2010年11月
2010年11月30日
海炭市ミュージシャンが続々と帰ってきます
12月です。
今年もあと1ヶ月。
師も走る忙しい月。
クリスマスや年賀状や年末や年越しなど準備が山のようにある月。
思い出したようにジョンの声があちこちで聞かれる月。
そして「海炭市叙景」が函館のほかの土地でも上映されはじめる12月です!
12月の海炭市には、映画に出演したミュージシャンの方々が次々とやってきます。
あがた森魚さんは12/3~5の「函館港イルミナシオン映画祭」で。
竹原ピストルさんは12/3~5の絵画展&ライヴで。
George-Kさんは12/23の「はこだてクリスマスファンタジー」の点灯式イベントで。
すごい情報量になりそうなので、本日はGeorge-Kさんをピックアップ!
12/1から始まる「はこだてクリスマスファンタジー」のイベントでやって来てくれます。
http://www.hakodatexmas.com/
今年はじめのロケのあとは4月の「1980」イベント、6月の「黒船」イベント以来でしょうか。
ステージでの姿にほれぼれ。
撮影中はその登場人物そのものになり、「海炭市叙景」では怒号をあびせる造船所の男達に少しもひるまない若きリーダーでした。
ほんとうに短いシーンなのが残念・・・でもカメラが回っていない場所では好青年を絵に描いたような方でまたまた感激!だったのです。
誠実というのは、こういう事なんだなと、会うたびに感じる”男が惚れる男”です。
クリスマスファンタジーでは、12/23の18:00に打ちあがる冬の花火の直後のイベント(入場無料、野外なので暖かい服装で来てくださいませ)に登場!
おそらくニューアルバムの新曲をひっさげてのライヴになるかと!
ついこないだ録音が終わったばかりなのに、どうやら近々発売となりそう!
公式発表をお待ちくださいませ。
このページの試聴で以前の何曲かが聴けます。
http://www.myspace.com/gkmnial
そしてなんと、一足先に。
公式HPよりも早く。
ニューアルバムのジャケットを公表させていただきます!
当日が楽しみです!
2010年11月29日
次の月曜は東京・神田でイベント
本日の海炭市は真冬の彩り。
気温はずっとマイナスのままでした。
雪が降りしきる月曜日にもかかわらず、本日もたくさんの方に来ていただきました。感謝です。
今日からは新しいデザインのチラシもお配りできました。
ほかの映画に比べると、エンドロールになったら席を立つという方が極端に少ないという傾向があるみたいです。
自分や知人の名前が出るかも・・・という方も多くいらっしゃるでしょう。
そのほか、余韻を味わったり。
最後まで見逃したくない何かを感じていただいているのかもしれません。
熊切監督作品は、ラストにほのかな希望を感じるものが多いというイメージです。
「海炭市叙景」のラストカットは、台本では海炭市の街を広い視野で見つめるというものでした。
実際に、そのカットも撮影いたしました。
しかし。
ラストカットは、別なシーンに変わっております。
まだ見ていないという方がほとんどですよね・・・失礼いたしました。
ぜひ、劇場でご覧いただける日をお待ちくださいませ。
そして、今週以降も色々とイベントが開催されます!
一週間後の12/6(月)には、本を愛する人が訪れる街、東京・神田でのトークイベントです。
函館でのトークイベントに来ていただいた川本三郎さん、脚本を書いていただいた宇治田隆史さん、プロデューサーのひとりである越川道夫さんが出演いたします。
--- 『海炭市叙景』(小学館文庫)刊行記念 『海炭市叙景』文庫刊行・映画公開記念トークイベント 川本三郎氏×宇治田隆史氏×越川道夫氏 刊行記念トークイベント ---
日時 : 2010,12,6(月) 18:30~20:30 (開場18:00)
会場 : 神田神保町 東京堂書店 神田本店6F (東京都千代田区 神田神保町1-17)
http://www.tokyodoshoten.co.jp/
参加費500円(要予約)
電話(03-3291-5181)またはメール(tokyodosyoten@nifty.com)にて、件名「川本氏宇治田氏越川氏イベント希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。
イベント当日と前日は、お電話にてお問合せください。
交通 : JR線御茶ノ水駅より徒歩8分・地下鉄半蔵門線、都営線神保町駅より徒歩3分
劇場で販売するパンフレットで、熊切監督が宇治田さんの事をこう語っています。
「宇治田の脚本は、いつも面白いと思うんですね。
昔は一緒に書いたりもしていたのですが、わりと僕が画に走りがちなところを、彼は人間に引き戻してくれるんです。」
シナリオ・ハンティングなどのほか、撮影中にも宇治田さんは海炭市に来てくださいました。
ちょうど加瀬亮さんの撮影最終日のとき。
シナハンでのするどい眼光とはちがい、おだやかで落ち着いた印象でした。
海炭市は、またあの時の雪景色に戻っております。
2010年11月28日
冬がやってきました
海炭市に雪が戻ってきました。
午前中から雪という予報が少しづつ変り、15時以降に雪という予報となりまして。
そのとおりの時間から冬がやって来たのです。
14時半ころは、次の上映を待つ方がロビーに入りきれなくなり、ドアを開放して外まで行列を作っていただきました。
この時の気温はぎりぎりプラスで0.5度。
その後に次の上映が始まって少しした頃から、雪が降りはじめました。
映画が終わる時刻には、すっかり雪景色になっていて、映画を見終わった方は外に出てびっくりされた事と思います。
「海炭市叙景」の世界です。
雪かきとか、冬の凍った道路での車の運転とか、大勢で外を歩いていても誰も喋らないとか。
そんな冬の到来ではありますが、それとは違うまったく新しい意味が、自分の中に芽生えたようです。
レット・イット・スノー!
レット・イット・スノー!
レット・イット・スノー!
そんな気持ちでおります。
吹雪の中を、たくさんの方にご来場いただきました。
誠にありがとうございました!
