映開始!
4/2~
富山県 富山市
フォルツァ総曲輪
http://www.tmo-toyama.com/forza-sogawa/
総曲輪と書いて、「そうがわ」とお読みします。
また、4/3は新潟でイベント!
「上越映画鑑賞会 第162回例会『海炭市叙景』」
日時 : 2011年4月3日(日) [1回目]12:00~ [2回目]16:00~
出演 :
久世朋子さん(エッセイスト)
越川道夫プロデューサー
料金 :
会員・・・無料(年会費制)
一般・・・前売り1,500円(当日1,700円)
中高生・・前売り800円(当日1,000円)
会場 : 高田世界館(新潟県上越市本町6丁目4-21)
http://www.baba-law.jp/sekaikan/
お問い合わせ : 上越映画鑑賞会(主催)
Tel.&Fax. 0255-25-6990
http://web01.joetsu.ne.jp/~j-eikan/pc/index.html
久世さんは、5/10に小学館文庫から発売となる文庫本「黄金の服 / 佐藤泰志」の解説を執筆していただいております。
イベントでのトークショーは14:45から!
新潟での今週末のイベントに参加できるという方は、ぜひ!
そして昨日のクイズの答えです。
「トラ」でした。
ドアは言い換えると扉。
「とびら」の真ん中を食べちゃったので「び」がなくなって「とら」でした。
・・・そそくさと本日のクイズに。
「どんなに広い部屋でも、2頭しか入れない動物ってなーんだ?」
答えは明日のブログにて。
2011年03月30日
春からの連続TVドラマに出演です
連日の暖かさで、我が家の周辺もすっかり地面が見えるようになりました。
週末には吹雪になるかもなんて予報が出ていますが、どうせなら東北周辺に降りそうな雪は全部引き受けるつもりで、待ち構えることにします。
もうすぐ4月。
新しい事がたくさん始まります。
「海炭市叙景」で加瀬亮さんの息子を演じたのは、函館在住の市民キャストである小山燿(こやま・よう)君でした。
オーディションで選ばれ、函館だけでなく室蘭のプラネタリウムでのロケにも参加し、あまりの美形ぶりに映画チラシなどでも使用されている加瀬さんとの電車内でのツーショット写真は、女の子と勘違いした方も!
実は燿君は現在、東京で撮影の真っ最中。
TV東京系で4/25(月)からスタートする連続ドラマに出演しているのです!
やった!
連続ドラマ「鈴木先生」公式HP
http://www.tv-tokyo.co.jp/suzukisensei/index.html
4月下旬からは、月曜夜10時から登場する出席番号24番の野呂光輝くんに大注目です!
http://www.tv-tokyo.co.jp/suzukisensei/cast/cast_noro.html#pmain
学園青春ものというより、社会問題などの要素が強いのかも。
あと1ヶ月、楽しみに待っております。
そして昨日のクイズの答えです。
正解は「やまびこ」でした。
なぜなら他の2人には、名前に「こ」の文字がないのです。
「こ」がない(漕がない)・・・なんちゃって。
はい、次いってみよう!
「あれっ?
ドアの真ん中が食べられちゃってる。
さて、食べたのはどんな動物でしょう」
正解は明日のブログにて。

2011年03月29日
竹原ピストルさんのニューアルバム発売日決定!
本日、函館は最高気温が11度を超えました。
10度以上になるのは今月に入ってから4回目。
少しづつ春が近づいています。
きっと日本全国みんなそうですよね。
避難所などで布団がない方々も、夜が過ごしやすくなりますように。
そして。
竹原ピストルさんのソロ2枚目となるフルアルバムが、いよいよ登場します!
待ちました!
2011年4月27日(水)発売
「SKIP ON THE POEM / 竹原ピストル」
15曲入り、2,000円(税込)
詳しくはピストルさんブログにて。
http://blog.goo.ne.jp/pistol_1976/e/d3d67e1d442e67ccf12659b71620b24e
「まだ若い廃墟」も収録されています。
昨年の函館ライヴではこの曲の前に朗読された「函館山山頂から日の出を見た」も、やはりこの曲の前に収められました。
普段は「通販もいいけど、地元のレコード店で購入」という事を心がけております。
だがしかし。
今回は。
Web shop「あんぐら市場」での購入に限り、特典映像が手に入るのですって。
あんぐら市場HP(予約開始日などが確定し次第アップされるかと思います)
http://www.apia-net.com/shop/index.html
うーむ。
函館のレコード店がなくなるのも困るけど、特典映像も見たいし・・・。
悩みます。
ライヴ会場などで発売され始めたミニアルバム「復興の花」もありますし。
4月は「移動動物園」や「そこのみにて光り輝く」など文庫本も続々と発売されますし。
楽しみな事が多い春です。
明日のブログでは、4月からのテレビの楽しみもお伝えしますね。
海炭市民が登場します。
そして前回のクイズの答えです。
「9番のスペース」でした。
なぜって、車は急に(9に)止まれないと言うじゃありませんか。
・・・。
さ、次っ!
東北新幹線も一部運休が続く中、上野・青森間を結ぶ寝台特急「あけぼの」が4/1から運行再開となるそうです。
めでたい!
そこでクイズ!
「あけぼの、やまびこ、はやぶさがボートに乗りました。
オールを持ってボートを漕いだのは誰?」
正解は明日のブログにて。
2011年03月28日
佐藤家の方々とお会いしました
様々な場所で、被災された方を助けるための募金活動が行われています。
込められた想いも一緒に届くのだと感じております。
おそらく長い期間の支援が必要になりそう。
私は、小額でも毎月毎月ずっと募金ができるよう、しっかり日々の生活を過ごしていこうと気持を新たにしております。
そして。
この日曜日、素晴らしい会食の場にお招きいただきました。
佐藤泰志さんの奥様である喜美子さん。
長女の朝海さん夫妻と1歳のお子様。
長男の綱男さん夫妻。
二女の佳乃子さん。
なんと、佐藤家の方々が函館に勢ぞろいする夕食会だったのです!
