2009年12月
2009年12月31日
新しい年になります
ああ、コンピューターが誤作動を起こすかも、なんてドキドキしながら迎えた2000年からもう10年たつのです。
我々はあの時の何倍もドキドキしております。
まぎれもなくイチからではなくゼロからスタートした映画作りが、たくさんの仲間と共感していただいた人々のパワーで、2010年に撮影し、完成作品を映画館で見ることが夢でなくなったのです。
そのために、今この瞬間も監督をはじめスタッフが動き回っております。
この熱い思いを持った方々と、同じ方向を見つめて歩いていけることを誇りに感じます。
2010年は、良い年に。
そして、エポックメイキングな年になります。
映画「海炭市叙景」に、ぜひご注目ください。
2009年12月30日
熊と龍がトラを連れてやって来る
まずはお詫びです。
出演者オーディションのお知らせ後、ものすごく多数のお問い合わせをいただいております。
ただ、実行委事務局のシネマアイリスは担当者不在の時間帯も多く、ご迷惑をおかけしております。
誠に申し訳ありません。
お問い合わせは電話ではなく、メールでいただければ、後ほどご連絡させていただきます。
j1west72streetnyny10023@ezweb.ne.jp
上記アドレスをコピーペーストしてメールくださいませ。
こちらを「海炭市叙景オーディション」臨時の問い合わせ先とさせていただきます。
何卒よろしくお願いいたします。
そして。
函館はすごい事になります!
熊と龍と虎が大集合ですよ。
熊切和嘉監督と、近藤龍人撮影監督が、新年を前に函館にやって来るのです!
寅年の2010年と、荒れた天気を連れた、嵐を呼ぶ男たち!
「海炭市叙景」は冒頭のストーリーで、新年を迎える街を山から眺めます。
人々は新しい年のはじまりを告げる太陽に、少しの間言葉を忘れます。
その場面の実際の函館の空気感を感じるために、あの男たちがやってくる!
天気予報だと大荒れの可能性がありますが、それもまた海炭市の表情のひとつです。
まずは、交通機関が平常運行できますように。
一足早く、新年に乾杯!
先日、熊切監督と、脚本の宇治田隆史さんがいらっしゃった時の乾杯の様子で景気づけだ!
2010年は素晴らしい年にしましょう!
2009年12月29日
ものすごく広がってきています
たとえば最近ではリンク集にある
・谷村美月さん公式HPの「出演情報」に、正式に「海炭市叙景」が記されたり(来年の秋に少なくとも3本の出演作が公開なのですね)
・書評家の岡崎武志さんの今年の10大ニュースに「海炭市叙景」映画化プロジェクトが入っていたり
・「佐藤泰志作品集」出版のクレインの日記で、佐藤泰志ゆかりの方々との忘年会での出来事が紹介されていたり
エイガ・ドット・コムでは現在、ニュース欄に「海炭市叙景」のトピックスが2件も掲載されていたり
他にも映画化の事、出演者の事、オーディションの事、実行委メンバーの事、さまざまな点でのご紹介をいただいているようです。
実行委メンバーの生の声を紹介いただく場合もあります。
函館近郊に住むメンバーがほとんどですが、札幌で周知活動を行っているメンバーのコラムを紹介いただいたページはこちら。
「週間コラナビ北海道」
今後はお伝えする出来事が、どんどん増えていきそうです。
よろしくおつきあい下さいませ。
2009年12月28日
熊切監督からのメッセージ
詳細は昨日のブログにて。
そして、オーディションについて熊切監督からメッセージをいただいております。
実行委HPでもご覧いただけます。
函館の街の匂いや質感や、楽しい点や哀しい側面を知っている方。
それは表現せずとも、自然とにじみ出てくると思っております。
函館近郊以外の方も、スケジュールがあえば、ぜひ。
たくさんの出会いを心待ちにしております。
『海炭市叙景』のテーマは「街」と、そこに暮らす「市井の人々」の姿です。 そこから静かに物語が立ち上がってくるような…そんな映画を目指しています。 しかし、今回はそこに留まっていてはいけないような気がしています。さらに上の映画を目指すべきだと思うのです。 ただ、カメラを気にせず、自分の言葉使いで、いつものように「普通に」振舞ってくれれば良いのです。