2010年11月27日
函館で初日を迎えました
さきほど、映画「海炭市叙景」の初日が無事終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
また、初日に行けないけれど・・・とメッセージや、花束や、差し入れや、そしてwebなどでのお言葉を本当にたくさんの方からいただいております。
ただただ感謝です。
函館出身の作家による。
函館をモデルにした架空都市を舞台とした物語を。
函館ロケで映画にして。
そこには函館の人や、物や、景色や、空気が映り込んでいて。
そして、その作品を函館で上映する事ができたのです。
今日は大きな一歩を踏み出したという気持ちでおります。
ひょっとしたら、映画を完成させ、佐藤泰志にスポットが当たり。
という当初の想像を遥かに超えた様々な事のきっかけになるかも。
おおげさですが、そんな予感も感じております。
明日は景色が一転して、吹雪になり真冬へと様変わりしそうな予報です。
冬タイヤへの交換など、いくらでも準備がある中を、実に大勢の方に来ていただきました。
映画「SRサイタマノラッパー」の音楽を作った岩崎太整さんが、たまたま函館に来ていて、実行委メンバーから「今日が初日」と知ってお祝いに駆けつけていただいたり。
先日の函館での試写会に来ていただき、本日またチケットを買っていただいて見て頂いた方が何人も何人もいらっしゃったり。
津軽海峡をはさんだ青森の弘前市から来ていただいた方は「佐藤泰志が創作の材料を持ち帰ったと思われる1980年あたりの函館の人々の心情(少しだけ知っているつもりです)がよく描かれているし、しかもどの土地にもどの時代にも共通した『人間』が描かれていると思いました」とアンケートにお答えいただきました。
明日は真冬の海炭市。
この映画を見に行くのには、絶好のロケーションと言えるかもしれません。
劇場で、多くの方にお会いできますように。
関係者・出演者の皆さんと今日という日を誇りに思いたい。
そんな気持ちです。
先日の試写会での、一般キャストと監督・小林さん・谷村さんとの記念撮影の様子です。
2010年11月26日
函館での先行上映がついにスタート
ついに劇場公開です。
昨年1月に実行委メンバーの初顔合わせがあり。
5月にゴライアスクレーンを背景とした撮影が行われ。
そこから年明けの撮影に向けて募金活動や告知イベントを行い。
何度かのロケハンで土台作りをし。
今年2月に撮影がスタート。
3月に函館ロケを終え。
6月に0号試写会を行い。
そしてここまで、この作品が一人でも多くの方に見ていただけるよう告知活動をノンストップで行ってきました。
実際にはもっと前から一昨年までの長い間、佐藤泰志の世界を紹介しつづけた大勢の方がいて。
ここまで、とてもとても多くの方の想いが込められて。
そしていよいよ劇場公開初日を迎えます。
でも。
これは到達ではなく。
やっとスタートするのです。
全国に先駆けて先行上映となる函館シネマアイリスでは、2時間32分の映画にも関わらず、明日からの1週間は毎日4回(9:20、12:00、14:40、19:45)上映いたします。
http://www.cinemairis.com/schedule_1.htm
ワンスクリーンですので、そのぶん他の映画は上映できない事になります。
お客様が少なければ劇場の運営上とても大きなダメージになるかと。
それでも。
みなさんに見ていただきたいため、そのチャンスを少しでも多くするために決断していただきました。
まずは函館にて、映画館での上映です。
初日となる11/27(土)の1回目の上映(午前9時20分)では、スタート前に我々「映画『海炭市叙景』製作実行委員会」のメンバーで、来ていただいた皆様に短くご挨拶させていただきます。
劇場で、この作品に出会っていただければ幸いです。
2010年11月25日
NHKラジオは明日に延期、日曜は函館と札幌でイベントです
本日の道南地方でのNHK第1ラジオの番組は、国会中継のためオンエアされませんでした。
放送予定時刻に番組収録が行なわれており、明日オンエアとなります!
11/26(金)NHKラジオ第1放送にて。
「どどんと道南ラジオ」14:00~15:00
http://www.nhk.or.jp/hakodate/program/b-det0001.html
今度こそ無事オンエアされますように。
そして。
28(日)は函館と札幌で「海炭市叙景」関連のイベントが行われます。
函館でのイベントはこちら
--- まなびっとフェス2010 講座「映画『海炭市叙景』の魅力 ---
日時 : 2010,11,28(日)10:00~12:00
会場 : 函館市地域交流まちづくりセンター(函館市末広町4-19)
参加無料(定員50名で締切)
お問い合わせ・お申し込み : まちづくりセンター
(電話) 0138-22-9700
(Email) toiawase@hakomachi.com
映画「海炭市叙景」製作実行委員会のメンバーによる、撮影秘話などのトークのほか、映画予告編やメイキングビデオもご覧いただきます。
まなびっとフェス2010公式blog
http://plaza.rakuten.co.jp/manabitto/diary/201011040000/
そして札幌でのイベントは、広く一般向けという内容ではありませんが、ご興味のある方はぜひお問い合わせくださいませ。
--- NGO・NPOのためのプロジェクトマネジメント講座 ---
日時 : 2010,11,27(土)10:00~18:00、28(日)9:00~15:30
会場 : 北方圏学術情報センターPORTO (札幌市中央区 南1条西22丁目)
参加費 : 1,000円~懇親会費別(定員20名で締切)
お問い合わせ・お申し込み : NPO法人ねおす
(電話) 011-615-3923
(Email) npo@neos.gr.jp
環境NGO・NPOスタッフ、または感心のある方が対象です。
事務局長の西堀滋樹が基調講演をさせていただくのは、2日目となる11/28(日)の13:00~15:00です。
演題は「プロジェクト実現のために重要なこと」
イベントHP
http://www.neos.gr.jp/erca10/
すでに定員に達していたら申し訳ありません。
12月に入ってからもイベントが多数予定されておりますので、随時お伝えいたします。
お時間が合いましたら、ぜひ足をお運びくださいませ。
2010年11月24日
NHKで3日連続オンエア
水、木、金と、NHK函館で「海炭市叙景」を紹介していただきます。
11/25(木)はラジオ第1放送にて。
「どどんと道南ラジオ」14:00~15:00
http://www.nhk.or.jp/hakodate/program/b-det0001.html
実行委員長の菅原和博が出演させていただきます。
ジム・オルークさんが作った映画のための曲を聴いていただけるかも!