函館の実行委メンバーのほか、札幌メンバー、東京から佐藤泰志作品をこよなく愛する新聞記者の方もその場に集まりました。
その瞬間も、チャリティーイベントのため別の場所で汗を流していたメンバーや、どうしても来場できなかったけど心は夕食会の場所にいたメンバーがいた事も付け加えておきます。
そして、夕食会ではそこにいた全員が、それぞれの言葉で語りました。
「彼が亡くなって、俺たちは今まで何をやってきたのか自問し、これからどんな行動をしなければいけないか気付いた」
「自分も友を自死で亡くしたが、この映画化で佐藤泰志さんの存在が復活すると思い、映画化の集まりに参加した」
「今夜の事を泰志が生きていたら何て言うだろう。たぶん『ばかやろう、頼んだ覚えはない』なんて言うだろうな」
ご家族のみなさんは
「自分たちが映画化に際して、いちばん何もしなかった」とおっしゃっていました。
それは違います。
我々は皆さんの存在を根っこに感じながら、皆さんが悲しまないかという点を基準にして行動してきました。
そうなりそうな要素はことごとく排除したつもりですが、傷つけてしまったことがあったら申し訳ありません。
そしてこの夜、みなさんの柔らかな笑顔を見させていただいた事は、どんな称賛をいただくよりも嬉しいプレゼントだったのです。
ほっとしました。
あまりに短かすぎる夜。
たくさん笑って、たくさん泣きました。
ぜひまた、こんな機会を作りたい、作って頂きたいと切に願います。
ご本人がこのブログを読むかもと思いながらも。
佐藤家の皆様は、とてもきれいな瞳だったのが印象的でした。
美しく、まっすぐな瞳。
あの場にいる事ができて、大変幸せな想いをさせていただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。
ほんとうにありがとうございました。
ぜひまた、近々お会いできますように。
我々は、更に映画や小説を多くの人に届けるべく、引き続きがんばります。
見守っていただければ幸いです。
そして前回のクイズの答えです。
「ひらがなの『ち』の文字」でした。
さあさあさあ、次のクイズっ!
「20台分のスペースがある駐車場。
空いているのに、どの車も駐車しない場所がひとつあります。
それは何番のスペースでしょう」
正解は明日のブログにて。
日の出を見てきました
チャリティーイベントが次々と行われています。
土曜にはGeorge-Kさんが東京でのイベントに出演、製作側として裏方でも汗をかいていらっしゃいます。
日曜は函館にて、やはり津波被害にあった赤レンガ倉庫群の「金森ホール」で、当実行委メンバーの大野友莉さんが先頭に立ってのチャリティーイベントが開催されました。
物やお金で、支援ができます。
これからは、こうした活動も当ブログで紹介していきたいと考えております。
3月は別れの、4月は始まりの時でもあります。
当実行委が活動を始めてから、3度目の春を迎える事となりました。
毎回、函館を離れるメンバーが出てしまうのですが、今年もそうなりました。
様々な方面への広報を行い(なんと海外にまで!)。
函館の上映館であるシネマアイリスの館内を海炭市色に染め上げ。
ロケ中はものすごく大勢の出演者・関係者との連絡調整をし続けたメンバー。
旦那様の転勤にともない、もうあと少しで函館を離れる事となります。
昨日(3/27)の夜明け前、函館山の麓に集合して登山し、日の出の瞬間を見てきました。
同じく転勤で一昨年に函館を離れたメンバーと一緒です。
撮影の時は太陽が雲に隠れてしまい、別な日に再チャレンジして日の出をフィルムに収める事ができました。
今回も似た状況の海岸線に低い雲が見えております。
さあ、どうなる・・・と思ったら、なんとまぶしい光を見せながら綺麗な朝日が昇りました。
すごい!
函館で生活できる限られた日々を使って、色々な事をしています。
それはもう、すごい行動力で。
シャイな方なので、名前も内緒、写真も後ろからのショットです。
美女2人、お日様にみとれている図です。
さてさて、昨日のクイズの答えです。
「豚はトンカツ(トン=豚、カツ=勝つ)になるので豚の勝利!
と思いきや、”トンカツ食べて、うまかった(馬、勝った)”なので、馬の勝利!」
さあ。
気を取り直して、次のクイズにいきましょ。
問題です。
「1日に2回ありますが、1年で見ると1回しかないのはなーんだ?」
答えは明日のブログにて。
2011年03月26日
沖縄で上映スタート!
函館では、市役所がとりまとめての物資の募集も始まっています。
また、民間での商業車を使っての支援物資の配送なども、ほとんど個人レベルとして動き出している方も多々いらっしゃいます。
日々の売り上げが入らないのに、それでも被災地への支援のために行動する姿にただ胸を打たれています。
そして。
「海炭市叙景」の情報として、普段は週末からの上映スタートの劇場をご紹介しております。
今回は、次の月曜日からスタートの劇場です。
3/28~
沖縄県 那覇市
桜坂劇場
http://www.sakura-zaka.com/
27日まで、「沖縄国際映画祭」が開催されています。
昨年は谷村美月さんがゲストとして来場されていた、あの映画祭です。
これまでで最も南の劇場での上映です。
すでに海水浴もできる時期とは思いますが、ぜひ雪が舞い降る海炭市の世界に足をお運びくださいませ。
そして昨日のクイズの答えです。
声に出して発音してみて下さいませ。
「上唇と下唇」でした。
またまた次のクイズ。
「豚と馬の勝負!
どっちが勝ったでしょう。」
めずらしくヒントです。
料理を想像してくださいませ。
しかし、どんでんがえしあり、かもです。
答えは明日のブログにて。
いえ、ひょっとして明けて月曜になるかも。
なるべく早くアップいたします。
2011年03月25日
春はもうすぐです
本日は突然の猛吹雪になったり、その後すぐに青空になったり。
めまぐるしい天気でしたが、吹いてくる風のあたたかさは少しづつ近づく春を感じさせます。
もうすぐです。
子供の頃の函館の春といえば。
雪がとけて水たまりがあちこちにあり、白いズボンで歩いたりしたらスッパネでワヤでした。
車のスパイクタイヤで路面が削られ、煙たくて咳き込む場面があちこちに。
春に限りませんが、何かの拍子で停電になる事もけっこうあった気がします。
それを克服して今の快適さがあるのですね。
凍結路面のスタッドレスタイヤは怖いのですが。
世の中、不安なニュースが次から次へと聞こえてきます。
それに対する準備もしながら。
受け止めて受け入れる心の強さも鍛えながら。
するべき行動をとり、想うべき事を想う日々です。
やはり、便利でなくても、身の丈に合った暮らしが良いなと考えたりしております。
星が少なくなったのは、地上が明るすぎるからかも?