そのためには何よりも、登場人物たち全員が「本当にそこで暮らしている」ように映らなくてはなりません。現在進めているように、既成の俳優たちだけでも、もちろん映画はそれなりに成立します。
ここは大胆な素人俳優の抜擢が必要です。
そこで今回、大々的に函館オーディションを行わせていただくことになりました。何も、難しい台詞を覚えたり、器用な「お芝居」を要求するつもりはありません。
もし採用されたなら、もちろん、カメラの前で堂々と振舞えるように、カメラテストやリハーサル等、撮影現場に慣れるための時間は充分取るつもりです。
僕としては既成の俳優たちを、逆に、函館の素人俳優たちのトーンに馴染ませるくらいの気持ちでいます。
極端に言えば、誰が素人で、誰が俳優か分からなくなるくらいの、映っているもの全てが「本物」…映画において、これに勝るものはありません。
熊切和嘉
2009年12月27日
オーディションを行います
それとは別に、セリフがある役のオーディションを行います。
年齢・性別・演技経験は問いません。
つまり、「この役を探している」という以上に、我々の思い描く映画「海炭市叙景」にぴったりの方がいたら、想定している配役にあてはまらない場合は新しく登場人物を創作することも視野に入れています。
もちろんストーリーに寄り添う登場人物になりますが、「海炭市叙景」を役者として一緒に作っていただける方を募集します!
条件は過酷ですが、仲間になっていただける方をお待ちしております。
まずは下記内容に賛同していただける方、ぜひご応募ください。
・2010年1月11日(月・祝日です)の午後1時のオーディションに函館に現地集合できる方
・おなじく2~3月(予定)の撮影に現地集合できる方
・出演料も交通費もありません、おいしい食事とスタッフの歓迎スマイルはあります
いかがでしょう。
「海炭市叙景」を読んでいなくてもかまいません。
役者として参加したいという方は、2010年1月7日必着で、履歴書などをお送りください。
書類選考を通った方のみ、1/11に監督とスタッフによるオーディションにご参加いただきます。
1/7必着でお送りいただくのは
・履歴書
・ご自身の写真
・「海炭市(函館市)と私」と題した自己アピール文 ・・・字数は問いません
急すぎるのは充分承知しております、申し訳ありません。
しかも1/7以降に書類審査通過の連絡が来て、11日には函館にいるなんて、函館近辺以外の方には無茶なスケジュールです。
何卒ご理解いただき、スケジュールが合う方のご応募をお待ちしております。
応募あて先はこちら。
〒040-0011 北海道函館市 本町22-11 シネマアイリス内「映画『海炭市叙景』製作実行委員会」
映画「海炭市叙景」の概要などは、リンク集の実行委HPをご参照くださいませ。
出会いをお待ちしております。
それともうひとつ。
同じ条件で「でっぷりした、人見知りしない猫ちゃん」も募集します!
こちらも、ぜひ「うちの猫ちゃん」を推薦くださいませ!
2009年12月26日
「海炭市叙景 加瀬亮」で検索
yahooなど20以上の媒体で紹介していただいている様子!
主演のひとりに加瀬亮さんという記事で、タイトルと加瀬さんの名前で検索してこのブログにたどりついていただけた方も多いかと。
はじめまして。
北海道の函館市で映画を作ろうとしております。
詳細はリンク集にある実行委HPをご参照あれ!
クランクインのめどはつきつつ、素晴らしい形でクランクアップし、そして仕上げるために協賛金を集めております。
映画を作る仲間になってください!
生きていれば今年還暦を迎えていた函館出身の作家・佐藤泰志が描いた世界を、映画という形で再び世に送り出します!
そして。
いつもこのブログを見ていただいている方には逆に、こちらがエイガ・ドット・コムの記事です。
ご覧くださいませ!
加瀬亮、自殺した芥川賞候補の遺作映画化「海炭市叙景」に主演
2009年12月25日
街はにぎやか
お正月までのこの時期は函館の街も、普段より人も車も多い印象です。
歩道もスケートリンクなみにツルツルな場所が多くなっております。
お気をつけくださいませ!