11/26(金)は総合テレビにて。
「つながる@道南」11:50~12:00
http://www.nhk.or.jp/hakodate/program/b-det0000.html
試写会で海炭市に戻ってきた時に、小林薫さんにインタビューした時の様子を見ていただきます。
実質4分くらい、お見逃しなく!
11/27(土)も総合テレビにて。
「おはよう北海道 土曜プラス」7:30~8:00の間で7分間
http://www.nhk.or.jp/sapporo/program/ohayou.html
事務局長の西堀滋樹にスポットを当てての取材をしていただきました。
試写会の舞台裏や、22(月)に函館西校で行なった特別授業の様子をご覧いただきます。
水・木は道南地方のみの放送。
金は北海道のみの放送です。
エリア外の方は申し訳ありません。
聞いたり見たりできるという方、ぜひぜひよろしくお願いいたします。
2010年11月23日
BAYはこだてで「函館ロケ作品パネル展」開催中
まちセンから歩いていける距離にある、赤レンガ倉庫群の中の「BAYはこだて」で、函館で撮影された映画を紹介するパネル展が開催されています。
--- はこだてを歩こう 映画で観る函館 ---
会場 : BAYはこだて内「BAYギャラリー」(北海道函館市 豊川町11-5)
入場無料
営業時間 : 9:30~19:00
お問い合わせ : Tel.0138-27-5530
BAYはこだてHP
http://www.hakodate-kanemori.com/facilities/bayhakodate/
なんと!
半分くらいのスペースを「海炭市叙景」に使っていただいているのです。
ロケ中の写真や。
ポスター、チラシや。
台本や。
”海炭市のナンバープレート”などの小道具が展示されています。
入場無料で、しかも次のイベントが決まるまでは展示を続ける予定なのですって。
12月からはじまる「はこだてクリスマスファンタジー」で、カナダからやって来る巨大ツリーが海上の船の上で揺らめくのが見える、あのメインストリート沿いの建物です。
はこだてクリスマスファンタジーHP
http://www.hakodatexmas.com/
ツリーを見て、暖をとりにパネル展でひと息、なんていかがでしょう。
まちセンでパネル展開催中
臥牛山(がぎゅうざん~函館山は牛が横たわっているように見えるため、こう呼ばれています。映画でもこの名称を使用しました)の麓にある、函館市地域交流まちづくりセンター1Fにて、「海炭市叙景」パネル展を開催中!
12/5まで、入場無料です。
まちセンは、12/3~5に開催される今年の「函館港(はこだてみなと)イルミナシオン映画祭」の会場のひとつでもあります。
4日(土)の15:50からは「シンポジウム~地域映画の可能性~」が行なわれ、実行委メンバーからも出演させていただく予定です。
司会はあの寺脇研さん、パネリストにはあがた森魚さん他の豪華メンバーを予定!
内容が確定したらまたお伝えいたします。
入場無料です。
そして最終日の5日(日)は、同じく15:50から「十字街ショートフィルムラリー」です!
函館の大学生が作った短編が上映され、本人達のトークもあります!
「海炭市叙景」のロケを手伝っていただいた、はこだて未来大学の映像制作サークル「studio SUN」も登場です!
当日券のみ500円です。
函館港イルミナシオン映画祭 公式HP
http://www.hakodate-illumina.com/
まちセンにいらっしゃる時は、1Fのパネル展もぜひご覧くださいませ。
2010年11月21日
実行委の番場早苗さん、お誕生日おめでとうございます!
11/22は、実行委メンバーの番場早苗(ばんば・さなえ)さんのお誕生日です。
文学をこよなく愛し。
実行委のミーティングでは、細かな点に気づいてフォローしていただき。
自分より下の世代の意見をきちんと最後まで聞いていただける。
撮影中はロケ弁の担当で、完成させた後に現場まで運んだり、配達先での配膳などもしていただいたのです!
エキストラが足りない場面で、ほんとは避けたかった役柄だと思う登場人物も、笑顔で引き受けていただきました。
それこそ10年、20年という単位で佐藤泰志、ひいては文学の魅力を発信し続けている方です。
函館の地にしっかりと根付いた文学の世界は、こういった方に支えられているからこそ揺るぎない存在感があるのだな、と感じるのです。
年齢に関係なく、尊敬の念を持って接していただいている事を、少し下の世代の我々はひしひしと感じております。
ありがとうございます!
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ご本人の許可を得ていませんが、僕にとって番場さんの人柄がすごくよく現れている大好きな写真を載せさせてください。
お誕生日、おめでとうございます!
2010年11月20日
日曜は朗読、週明けはテレビで紹介していただきます
ついに先行上映まであと1週間!というところまで来ております。
試写会の様子もまだまだお伝えしたいのですが、とりあえず今回はこの後のインフォメーションです。
とはいえ。
北海道限定の情報ですみません。
明日の日曜日は札幌で朗読会!
--- 佐藤泰志「海炭市叙景」朗読会 ---
日時 : 2010年11月21日(日) 19:00開演
会場 : 北海道立文学館 地下ロビー(札幌市中央区中島公園1-4)
入場無料
<演目>
佐藤泰志作「海炭市叙景」より「まだ若い廃墟」
朗読/一条綾香(りょうか)
音楽/辻林 圭(クラシックギター)
佐藤泰志エッセイ「夢みる力」
朗読/一条綾香
音楽/くどうあきら(ハーモニカ)
「海炭市叙景」映画実行委員メンバーミニトークショー
ゲストミニライブ
出演/シンガーソングライター・工藤忠幸
(「海炭市叙景」映画製作サポーター)
主催 : 佐藤泰志「海炭市叙景」朗読会
お問い合わせ
Tel.&Fax. 011(711)8791
Email ichizyou.line@gmail.com
こういう曲が生演奏されながらの朗読です。
http://www.youtube.com/watch?v=XL2lKPzp73o
そして!