もしそうなら、そのままで良いのか、ちがう道を歩むのか、決断しなければいけません。
そういう時が来たと感じております。
春はもうすぐ。
そういう希望を常に持ちながら、これから選択するべき道を考えていきます。
「アパートに帰る時にはぐったりし、充実した疲労が、その日一日の彼自身そのものを物語ってくれるのだ。
そして、ビールと夕食。
明子と一緒にテレビドラマを見て、十時には眠る。
試合のある日はいつもそうだ。
『明日は本当にデパートだ』
忠夫は玄関に出て、見送りにきた明子にいった。」
(大事なこと / 「海炭市叙景」佐藤泰志)
さてさて。
昨日のクイズの答えです。
避難している子供たちに届いていますでしょうか。
ネットが大丈夫で、このブログを見る事が出来てて、少しでも娯楽になっているなら幸い。
昨日の答えは。
「”あなたの村へ行くのはどちらの道ですか”
正直村の人は正直に”正直村への道”を教えてくれます。
嘘つき村の人は、自分の村ではない方(正直村の方)の道を教えてくれます。
つまり、どちらにしろ正直村への道を教えてもらえます」
調子にのって本日も出題!
「動物は触れあい、シマウマなんかは2回も触れあい、虫も触れあい、でも魚は触れあわないものってなーんだ?」
答えは明日のブログにて。
2011年03月24日
大黒座という映画館
函館朝市も急ピッチで復興が進められ、半分の店がオープンにこぎつけました。
来月早々には全店営業再開できそうです。
さて、「海炭市叙景」を上映していただく映画館で、「大黒座」という名前の映画館がふたつあります。
ひとつは2月に上映していただいた広島県福山市の「シネフク大黒座」
そしてもうひとつは、この土曜日から上映がスタートする、北海道浦河町の「大黒座」です。
浦河町の大黒座は、ドキュメンタリー映画「小さな町の小さな映画館」でスポットライトが当たった、あの大黒座なのです!
http://www.chiisanaeigakan.com/index.do?cmd=display
「小さな町の~」は2月に上映され、3/20(日)に再び上映され、バトンタッチして「海炭市叙景」がスタートするのです。
北海道の、とある町を見つめたという共通点がある作品だと、勝手に思っております。
また、佐藤泰志「星と蜜」に登場する映画館の名前も「大黒座」なのです。
函館にも大黒座長屋があり、コンサートなど様々な催しが行なわれます。
明治から戦前にかけて「大黒屋」の名前で芝居などが上演されていたのですって。
なにか、つながりのような物を感じております。
大黒座のみなさま、「海炭市叙景」をよろしくお願いいたします。
浦河町と近辺のみなさまに、作品が愛されますように。
そしてそして。
昨日のクイズの答えです。
おちたのは「スピード」でした。
ああっ、物を投げないで!
どうもすみません。
こりずに、もう一問。
こんどはキチンとした(?)クイズです。
古典の部類かも。
「正直村と嘘つき村がありました。
正直村の人たちは必ず正直に話し、嘘つき村の人はいつも嘘をつきます。
目の前にふたつの道があります。
どちらかは正直村へ、どちらかは嘘つき村へ行く道なのですが、それがどちらなのか分かりません。
おおっと、人が1人歩いてきました。
でも正直村の人か、嘘つき村の人かは分かりません。
さあ、この人にひとつだけ質問をして、正直村にたどりついてください」
答えは明日のブログにて!
2011年03月23日
竹原ピストルさんのやり方
地震、津波、そして放射線被害。
その真っ只中にいる方々を支援するために、たくさんの方が自分のやり方で動いています。
我らが竹原ピストルさんは、音楽での支援を実行しています。
この春にニュー・アルバムが発売予定なのですが、それにさきがけ、驚くべきスピードでミニアルバムを完成させました。
竹原ピストル「復興の花」
6曲入り1,000円
詳細は、ピストルさんblogをご覧くださいませ。
http://blog.goo.ne.jp/pistol_1976/e/8b5b4d576b3241a9a96fec8b0ed1f32c
「売上は東北関東大震災によって被害のあった街に寄附させていただきます。」との事です。
まずはこれからのライヴ会場で。
流通の準備ができてからは通信販売も可能になりそうです。
ピストルさん!
素晴らしいです!
早く聴きたいのですが、函館ライヴは未定・・・。
通販で手に入るようになったら、復興への一助となるべく、そして待ち焦がれているファンとして買わせていただきます。
そして、昨日のクイズの答え。
クイズ内容は、当blogの昨日記事のラストをご覧くださいませ。
それでは正解発表!
果物チームは、1塁に「なし(梨)」がランナーにいたので、2点入ってのサヨナラホームランだったのです。
ああっ。
怒らないで。
罪滅ぼしにもう一問。
またまた果物チームのクイズです。
「トラックの荷台に果物チームのバナナ、なし、スイカが乗っていました。
ああっと急カーブ!
車はなんとか曲がりきって走り続ける事ができました。
しかし、この時に”ほにゃらら”が落ちてしまいました。
さあ、ほにゃららに入るのは何でしょう?」
ピッタシカンカンではよく”ほにゃらら”が出てきたのが懐かしいっす。
さあ、答えは何でしょう!
もどかしい時間を過ごしている方のちょっとした助けになっているでしょうか。
うーん、またブーイングが出そうですが。
答えは明日のブログにて!
2011年03月22日
撮影とは待つことでした
撮影の時は、待ち時間がとてもたくさんありました。
セッティングが終わるまでの間。
演出を検討している間。
望みどおりの天気になるまでの間。
俳優陣は撮影が再開した時に、そのたびに求められる演技のテンションを出さなければならない、とても精神力の必要な職業だと実感しました。
そういえば「銀河鉄道999」でも、長すぎる時間をどう過ごすかという試練が与えられるストーリーがありました。
現在、避難している状況でそういう試練に遭遇している方もたくさんいらっしゃるかと思います。
我々は撮影のとき、特に子供達がいる時はクイズなどでテンションがさがらないように待ち時間を過ごしました。
たとえば。
「果物チームと野菜チームが野球の試合をしました。
9回裏、2アウト、ランナーなし、バッターは4番いちご。
1対0で野菜チームがリードしているので、いちごが打ち取られると試合終了になってしまいます。
さあ、ピッチャーのレタスふりかぶって第一球を投げた『カキーン!』打った大きい大きい入るか?入ったホームラン!