先日、NHK函館で放送できなかった特集番組が、週明けに放送決定!
あのロケ弁よ再び!です。
さらにっ!
試写会で来ていただいた合間をぬって、小林薫さんへのスペシャルインタビューでも別な日に特集番組です!
函館のNHKはすごいっ!
--- 「つながる@道南」NHK総合テレビ 月~金11:50~12:00 ---
11/22(月)11:50~「映画 海炭市叙景~それを支えた市民たち~」
11/26(金)11:50~「映画 海炭市叙景 小林薫さんインタビュー」
http://www.nhk.or.jp/hakodate/program/b-det0000.html
実質4分くらいかと思います。
しかも渡島(函館や松前、長万部などのエリア)と檜山(江差や奥尻などのエリア)という道南限定ではあります。
エリア内で番組を見ることが出来る方は、ぜひ!
2010年11月19日
札幌キャンペーンの1日
函館での試写会が終わり、熊切監督は菅原実行委員長といっしょに札幌キャンペーンに繰り出しました。
22時から打ち上げスタートだったのに、翌朝7時台の汽車で札幌へ。
テレビやラジオや、そして映画館でのトークイベントにも精力的に参加していただいたのです。
普段の生活時間を考えると、しかも前日の打ち上げなども考えると、早起きしての移動はかなり大変だったかと思います。
がんばりました!
そして20日(土)は、熊切監督が単独で、生まれ故郷である帯広でのキャンペーンです。
少しは懐かしの場所などでゆっくりできるでしょうか。
がんばって!
昨日の試写会の記事で、見つけることができたweb上の記事はこちら。
どうしんウェブ
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/260849.html
HOKKAIDO NEWS LINK(写真をクリックすると大きくなります)
http://www.hokkaido-nl.jp/detail.cgi?id=6543
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101119-00000026-mailo-hok
函館150スタッフブログ
http://www.hakodate150plus.com/staff/2010/11/post-271.html
シネマトピックス・オンライン
http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=5412
そして「海炭市叙景」公式HP
http://www.kaitanshi.com/index.php#news
札幌キャンペーンをがんばった熊切監督(左)と菅原実行委員長(右)です。
2010年11月18日
ついに!函館での試写会を行ないました
函館での完成披露試写会が、さきほど終了しました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!
舞台挨拶では、熊切監督、小林薫さん、谷村美月さんが駆けつけてくださいました。
おかえりなさい!
待ってました!
熊切監督は相変わらずの笑顔で、それがとってもほっとさせていただいたのです。
なんと海炭市叙景ドカジャンを着てきてくれました。
予定にない質問にも真摯に答えていただき、感謝です!
もっと偉ぶってもいいのに、「巨匠!」と呼びたいのに、僕のようないち実行委メンバーにもとても丁寧に受け答えしていただけるのです・・・感涙。
小林薫さんは、実にダンディなたたずまいで。
まったくの自然体で、気さくで、実行委女子チームが「かっこいい」を連発していたのが嬉しいやら、くやしいやら、でした。
馬主として、海が見える競馬場がある函館市(海炭市)には20数年ほど毎年来ていただいているそうです。
来年の夏は、函館開催の競馬場で小林さん探しをいたします!
谷村美月さんは、テレビの連続ドラマを2本レギュラーで出演している中、当初は来れなかったところをスケジュールをやりくりして来て頂きました。
滞在時間は5時間半!しかも東京に戻ったらその足で次の仕事なのです!今はその真っ最中かも?
もう、もう、なんと感謝の言葉を伝えれば良いのか。
言葉を選びながら、客席の方向をまっすぐに見つめる姿がとても印象的でした。
そして。
今日の一番の主役は、来ていただいたお客様でした。
その中には、映画に出演していただいた一般キャストの方々も多数いらっしゃいました。
正直いって、ハリウッド映画のようなわかりやすいエンターテインメントではなく、見終わったあとも何日かかけてじっくり自分の内側から湧き上がる感情を味わうような作品と思っております。
「ここで終わっちゃうなんて、続きはないの?」という感想も当然あると思います。
なのに、大きな大きな拍手をいただき、我々はとても感激し、感謝しております。
年齢ごとに。
いろいろな人生経験ごとに。
味わいが違うと思います。
だけど、知ってる人や風景が出てきたという事だけではない、何かの感慨を味わっていただいたという上映後の皆様の表情。
勝手な思い込みも多々あるとは思いますが、そう見えてしまいました。
それは実行委メンバー多数が感じております。
ご来場いただき、最後まで見ていただき、そして何かを感じ取っていただいた皆様。
ほんとうに、ありがとうございました。
長文になってしまいました・・・最後まで読んでいただきありがとうございます。
函館という土地が生み出した、この物語を。
映画という表現で、たくさんの方に何かを感じていただけるよう、これからも歩んでいきます。
そしてぜひ、皆様のお力をお借りできれば嬉しいのです。
小林薫さんのお言葉をかりれば。
「映画ができあがった時点で完成したのではなく、皆さんに見ていただくことで完成する」のです。
ぜひ、皆様のお近くの方々にも見ていただけたら、その広がりに感謝せずにはいられません。
そのためにこのブログも、その一端を担えるのであるならば、上映初日を過ぎても、もう少し続けようかな・・・と思っております。
もしよければ。
もう少し、おつきあい下さいませ。
2010年11月17日
フランスの映画祭で上映
フランスのドーヴィルでは、毎年アジアの映画を集める「ドーヴィル・アジア映画祭」が開催されています。
パリから車で2時間ほどのこの街でアジアをテーマにした映画祭というのも不思議な感じがしますが、なんと来年3月の映画祭で「海炭市叙景」を上映していただける事になりました。
先月にいただいていたこのお話し、やっと発表できました。
英語字幕のものは作っていたのですが、フランス語字幕版を作らないとだめなのかな・・・と思ったら、英語でOKなのだそうです。
芸術の国・フランスで上映なんて、嬉しすぎて実感がわきません。
しかもドーヴィルは、「男と女」や「華麗なるギャツビー」に登場する街。
ぜひ、見ていただいた方が、どこかのポイントで共感していただけますように。
なるべく多くの方に届くようにと英語で作ったチラシが、更にたくさんの誰かのもとに届く日がやってきます。
号外!号外!
次の木曜日は、いよいよ函館での完成披露試写会です。
ついに函館で映画「海炭市叙景」を上映できるのです!
今回は招待状が届いている方のみですが、27日からは一般公開もスタート!
やっとここまで来ました。
つきましては。
木曜の試写会ではゲストをお招きしての舞台挨拶や。
市民キャストのご紹介や。
この日だけのスペシャルな映像や。
そして、我々の文章を集めた「海炭市通信・号外」も配布させていただきます。
これまでの映画作りのエピソードを集めております。
このブログと同じく、映画製作に関してはまったくの素人の目線からの文章です。
試写会が始まるまでの時間つぶしにでも、チラリと見ていただけたら幸い、です。
この日のためだけの号外につき、これまでのような協賛いただいた皆様への郵送を行わないことをお許しくださいませ。
会場でお会いできる皆様、お待ちしております。
そして当日は会場に行くことができないという方、ぜひこの後に劇場でこの作品をご覧いただけますように。
協賛金や、物資や、労働力や、あたたかいお言葉や、そして想いをいただいた全ての皆様にぜひ完成した映画を見て欲しいというのが、我々の願いです。
そのために、なるべく多くの機会を作れるように努力いたします。
日々いただいている想いが、その力になっております。
2010年11月15日
三浦誠己さん、誕生日おめでとうございます
11/16は三浦誠己(みうら まさき)さんのお誕生日です
熊切監督作品の「フリージア」ではキレまくったキャラクターを演じ、もとはお笑い芸人としてデビューし、「ヘヴンズストーリー」や「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」「冷たい熱帯魚」など数々の注目作に出演している目が話せない方!
「海炭市叙景」では、”とまどい”や”無力感”などの心にぽっかりと穴が開いたような感情を表現していただきました。
エピソードとエピソードをつなぎ、小説にはない役割も担い、小説の複数の登場人物の要素を持つ人物です。
そして撮影現場では、とても謙虚な振る舞いで。
常に演技の事を考えていらっしゃる印象だったのです。
「手」がセリフよりも雄弁に何かを語る映画です。
三浦さん演じる青年も、その手のひらが大きな存在感を示しています。
東京国際映画祭でもサプライズ登場していただいたり!
作品への愛、ありがとうございます。
海炭市で会える日を楽しみにしております。
お誕生日おめでとうございます!
2010年11月14日
「路上」第12号に海炭市チームの寄稿あり
次の火曜日に函館市文学館で無料講演会を行うのが、映画「海炭市叙景」製作実行委員会の西堀事務局長です。
佐藤泰志と同じ時代、文学中心の学生生活を過ごした方。
前号から2年振りとなる同人誌「路上」の第12号が、函館市内の書店などで発売されています。
海炭市メンバーの西堀さんと、加藤さん(ロケ中の車の手配などで奮闘している姿をNHKニュースの特集で見た方もいらっしゃるかと)のお二人が寄稿しております。
加藤さんは海炭市イベントの要のひとつである「朗読会」のステージに立つ事になった顛末を綴っていて、ニヤリとしてしまう場面があちこちに!
朗読会のビデオを見直してみたい思いに駆られております。
そして西堀さんは。
50年代、60年代、70年代の出来事が自分の目にはどう映ったのか。
自在に年代を行きつ戻りつしながら綴っています。
佐藤泰志との思い出も。
「それだけでなく、仕事への情熱とか責任や向上心といったものから遠いところにいた。あいつにとって仕事は小説を書くための手段、小説のネタでしかなかった。
(だが、最後の最後にあいつは、仕事をしている人間たちをていねいに描いた作品を残した。まるで、それがあいつの為すべき仕事だったかのように。)」
過ぎ去りし日々 - Those were the days / 西堀滋樹
函館市内の書店には行けないけれど、ぜひ読みたいという方は、お問い合わせいただければ幸いです。
2010年11月13日
節ばった手
もうかれこれ2年前となる冬に、熊切監督は海のものとも山のものともつかない我々のプランに即決で乗ってくれました。
この小説を映画化したいと話したら、すぐに函館の文学館に「佐藤泰志作品集」を買いに行き、すごい勢いで「海炭市叙景」を読破して、そして、即決していただいたのです。
そのあと、映画化するための資金募集のチラシ用にコメントをいただきました。
「例えば本物の生活者の節ばった手であるとか…そんなところに『映画』は生まれるような気がします。」
そして。
確かにそういう映画になりました。
はじめから。
熊切監督には、この物語を自分の手で作り上げたら、こういった映画になるという姿が見えていたのですね。
小説を読んだ方も。
映画を見た方も。
ほんとうに千差万別の感想を聞かせていただけます。
良い感想も、そうでない感想も。
自分自身でも、今の感想と10年後に見た感想は違ったものになる予感です。
さあ、まもなく一般上映がはじまります。
どんな感想も、ぜひ聞かせていただきたいのです。
2010年11月12日
函館市文学館で海炭市イベント
つい先日、文庫の三刷決定となりましたが。
本日、四刷が決定しました!