さあ同点!、と思ったら試合が終わってしまいました。
なぜでしょう。」
答えは明日のブログにて!

まずは住むところを
もしくは新しい生活を始めるための第一歩に。
別な地の住居を捜すという選択肢を検討している方も多いと思います。
途方にくれ、どこから始めていいか見当もつかない場合も多いかと。
函館は移住をサポートしている町です。
まったく知り合いがいないという場合でも、心の負担は少し軽減されるようなフォローができればと思っています。
北海道でいうと、渡島(おしま)という地域になります。
現時点での渡島の道営住宅状況はこちら。
http://www.oshima.pref.hokkaido.lg.jp/ds/ksk/ksd/syusa_kenntikujyuutaku.htm
「海炭市叙景」に映し出された町も、他の函館ロケ作品で映し出された町も。
そしてまだカメラが気付かない様々な表情も。
函館にあります。
海炭市に。
何かの助けになれるのなら、こんなに嬉しいことはありません。
道や、市や、企業・団体などが住居を確保しようと動いております。

2011年03月20日
特別な上映があります
できることから始めています。
ガソリンを節約するとか。
買物は歩いて10分のお店より、車で10分の駐車場があるお店・・・なんて事はやめたり。
車内の不要なものは片付けて車体を軽くしたり。
暖房は使わなかったり。
できることから、始めてます。
そして。
福岡のKBCシネマでは、「海炭市叙景」の上映は終了していますが、今日と明日に特別に上映なのですって!
明日の3/21(月・祝日)14:00から。
なんと一般1,000円、シニア800円です。
詳細はこちら。
「2010年 キネマ旬報ベスト・テン ベストセレクション」という部分をクリックしてくださいませ。
http://www.h6.dion.ne.jp/~kbccine/
そしてそして。
来週末からは群馬県で「第25回 高崎映画祭」がスタートします。
3/26(土)から4/10(日)までの16日間です。
「海炭市叙景」は、まだ全国公開前だった時点にもかかわらず、特別賞に選んでいただいたのです。
ありがとうございます!
映画祭は実施されますが、震災に伴い、授賞式は中止となりました。
行こうと思っていた方はご注意くださいませ。
「海炭市叙景」は、最終日となる4/10(日)に上映です。
高崎シティギャラリーにて16:00から。
市民有志によって運営され、映画人から熱く注目されている映画祭です。
足を運べるという方は、ぜひ。
チケットなどお問い合わせはこちら。
高崎映画祭事務局
電話:027-326-2206
高崎映画祭HP
http://www.wind.ne.jp/tff/2011/
厳選されたラインナップとともに、「海炭市叙景」にもぜひ触れてくださいませ。
2011年03月19日
「がんばって」という言葉
被災地の方々へ。
がんばってください。
明日は今日よりも状況が良くなるよう、我々もがんばります。
なにか、線を引いた安全地帯側からの発言のようで心苦しいのですが。
そして、「がんばっているのだから、これ以上言わないで」というこれまでの震災時の記憶が蘇りますが。
今は日本の、いえ世界の方々が懸命にできる事を模索しています。
そして行動しています。
希望を持っていただきたいのです。
なんとか状況が変わるその時までもちこたえてほしいのです。
あえてこの言葉を使います。
他のもっと適切な言葉を知らないのです。
がんばってください。
お願いします。
そして。
本日は実行委メンバーの結婚式がありました。
日常生活をがんばれる人は、せいいっぱい日常の喜びを見つけなければいけないと思っております。
わたくしは行けなかったのですが、幸せそうな様子の写真が会場の実行委メンバーから届いております。
おめでとうございます!
希望がここにも!
海炭市民のみなさん。
新目さんが、お嫁さんになりました!
2011年03月18日
待っている方へ
3月も下旬になります。
函館でも卒業式が行われました。
竹原ピストルさんの少年時代を演じた中野敬輔くんも本日、小学校を卒業です。
4月からは中学生!
おめでとうございます!
そして。
あの地震から1週間がたちました。
助けを待っている皆様。
物資を届けるための道路の開通や、通信手段の復旧や、見つけていない助けを求める方々の捜索や。
まさに不眠不休の多くの人が、あなたに助けるために動いています。
このブログをもし見ていたら、ぜひ希望を捨てずに待っていてください。
自分の位置を知らせる方法があれば、もっとも効果的なタイミングを探して下さい。
そこにいるのに気付かれない方が助け出されることを、とても多くの方が祈りながら待っています。
あなたを助けようと、ものすごく多くの人が行動しているのです。
世の中はまた週末を迎えます。
この週末からは、新潟のふたつの劇場で上映がはじまります。
こんな時ですが。
いえ、こんな時だからこそ、見る事が出来る方は劇場に足を運んでいただければ幸いです。
「海炭市叙景」は困難な状況の中、それでもそこで生きていく人達の物語です。
あらためて、その事を忘れずにいようと思っております。
3/19~
新潟県 新潟市
シネ・ウインド
http://www.wingz.co.jp/cinewind/
新潟県 十日町市
シネマパラダイス
http://www.t-cinepara.com/
シネマパラダイスでは、震災のために届かないフィルムがあり、かわりに「海炭市叙景」の上映回数が増えたようです。
これを機会に、ぜひご覧くださいませ。
つらい事が多すぎる人生ですが。
それでも希望を探そうとする海炭市民たちが、劇場でお待ちしております。
2011年03月17日
夜よりも昼が長くなっていきます
個人レベルでの行動も広がっています。
節電や献血など、できる範囲の事からはじまっています。
わたくし個人は、いま献血をすると次まで何週間か期間をおかなければいけない事を考え、血液が足りないという状況に備えようと思っております。
成分献血の場合は、採取して72時間しかもたないとの事です。
必要な時に呼びかけがあったら、すぐに献血に行ける体制を整えるつもりです。
長期に渡っての支援が、これから必要になります。
それを常に念頭に置いて判断いたします。
明日3/18の函館は日の出5:45、日の入17:46となります。
函館は昼の方が長くなるのです。
たとえば仙台は3/17の本日。
日の出5:45、日の入17:45でちょうど同じになります。
これからは夜よりも昼のほうが長くなっていきます。
どんどん暖かくなります。
もっともっと夜が短く、気温が暖かくなりますように。
そして。
3/18は山中崇さんのお誕生日です。
さりげなく、そして的確にトキ婆さんとの間を取りながら物語の流れを作り上げた手腕に、ただただ脱帽でした。
おめでとうございます!
これからも、末長くよろしくお願いいたします。
2011年03月16日
渡辺謙さんのプロジェクト始動
JR函館駅から西部地区にかけての海岸沿いの施設では、津波による浸水の復旧作業が続いています。
流れ着いた漂着物の片付け、床上浸水で海水に浸ったあらゆるものの清掃、破損した機器の修理、ボランティアの方々によるサポートも目を見張るものがあります。
そして、赤レンガ倉庫群の店舗は、明日の木曜からの営業再開が可能となったようです。
こうして、ひとつづつ、一歩づつ進んでいきます。
そして、南果歩さんの夫である渡辺謙さんが、この震災に際してプロジェクトを立ち上げました。
kizuna311~渡辺謙さんからのメッセージ(英語)
http://www.youtube.com/user/kizuna311#p/a/u/1/H5T3t9rYcjw
kizuna311トップページ
http://www.kizuna311.com/
YouTubeなので、携帯では見られないかも。
「ツナミ」ではなく、「キズナ」という日本語こそ世界の共通言語にしたいとの想いから名づけられています。
今のところ、メッセージのほか、渡辺謙さんによる「雨ニモマケズ」の朗読、吉永小百合さんと香川照之さんからのメッセージがアップされています。
自分ができる事を、自分が今できる方法で。
見習って、自分にできる事を考えます。
2011年03月15日
坂井真紀さんのニュース、ほんとですよね
青函トンネルを通る列車の運行も、本数限定ではありますが再開されました。
これでさらに本州方面への人や物資の運送量が増える事と思います。
昨日に引き続き、今朝もフェリーで自衛隊が現地に向かいました。
多くの企業が支援物資を送り続け、函館でも店内で商品が少ない事のお詫び文が掲示されています。
そして!
坂井真紀さんが妊娠5ヶ月らしいとの事です。
おめでとうございます!
「世の中がたいへんな時ですから…すいません」と、ご本人は否定せずとも明言せずだったそうで。
希望になります。
坂井さんといえば熊切監督作品のヒロイン!
ぜひ「海炭市叙景」にも出演していただきたかったのですが、ぴったりの役柄がなく・・・。
はじまりとなった2008年12月。
実行委員長から熊切監督に映画化の話しをもちかけ、ふたつ返事でOKしていただきました。
その後に宴席で、同じく函館に来ていた坂井さんに監督が酔っぱらいながら「映画化が実現したら出演して」とオファーし、「まったく、酔っぱらっちゃって」なんてまなざしの中、なのにやっぱりふたつ返事でOKをいただいたのでした。
実は誰にも、ほんとにスタッフの誰にも言っていないのですが。
わたくし、劇中で加瀬亮さんが社長を務めるガス屋事務所で流れるラジオ番組のDJを担当しました。
監督から、場面ごとのトーク内容を指示していただき、それにそってトーク原稿も作りました。
あがた森魚さんの喫茶店から事務所に帰ってきたシーン。
ラジオからクリスマスファンタジーに来ていた市民の感想を紹介しているという場面で。
市内にお住まいの坂東ノブ子さんの談話をご紹介する内容にしました。
実はこのお名前は、熊切監督の前作「ノン子36歳(家事手伝い)」で坂井さんが演じたヒロインのお名前です。
坂井さんにも海炭市民になってほしくて、こっそり原稿を作りました。
おめでとうございます!
母子ともに健康第一でお願いいたします。
勘違いでなければ、おなじく熊切作品のヒーロー、竹原ピストルさんの明るいニュースもちかぢか!
2011年03月14日
靴と懐中電灯
函館でも復旧作業が続いています。
漁網の破損など、漁業にも大きなダメージを受けていますが、修理作業などが精力的に行われています。
本州との送電線の健全性が確認され、日曜から本州方面への送電もスタートしています。北海道電力では、このほか人員や復旧作業のための車両なども続々と本州入りさせているとの事です。
救助を待つ方、生活環境の復旧を待つ方、助けが必要な大変多くの方のために何が出来るか、個人レベルでも考え、行動していきます。
また、昨日のブログで「なぜ、靴と懐中電灯が最優先なの」とのご質問をいただきました。
以前、北海道南西沖地震を奥尻島の自宅で被災したという方にお話をお聞きした事がありました。
1993年7月12日の午後10時17分。
奥尻島の夜は早く、就寝していた方も多かったそうです。
寝ていたら突然の地震。
家の中も外も停電となり、窓ガラスは割れ書棚などは倒れ。
真っ暗な中、自分の家なのに出口がどこかもわからずパニックになったそうです。
お話をお聞きしたのは、それから7~8年たった頃だったと記憶していますが、「今でも枕元に懐中電灯と靴を置いて寝ている」とおっしゃっていました。
真っ暗な中を、そして割れたガラス等が散乱する中を、とにかく生き延びるために脱出するには最低限そのふたつは必要だ・・・との体験談でした。
服や食糧などはその次。
それらを探していたら脱出できなくなるくらいの時間的な危険を感じたら、あきらめて安全な場所に移動する事のほうを優先しなければいけません。
結局、奥尻を襲った地震はマグニチュード7.8の規模、地震計が設置されていなかったため震度は分かりませんが、震度6と推定されています。
地震後わずか1~2分で津波が到達、美しい海に囲まれている青苗地区は壊滅状態となりました。
これらの教訓を活かさねばなりません。
ただ、みなさまそれぞれに優先順位があるかと思います。
参考として聞いていただければ幸いです。
また、助けを求める方々の事をしっかりと考えながら、日常の生活を進めていく事も大事だと考えております。
なにか希望があったり、少しでも楽しくなるような発信もすべきかと。
そういうブログにしていこうと思っております。
実は、昨日3/13(日)にフランスで開催されている「ドーヴィル・アジアン・フィルム・フェスティヴァル」が閉幕しました。
なんと、「海炭市叙景」は審査員特別賞を受賞いたしました。
ありがとうございます!