すごい勢いで、「海炭市叙景」が読まれています。すごい勢いで!
そして。
佐藤泰志の直筆原稿も展示されている函館市文学館で、来週の火曜日にイベントが開催されます。
我が「映画『海炭市叙景』製作実行委員会」のツートップのひとり。
映画では電車の運転手を演じた。
常に我々の道しるべとなって進む方向を教えてくれる。
その西掘滋樹事務局長が講師を努めます。
--- 函館市文学館主催 第4回文学の夕べ「『海炭市叙景』映画化に寄せて」 ---
日時 : 2010,11,16(火) 18:30開演
会場 : 函館市文学館(北海道函館市 末広町22-5)
http://www.zaidan-hakodate.com/bungakukan/bun.htm
入場無料
お申し込み : Tel.0138-22-9014(函館市文学館)
函館発の映画「海炭市叙景」の公開を前に、今年没後20年を迎えた原作者の佐藤泰志のこと、そして佐藤が描こうとした「海炭市叙景」の世界についてお話します。
映画予告編の上映も予定しています。
これまではイベントの中の1コーナーとしてのトークが多かったのですが、今回は事務局長のお話のみをたっぷりとお楽しみいただきます。
入場は無料!
高校時代を佐藤泰志と共に過ごしたからこそ見えてくる「海炭市叙景」の物語を、どうぞじっくりと味わってくださいませ。
2010年11月11日
五稜郭でパネル展がスタート
パネル展がはじまります。
佐藤泰志の世界を紹介するべく、「海炭市叙景」の様々なエピソードから抜粋した文章と、そこからイメージされる写真を組み合わせたパネルや。
撮影時の様子を切り取った写真の数々や。
これまでの新聞記事(映画化の構想が練られる前からのものです)を集めたパネルや。
監督・キャストのサインが入ったポスターや。
そして、スタッフジャンパーとして作ったドカジャンの実物も展示しちゃいました!
--- 「映画『海炭市叙景』公開記念 海炭市叙景パネル展」 ---
函館出身の作家・佐藤泰志が、函館市をモデルに創作した架空都市「海炭市」を舞台に作り上げた小説「海炭市叙景」を函館オールロケで映画化し、ついに11/18に完成披露試写会を、11/27からは一般公開を行う事となりました。
これを記念しての、佐藤泰志や映画撮影風景を紹介するパネル展を開催します。
日時 : 2010年11月12日(金)~20日(土) 各9:00~18:00(最終日は15:00まで)
会場:五稜郭タワー1Fアトリウム(北海道函館市 五稜郭町43-9)
入場無料
主催 : 映画「海炭市叙景」製作実行委員会
お問い合わせ : nisibori@ms7.ncv.ne.jp
窓の外は五稜郭公園。
オレンジの木の葉や、落ち葉のじゅうたんもあわせてお楽しみいただけます。
函館での、来週土曜日までのこのパネル展を見ることができるという方は、ぜひ。
2010年11月10日
地元のFMラジオに生出演
スタート予定時刻の2分前までは生放送する気まんまんで準備していたのですが・・・残念。
期待していただいた皆様、すみませんでした。
延期してのオンエア日がわかりしだい、お伝えいたします!
そして。
函館のコミュニティ放送「FMいるか」にも、生出演で色々とお話させていただける事になっております!
今週と来週の2週連続!
すごいっ!
金曜20時からの「週間まち日和」という番組に、実行委メンバーがゲスト出演させていただきます。
函館市周辺しか聞けないコミュニティFMですが、聞けるという方はぜひ80.7MHzにチューニングをあわせてみて下さいませ。
このブログに「週間まち日和」の様子が毎週紹介されています。
http://807blog.seesaa.net/
メインパーソナリティーは、色々な場面でお世話になりまくっている「函館市地域交流まちづくりセンター」の丸藤センター長!
今回もまたまたお世話になります。
2010年11月09日
NHK総合の全道放送で紹介していただきます
11/10はNHK総合テレビの北海道ローカルで紹介していただきます。
午前11:30からお昼までの「つながる@きたカフェ」という番組です。
番組表に”各局ワイド・函館中継「映画『海炭市叙景』~それを支えた市民たち」”と出ております。
http://www.nhk.or.jp/sapporo/program/kitacafe/
11:30に「映画『海炭市叙景』製作実行委員会」から実行委員長と事務局長。
そのあとの函館(渡島・檜山地方)のみでの放送で11:50頃からは女性トリオが出演させていただく予定です。
11:50のほうは、撮影時のロケ弁やデザートを再び作って持っていくらしいです!
ただ、しかし。
国会中継が入りそうなのですって。
そうなったら後日に延期です。
その場合、放送日が決まり次第すぐにお伝えいたします。
なにとぞよろしくお願いいたします。
加瀬亮さんお誕生日おめでとうございます
函館での完成披露試写会のための、様々な準備をしております。
3,000円以上のご協賛をいただいた方に招待状を郵送していますが、住所不明で戻ってきている方がいらっしゃいます。
このブログを見ている協賛者の方で、お引越しなどされている場合、新しい住所を事務局までご連絡いただければ幸いです。
事務局メールアドレス
nisibori@ms7.ncv.ne.jp
この試写状は11/18に来れない場合も、一般公開時のチケットとして使用できます。
また、会場は約800名収容可能なホールですが、満員御礼で招待券を持っていても入れない場合もありますので、あわせてご注意くださいませ。
何卒よろしくお願いいたします。
そして!
11/9は加瀬亮さんのお誕生日です!
小学生の子供をもつ父親役。
苦悩する男。
妻への暴力描写もある役柄。
当初は加瀬さんが撮影に参加していただけたら、あの役かな・・・なんて想像(勝手な期待ですが)を抱いていました。
願いがかなって本当に作品に参加していただけるというニュースを聞いたときはびっくり!
そして、この役へのキャスティングという事にもとても驚きました。
完成した映画を見ると、このあと街を歩いていたらばったり会いそうってくらい、リアルな海炭市住民!
実は加瀬さんのシーンでは、共演者のほとんどが演技未経験の一般キャストでした。
それをすべて包み込むように、シーンの雰囲気を映画的かつナチュラルな現実感を持たせていただいたのです。
ほんとうにさりげなく、でも的確に一般キャストを作品世界の住人となるべく導いていただきました。
ラストカットは三浦誠己さん、あがた森魚さんとのシーン。
終了後のおだやかな笑みは、それまでのイライラしたガス屋の若旦那とはまったく別な顔でした。
これがプロの俳優だ、と実感させていただいたのです。
お誕生日、おめでとうございます!
これからも末永く、海炭市民としてもよろしくお願いいたします。
2010年11月07日
札幌で生演奏での朗読イベント
今月に入ってイベントが相次いでおります。
3日に東京・国分寺で行われたトークイベントは満員御礼の中、あがた森魚さんのライヴも見ることができた密度の濃い内容でした。
昨日の北海道・札幌では朗読をじっくりと楽しむイベント。
最後はトキ婆さんが登場する「ネコを抱いた婆さん」を、参加者が少しづつリレー方式で読み繋いでいく参加型朗読イベントでした。
そして今月21日は、再び札幌で朗読イベントです。
--- 佐藤泰志「海炭市叙景」朗読会 ---
日時 : 2010年11月21日(日) 19:00開演
会場 : 北海道立文学館 地下ロビー(札幌市中央区中島公園1-4)
Tel. 011-511-7655
地下鉄南北線「中島公園」駅(出口3番)下車徒歩6分
地下鉄南北線「幌平橋」駅(出口1番)下車徒歩7分
※公園内につき、公共交通機関をご利用ください。
入場無料
<演目>
佐藤泰志作「海炭市叙景」より「まだ若い廃墟」
朗読/一条綾香(りょうか)
音楽/辻林 圭(クラシックギター)
佐藤泰志エッセイ「夢みる力」
朗読/一条綾香
音楽/くどうあきら(ハーモニカ)
「海炭市叙景」映画実行委員メンバーミニトークショー
ゲストミニライブ
出演/シンガーソングライター・工藤忠幸
(「海炭市叙景」映画製作サポーター)
朗読会の模様は、公開録音し、
後日、札幌の地域FMである”さっぽろ村ラジオ(FM81.3MHz)”にて放送いたします!
当日は、映画のパネル展示も同時予定しております。
主催 : 佐藤泰志「海炭市叙景」朗読会
お問い合わせ
Tel.&Fax. 011(711)8791
Email ichizyou.line@gmail.com
ギターの辻林さんが演奏するのは、「海炭市叙景」と名づけたかったけど公式ソングと間違われないように・・・との配慮から「秘密」というタイトルにしたという、ナンバー。
こんな曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=XL2lKPzp73o
くどうさんはハーモニカのみでの、朗読の伴奏!
どんな世界になるのでしょう。
そしてゲストの工藤さんは、ずっと「海炭市叙景」の映画化を応援し続けていただいている方です。
フォークデュオ・ふきのとうのデビュー曲の作詞をした方なのです!
入場無料ですが、イス席は60のみなので、この日に札幌でイベントを見ることが出来る!という方はお早めに会場入りして下さいませ。
2010年11月06日
試写会会場のお隣でパネル展
来週の金曜日から、函館・五稜郭タワーにてパネル展を開催いたします。
五稜郭タワーHP(アトリウムイベント情報~11月にパネル展説明あり)
http://www.goryokaku-tower.co.jp/
昨年の秋の開催時は、製作資金を集めるために物語や佐藤泰志の魅力を説明する内容での展示でした。
今回は更にそれに加えて、撮影中のスナップ写真などもふんだんに盛り込みます。
そうそう、昨年は劇団G4の皆さんによる朗読、実行委メンバーによる物語の中に出てくるミュージシャン(エアロスミスやガンズンローゼス)のアコースティックコンサートなども会期中に行っています。
今回は!
完成披露試写会が期間中に開催されます。
会場となる函館市芸術ホールは、五稜郭タワーの道路を挟んだお隣なのです。
芸術ホールHP(11月の催し案内に試写会が!)
http://www.zaidan-hakodate.com/geijyutu/gei.htm
映画の前にパネル展。
もしくは映画のあとにパネル展。
完成披露試写会の招待券がお手元に届いている方は、来ていただける場合はパネル展もあわせてご覧くださいませ。
--- 「映画『海炭市叙景』公開記念 海炭市叙景パネル展」 ---
2010年11月12日(金)~20日(土) 各9:00~18:00(最終日は15:00まで)
会場 五稜郭タワー1Fアトリウム(北海道函館市 五稜郭町43-9)
入場無料
お問い合わせ : nisibori@ms7.ncv.ne.jp
本日は札幌で朗読イベント
いよいよ札幌の「北海道応援団」第2弾イベントです!
「10・6「海炭市叙景」(小学館文庫)復刊発売記念!
12・18『海炭市叙景』映画公開記念!
佐藤泰志の遺作を読む = 現在(いま)を共有する瞬間(とき)!」
11月6日(土)午後3時~4時30分
ジュンク堂書店札幌店・喫茶コーナー(2階)
(札幌市中央区南1西1 Tel.011-223-1911)
■ 参加費(ドリンク代)500円
■ ご希望の方は☎ 090 2875 7981(氏間)までご予約を(25名様)。
●「まだ若い廃墟」
朗読 林 たのし
● 「黒い森」
朗読 氏間 たいこ
● 「ネコを抱いた婆さん」
飛び入り参加者によるリレー朗読
本日の午後、札幌に行けるという方は、ぜひ!
ジュンク堂札幌店さんでは、大々的に作品集や文庫を販売していただいております。
2010年11月04日
文庫の3刷が決定
これからの予定がどんどん増えていきます!