公式HPの「Download the Awards」では、グランプリ作品の次に、「SKETCHES OF KAITAN CITY」の名前が!
pdfファイルなので携帯では見られないかもしれません。
http://www.deauvilleasia.com/pdf/2011/PALMARES-Deauvilleasia2011.pdf
こんな時だからこそ、さあ更に頑張るぞという気持にさせていただけました。
選んでいただいた皆様、まことにありがとうございます。
2011年03月13日
ブログを再開します
ブログの更新が滞り、大変多くの方にご心配をおかけしましたようで、申し訳ありませんでした。
私自身は、無事です。
この地震でお亡くなりになられた方に、心よりお悔やみ申し上げます。
そして被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。
函館も大きな揺れが来ました。
2mを超える津波もあり、赤レンガ倉庫群やJR函館駅付近などが浸水しています。
67歳の男性が床上浸水した家で亡くなりました。
漁船の転覆もありました。
今のところ、揺れよりも津波による被害が多く判明しております。
月曜に予定されていた函館どつくの進水式も中止となりました。
私は地震発生時は職場でのお客様への対応におわれ、帰りの車で聞いたラジオ情報で全国各地の大変な被害状況をやっと知りました。
結局、家の電話もパソコンもつながらず、携帯電話同士のみがつながるという状況でした。
周囲では電話やネットがつながっている方も多かったので、我が家の機器の問題や、接続契約内容、地理的な原因もあったのかと思います。
現在、やっとパソコンでのwebがつながっており、当blogを更新しております。
これから再び来るかもしれない大きな地震に、できるかぎり備えようと思っております。
また、被災された方々のために何が出来るのか、考え、実践したいと思っております。
このblogを読んで頂いている方が、このあとにも無事でいられるようお祈りしております。
水曜までの3日間以内に、マグニチュード7以上の地震が来る確立は70%以上だそうです。
マグニチュード7は1995年の阪神・淡路の大震災と同じ、7.5だと関東大震災と同じという事になります。
もし真夜中にその地震が来たら。
念のため警戒してください。
我が家では、靴と懐中電灯を必需品に、余裕があれば緊急品を詰め込んだリュックを持っていく・・・と決めております。
2011年03月10日
土曜からは岡山でも上映スタート
3月も中旬に入りました。
今週末からは、岡山で「海炭市叙景」が上映となります!
3/12~
岡山県 岡山市
シネマ・クレール
http://www.cinemaclair.co.jp/
お待たせいたしました!
岡山は週末には20度に届きそうな気温なのですね。
ぐいっと時間を戻しての冬の物語です。
ぜひ何かを感じていただければ幸いです。
劇場でお待ちしております。
この時期、卒園・卒業や入学・入社などなど、新しい生活に切り替わる時期という方がたくさんいらっしゃるかと思います。
季節の変わり目、体調の変化などにもお気を付け下さいませ。
我々はと言えば。
2年前の今頃は、映画作りをします!!!と宣言すべく、チラシなどの準備を急ピッチですすめていた頃でした。
現在、ポスターや文庫本表紙で見ていただいている山の写真も、この頃に撮影したものです。
3名の実行委スタッフが様々な場所から函館山を撮影し、悩んで悩んであの写真を選びました。
あがってきた募金案内チラシ第一稿を見て、あまりの完成度の高さに(ええ、自画自賛です。)一同びっくりしたものです。
ある意味、あのチラシが我々のテンションを「やれるかもしれない」と一気に高め。
そのすぐ後の函館でのトークショーで熊切監督とお会いして、「やれるかもしれない」が「やれる」に変わったのです。
1年たって昨年の今頃は、撮影の真っ最中。
極寒の屋外ロケの連続で、「あと10日で撮影終了だ。そしたらゆっくり眠れる。カゼをひかず乗り切るぞ」という想いと。
「ああ、あと10日でほんとに終わってしまうのか。完成作品も見たいのだけれど、ずっと撮影が続けばいいのに」なんて想いと。
「これで確信犯的に気付かぬふりをしてきた職場の冷たい目線や、家族からの”帰ってきて”コールに応えられる」なんて想いとか。
複雑なたくさんの想いを抱きながら、日々の撮影がいかにスムーズにいくかという点に全力を注ぎこんでいました。
その結果、1年後の今この瞬間にフランスで大勢の方々がこの映画を見ている事になるとは、やはり想像していませんでした。
さあ、これからも更に多くの方にこの映画が持つ何かが届きますように。
そのために力を注ぎます。
進水式の撮影から1年
3/8は谷村美月さんがオールアップ。
ラストは、大晦日の夜に手作りイカダの場所にいる兄に声をかけるシーン。
実は発電機にトラブルがあり、何度も中断しながらの撮影でした。
待つ間に谷村さんと竹原ピストルさんが、歌の歌詞について「それは好き」「それは自分で歌うのは恥ずかしい」なんて会話を楽しそうにしてらっしゃいました。
そして3/10は進水式のシーンでした。
午前中に式の周辺作業などを撮影し、午後に一発本番の本物の進水式を撮影!
実際の見学者の方々とは反対側の場所で、竹原さんがかなり早いスピードで動き出した巨大な船を走って追いかけます。
映画ではその臨場感が伝わったでしょうか。
その日で竹原さんもオールアップ。
我々は余韻を味わいながらも、夕方からは次のエピソードの撮影をスタートさせました。

2011年03月08日
フランスでの映画祭に出品します
いよいよ3/9から、フランスの「ドーヴィル・アジアン映画祭」が始まります!
3/13までの期間中、「海炭市叙景」は3ヶ所の会場でそれぞれ1回づつ上映されます。
日本人にとってフランス映画は、難解なものもあったり、その国の文化や国民性や雰囲気などがわからないと、1度見ただけではわかりにくい作品も多いイメージがあります。
ということは、フランスの方々にとっての日本映画も同じような感覚でしょうか。
しかも「海炭市叙景」は日本でも、決して”わかりやすい映画”という位置にはいないと感じております。
それでもこの苦悩や、街の映像や、ドアのカギをしめられてしまう音や。
セリフを使わずに伝えている想いや感情は、きっと国境を軽々と越えていくのではないか、と期待しております。
フランスのみなさまは、この映画にどんな感情を揺さぶられるのか。
とても楽しみにしております!