まずは速報!
文庫「海炭市叙景」の3刷発行が決定したそうです!
すごい!
発売1週間で2刷が決定し、1ヶ月たたずに3刷決定!
色んな方面から映画が好評だと聞いても、どこかで「いやいや、まだ鵜呑みにはしないようにしなくちゃ。とりあえず褒めていただけて嬉しい、でも気を緩めないぞ」なんて気持ちで宣伝活動をしております。
しかし、実際に数字として文庫がここまで売れていると、なにか実感のようなものがあり「信じていいのかな」なんて気にもなってきます。
いやいや。
初心を忘れずに、現時点で作品の存在すら知らない大勢の方に少しでも届くよう全力を尽くします。
そしてこれから。
ざっと予定を見てみると。
11/6(土)
札幌にて朗読イベント
11/7(日)
函館での本のイベント最終日
11/9(火)
実行委員会ミーティング
加瀬亮さん誕生日!
11/12(金)~20(土)
函館・五稜郭タワーでパネル展
11/13(土)
國學院大學で試写会
11/16(火)
三浦誠己さん誕生日!
11/18(木)
函館・芸術ホールで完成披露試写会
11/27(土)
函館で一般上映スタート
12/3(金)~5(日)
函館港イルミナシオン映画祭
竹原ピストルさん絵画展 at 函館・小春日和
ほかにもパネル展などのイベントや、地元のFM出演、地元のTVニュースでは噂のロケ弁の再現もしちゃうかも!
詳細が決まり次第お伝えしていきます。さあ、トップギアに入れて突っ走ります!
2010年11月03日
國學院大學での試写会
佐藤泰志が卒業した國學院大學で、学生の方々を対象に試写会を開催させていただきます。
http://www.kokugakuin.ac.jp/event/kouho0300118.html
「海炭市叙景」が執筆された80年代後半、佐藤泰志が亡くなった1990年。
ひょっとして、現在の学生にとっては生まれてすぐの頃、もしくは生まれる前のお話しになるでしょうか。
「青春の記憶」や「市街戦(の中)のジャズメン」などで高校時代から注目を集めた若き才能・佐藤泰志が過ごした國學院大學にて、その後輩達に向けての試写会・・・という事になります。
2010年の学生の方々が、この作品をどう感じるのか、とても興味があります。
とはいえ、自然体で、偉大な先輩のメッセージを読み取ろうなんて硬く考えず、一本の映画としてみていただければ幸いです。
もしできたら。
感想を教えてもらえたら嬉しく思います。
2010年11月02日
東京、札幌、函館でのイベント
11/3は東京・国分寺でイベントです。
--- 佐藤泰志ゆかりの国分寺で、海炭市叙景の世界に出会う ---
11月3日(水・祝日)14:00~16:00
JR国分寺駅上8階・国分寺Lホールにて。
2階マルイの横のエレベーターから8階へ。紀伊国屋書店の横、前です。
プログラム
第1部
①予告編の上映
②「まだ若い廃墟」の朗読
③あがた森魚ミニコンサート
休憩
第2部
④映画「海炭市叙景」トークショー
出演;熊切和嘉監督、越川道夫プロデューサー、あがた森魚さん、岡崎武志さん
⑤質疑応答
参加費1,000円
お問い合わせは井田さん(Tel.090-7724-6311)
そして札幌では、北海道応援団が開催するイベントが11/6(土)に行われます。
--- 「海炭市叙景」朗読会 ~佐藤泰志+遺作を読む=現在(いま)を共有する瞬間(とき)! ---
2010年11月6日(土)15:00~16:30
ジュンク堂書店札幌店 喫茶コーナー
参加費500円(ドリンク代)
朗読
林たのし「まだ若い廃墟」
飛び入り参加者によるリレー「ネコを抱いた婆さん」
氏間たいこ「黒い森」
こちらは定員25名に達ししだい予約受付終了となります。
お早めにお申し込み下さいませ。
お問い合わせ・お申込み(北海道応援団事務局)
kaitan.hokkaido@gmail.com
そしてそして函館では、「世界に一冊だけの本・展2010」が開催されています。
次の日曜まで!
このブログを本にしたものの他、実行委メンバーも猫の写真集や、おじいさん・おばあさんの言葉を集めた本を自作して出展しております。
末広町の「函館市地域交流まちづくりセンター」にて。
入場無料です。
2010年11月01日
去年の今頃
11月になりました。
今年もあと、2ヶ月です。
11月ということは、いよいよこの27日からは、函館・シネマアイリスで一般上映がはじまるのです!
そういえば去年の今頃はどうだったんだろうとブログを読み返してみました。
備忘録としての役割を少しは果たしております。
雪が降ってほしかったんですね。
ロケの時は雪が必要になるので、この時から祈っていたのでした。
去年の今頃(RCサクセションに同名曲があります・・・脱線失礼)は、まだ製作資金が足りていなくて駆け回ってました。
まあ、今でも宣伝費が足りず、このブログやツイッターにてPR、そして話題として取り上げてもらえそうな展開を模索する・・・という日々ではあります。
まだ、俳優陣も公表できなかった1年前。
それにも関わらず、儲け話でもないプロジェクトなのに、協賛金を出していただいた方々にあらためてこの場を借りてお礼申し上げます。
映画のエンドロールでは、4月下旬までに協力いただいた皆様をご紹介させていただきました。
なんというか、見た方によると「笑っちゃうくらい」の膨大なお名前の羅列になってます。
でも。
それだけ多くの方々のお力で映画が完成したのです。
そして、エンドロールに名前が表記されないとわかっていて、なのに今でも宣伝活動のためにと協賛金を振込む方が後をたちません。
なんとお礼を申し上げればよいのでしょう。
ただただ、感謝です。
そして、そのお気持ちに応えるべく、全力でこの作品をアピールしていきます。
見守っていただければ幸い。
ぜひ、すえながく、よろしくお願いいたします。