会場と日時はこちら。
C.I.D会場
3/10(木)10:30 SKETCHES OF KAITAN CITY
※日本時間18:30から
CASINO会場
3/10(木)21:00 SKETCHES OF KAITAN CITY
※日本時間3/11(金)の5:00から
MORNY CLUB会場
3/12(土)11:30 SKETCHES OF KAITAN CITY
※日本時間19:30から
ドーヴィル・アジアン国際映画祭の公式HPはこちら(フランス語か英語を選べます)
http://deauvilleasia.congres-deauville.com/
programの項目で、赤い文字で表記されている作品名はコンペティション(Film presented in Competition)の作品です。
アジアの映画10作品のうち、日本映画は「海炭市叙景」を含めてなんと4作品もあるのです!
BIRTH RIGHT(臍帯~”さいたい”と読みます)
COLD FISH (冷たい熱帯魚)
LA BALLADE DE L'IMPOSSIBLE (ノルウェイの森)
会場には脚本の宇治田隆史さんにチーム海炭市として参加していただいております。
菅原実行委員長がサポート。
色々な会場での出来事を教えていただき、皆様にもお伝えしますね。
2011年03月07日
「移動動物園」文庫発売はまもなく
あと1ヶ月です。
4/6には佐藤泰志「移動動物園」の文庫が発売となります。
「海炭市叙景」の文庫化が決まったのが昨年4月に入ってすぐのこと。
きっかけはその直前(3/20クランクアップの日でした)にツイッターで実行委メンバーが記した文庫化希望の短い文章でした。
半年後の10/6に本当に文庫が発売となったのです。
驚きや感動や、ちょっと表現しきれないくらい様々な感情が沸き起こりました。
でも、その時は。
更に半年後にこんな状況になっているとは、やはりまったく想像できていませんでした。
これから4~5月にかけて、「移動動物園」のみならず「そこのみにて光り輝く」や「黄金の服」なども続々と文庫化され書店に並ぶのです!
前回と違い、映画の話題性ではなく佐藤泰志作品そのものの魅力を、大変多くの方に感じていただいていると思っております。
ぜひ、文庫となった「移動動物園」と、収録されている「空の青み」「水晶の腕」をご堪能くださいませ。
詳細はこちら。
小学館HP~「移動動物園」
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094086041
おそらく来月の今頃は、函館では流通の関係で店頭にはまだ並んでいないかも。
「今日はあるかな」って書店をチェックに行くのがまた楽しいのです。
のんびりと待ちます。
「移動動物園」では、佐藤泰志本人の故郷である函館を連想させる記述もあります。
「五月になると海峡中をイルカが跳ぶ。
魚雷みたいに鉛色に光って、七、八頭で群れを作って、四千トンの連絡船めがけて何回も何回もジャンプしながら近づいてくる。
海峡中のあっちこっちにイルカの群れがいくつもいくつも見える。
何百頭とイルカが跳ぶんだ。
腕でイルカが跳ぶ恰好を作りながら達夫は、椅子にもたれている道子に話した。」
(移動動物園 / 佐藤泰志)
2011年03月06日
黒沼弘己さんハッピーバースデー
3/7は黒沼弘己さんのお誕生日です。
昨日のブログでお話した入川保則さんと同じく、映画「アンテナ」にも出演なさっていました。
熊切監督作品では「日野日出志のザ・ホラー怪奇劇場『第二夜』爛れた家『蔵六の奇病』より」や、「フリージア」等にも出演。
「海炭市叙景」では井川颯太の伯父である添島役で、海炭ドックでのやるせない展開に苦い決断を迫られる組合幹部を演じていただきました。
おだやかなシーンも。
緊迫するシーンも。
セリフのない、へたすると目線すら動かさないようなシーンなのに、それなのに雄弁に語りかける演技を見せていただいたのです。
なんと、道産子(どさんこ・・・北海道出身の意です)!
そして、あの状況劇場出身の方です。
ミーンホワイル。
連想ゲームのように。
小林薫さんも状況劇場出身だったり。
状況劇場を旗揚げした唐十郎さんが後年書き上げた「佐川君からの手紙」が芥川賞を受賞したのは、佐藤泰志「空の青み」が候補となりながら受賞できなかった時の事だったり。
話しを戻して。
黒沼さんは、ほんとうに穏やかで、そしてカメラが回っていない時も完全なる海炭市民でした。
撮影は1日だけで、実は1年前の3/7。
ちょうど誕生日の日だったのです。
あの時は撮影のバタバタで気づく事が出来ず、大変失礼いたしました。
ドック内の食堂でのシーン、竹原ピストルさんと座り込んで話すシーン、シュプレヒコール、そして組合員たちとの緊迫する話し合いのシーン。
ご自身が出演しないシーンも、ずっとカメラの後で、あの穏やかな表情で撮影を見守って頂きました。
感謝です。
最近だとNHK大河ドラマ「龍馬伝」で、広末涼子さんと宮迫博之さんの父を演じてらっしゃったので、ご覧になった方も多いかと。
最新作は塙幸成監督作品「死にゆく妻との旅路」(出演 : 三浦友和、石田ゆり子ほか)です。
ぜひぜひ、ご覧くださいませ。
「死にゆく妻との旅路」公式HP
http://www.tabiji-movie.jp/
黒沼さんお誕生日おめでとうございます!
今後とも、末長くよろしくお願いいたします。
2011年03月05日
入川保則さんのこと
熊切和嘉監督と、脚本の宇治田隆史さん、俳優の加瀬亮さんが「海炭市叙景」の前に組んだのは、2004年の「アンテナ」でした。
加瀬さんにとって、映画初主演作となりました。
答えのわからない苦悩の中で、それでも出口を見つけようとする人達の物語。
また、”痛み”についての物語でもありました。
その「アンテナ」で、宇崎竜童さん扮するTVディレクターが主人公の家に連れて来る風水師の役で出演したのが、入川保則さんです。
”確信”や”願い”を、あっけなく覆してしまう強烈な存在感でした。
その入川さんの記事を目にしました。
デイリースポーツonline(2011,3,3)
「水戸黄門」名脇役、がん告白…余命半年
http://mail.www4.daily.co.jp/gossip/article/2011/03/03/0003840096.shtml
ひょっとしたら半年後には、もうこの世にはいないのかもしれないって。
葬儀社との値引き交渉まで自ら行っているのですって。
「花粉症のほうが大変」って笑い飛ばしているのですって。
おかけする言葉が見つかりません。
自分がその立場だったら、きっとあわてふためいて普段通りではいられないかと。
表現が正しいのかどうかわかりませんが、ある種の憧れすら感じるのです。
せめて。
このあとにやってくる病気による痛みが、少しでも和らぎますように。
これからの人生が、幸せに包まれますように。
2011年03月04日
実行委であり、ミスはこだてでもある小川舞子さんハッピーバースデー
3/5は実行委メンバー小川舞子さんのお誕生日です!
もともとは大学のサークルの一員として撮影のサポートをしていただき。
函館の土地勘がないスタッフのために、日々の撮影場所と宿泊場所とのルート地図を専属で作って頂く事になりました。
それからは美術部のサポートとして活躍していただき。
撮影期間中に、なんと「ミスはこだて」に選ばれるというハッピーなニュースも飛び込んできたのです。
現在、3月末までの「ミスはこだて」としての生活がラストスパートとなっております。
日本全国どころか、海外まで出向いて函館の魅力を発信する日々でした。
3人のミスはこだてが分担して書いているブログはこちら。
ミスはこだての函館観光スタッフブログ
http://www.hakodate-kankou.com/blog/?author=40
スクリーンの中では、森谷文子さんの同僚役で、三浦誠己さんが宿泊するホテルの駐車場で立ち話をする1人として出演していただきました。
ただ、遠すぎてどれが誰だかわからないくらいなのです・・・。
セクシーな網タイツで、缶ビール片手に夜の蝶を演じております。
おおざっぱな撮影現場の中で、実に細やかな気配りもしていただきました。
ほんとなら、4月から始まる函館PRのための研修もあり、忙しさとプレッシャーでそれどころではなかったはず。
なのにクランクアップの打ち上げでの総合司会ぶりは、まぎれもなく撮影をやり遂げた全員へのねぎらいと感謝の気持ちが存分にこめられていました。
ありがとう!
お誕生日おめでとうございます!
これからも末長く、よろしくお願いいたします。
2011年03月03日
北見、東根、高槻、そして神戸
3月に入りました。
今週末からついに上映となる劇場は4ヶ所あります!
お待たせいたしました!
3/5~
北海道 北見市
シアターボイス
http://www.cinema-kitami.com/
山形県 東根市
フォーラム東根
http://www.forum-movie.net/higashine/
大阪府 高槻市
高槻セレクトシネマ
http://www.selectcinema.net/
兵庫県 神戸市
神戸アートビレッジセンター
http://kavc.or.jp/
そしてそして、そして!
札幌のシアターキノでは更に更に更にの3/11までの延長が決定!
これがほんとに最終日程となるようです。
また、3/7(月)のみ上映がないとの事ですので、ご注意くださいませ。
北海道 札幌市
シアターキノ
http://theaterkino.net/
映画「海炭市叙景」は、クリスマス前から正月明けまでの季節の物語です。
撮影は2~3月だったので、時期的にはちょうど今頃の感じですね。
その季節を生きている海炭市民と、劇場でぜひ出会って下さいませ。
スクリーンの中で、お待ちしております。
2011年03月02日
ボス、ハッピーバースデー!
函館の地でセンス溢れる喫茶店を営み。
10数年に渡り、地元ラジオ局で70年代シンガーソングライターを中心とする名曲を紹介し続け。
趣味の映画を、市民映画館創設という形で職業とし。
40代になってから始めてのバンドを組み作詞・作曲・ボーカルをこなし。
ひな祭り生まれにふさわしい、素敵な奥様お嬢様と暮らし(ああ、うらやましい!)。
映画が好き・・・という思いとは別に、従業員の生活を背負っての映画館経営は、本人はまったく口にしませんが大変な日々かと勝手に感じております。
それでも資産を削る結果になりかねない映画製作に踏み切り、多くの人間にその意義を熱く語りかけました。
喫茶店マスター・映画館経営者・夫・父親(PTA会長だったりもしたのです!)という多面的な顔、実行委メンバーへの指示、とんでもない量の映画製作のための作業、撮影中の朝昼晩問わずのフォロー、苦言への全面的な対応、考えられない規模のトラブルの火消し、完成後も続く様々な調整・・・常人の許容量を完全に超えていた日々だったかと、いえ、今も続いているのかと思います。
睡眠時間がなさそう!っていうイメージです。
事務局長とともに、たのもしい我々の道しるべという存在。
これまでと同じく、風見鶏ではなく思った方向に風を吹かせるというリーダーシップで、これからも我々を引っぱっていってくださいませ。
お誕生日おめでとうございます。
これからも、末長く、末長くよろしくお願いいたします。
・・・でもそろそろ、長期休業中のバンドを再開しませんか。
メンバーみんな、準備しております!
あなたのバンドのギタリストより
いろいろと菅原委員長の写真は映画紹介記事でアップされていますので、今回はロケのエキストラ参加時の写真を。
お洒落すぎて本編ではアップになりませんでしたが、海炭ドック上層部と組合員の両方を演じていただきました。

2011年03月01日
ハッピーバースデイなかのっち!
3/2は実行委メンバー中野三博さんのお誕生日です!
メイキング動画撮影・編集は、この方がいなかったら成り立ちませんでした。
メイキング用に撮影し続け、各イベントやYouTubeへのアップのために編集をする作業は大変です。
俳優陣が映り込んでない部分だけをピックアップし、そこから毎回ちがう分数とストーリーをまとめあげるのです。
そのほか、ツイッターなどでも、情報発信のエリアを瞬く間に広げ。
イベントのフライヤーなども作り。
先日は朗読デビューもはたし、複数のキャラクターを見事に演じ分けました。
実は彼は地元ラジオ局の番組でメインパーソナリティーを務めていた事もあるのです!
無茶だな・・・と思うリクエストにも、数日後に「できましたよ」なんてサラリと言ってのける!
文字通りの”頼れる男”です。
だもんだから、撮影中はほんとに大量の時間を必要とするリクエストが殺到!
ボロボロになりながらも、応えられる限りの作業を連日のメイキング映像を撮影しながらこなしたのです。
お手伝いできない、レベルの高い作業だったので、こちらはただ応援するのみ・・・。
よくやった!
すごいぞ!
本当に、驚くべき努力と能力を発揮していただきました。
お誕生日、おめでとうございます!
これからも末長く、よろしくお願いします。