今年の冬は、すでにあちこちで雪だるまを見たり、イルミネーションも雪に反射して光がきれいだったり。
冬らしい景色です。
雪だと外での撮影は大変ですが、凛としたこの空気感がなければ「海炭市叙景」になりません。
この銀世界を近藤龍人さんはどんな風にフィルムに収めるのだろう。
晴れた日も、曇天の日も、まぶしい太陽の日も、星が輝く夜も、色々な表情を見せる海炭市。
撮影が楽しみでしょうがないのです。
2009年12月24日
船の上で花火
あやうく座席が足りなくなりそうなくらいの超満員の状態で大感謝です!
ラストに船の上からのクリスマスファンタジーの花火も見られて、海と山と花火のシチュエーションもお楽しみいただけたかと。
また新しい企画をたてますので、ご期待くださいませ!
函館新聞では、22日~24日の3日間で、佐藤泰志を愛する方々へのインタビューで構成した特集記事が掲載されております。
ものすごく読み応えがある内容です。
函館近郊の方は、未読でも販売店や図書館でバックナンバーを見られるかも。
今年から来年へ。
佐藤泰志の世界を更に多くの方に知っていただくべく、また走り回ります!
2009年12月22日
摩周丸に乗船だ
午後4時30分から、1時間半ほどの間に朗読とピアノコンサートを行います。
朗読は「海炭市叙景」からの抜粋のほか、連絡船をテーマにしたエッセイなども紹介!
コンサートは、あのグレイトピアニストが連絡船ならではの趣向で登場します!
6時の終了後に、点灯したばかりのクリスマスファンタジーの巨大ツリーまでお散歩もいいかも。
休日の午後、連絡船でお待ちしております。
21日の道新「みなみ風」で準備状況を取材していただきました。
その様子を逆取材した画像はこちら。
2009年12月21日
今年もあと10日
しまった。12時21分に時計を見てニヤニヤするのを忘れてた、なんて方も多い事でしょう・・・え、そんな人いない?
一週間がはじまったと思ったら水曜は祝日。
函館近郊の方は摩周丸のイベントはいかがでしょう。
そしてクリスマスイブ。
気がつくとあと一週間で大晦日です。
「海炭市叙景」のオープニングを飾る物語「まだ若い廃墟」では、海炭市の象徴のような山に登って初日の出を見るために大勢の方が、ロープウェイに乗って山頂を目指します。
函館ではロープウェイはまだ眠っている最中。
五稜郭タワーの展望台でなら、大勢で初日の出を待つシチュエーションが味わえます。
僕も、あの兄妹の気持ちになってその瞬間を、展望台にいる大勢の方々と一緒に待つ想いを体感しようと思います。
2009年12月20日
東京でのイベント
1/5(火)から「特集『函館』」がはじまるのです!
函館出身の作家や、函館ロケで撮影された映画に関連する原作本など、30アイテム前後をワンコーナーにかためて大プッシュしていただくのです!!!
その中心が佐藤泰志なのです!!!!!
3月末までの間に、内容は入れ替えしつつ、佐藤泰志だけは期間中ずっと主役になります。
東京近郊の方、機会がありましたらぜひ足をお運びください。
場所はこちら。
江北図書館のアクセス
また、3/28(日)14:00~16:00に。
「朗読の集い」も予定されています。
「海炭市叙景」からのほか。
宇江佐真理&石川啄木の作品も選ばます。
函館特集となると、こんな面白い組み合わせもできちゃうのですね。
宇江佐真理さんは、函館に住んだまま時代小説を書き続けているお方。
江戸から発展した実際の東京にいては、あの描写の味は出ない!
僕もそう思います。
朗読会は無料ですが、座席には限りがありますのでお問い合わせください。
とってもフレンドリーな館長と、その愛に包まれたスタッフの方がお待ちしています!
2009年12月19日
映像が語る
これまで言葉で表現したり、写真で見ていただいたり、それが映像になって動いている事であらためて「こういうことだったのか」と感じていただいた感想を多数受け取りました。
映像が語る世界のボキャブラリーの深さを実感しております。
さらにそこに風の音や、街の雑踏や、音楽が加わることで感じ方がさらに深くなるのですね。
映画を作ろうとしつつ、その力や可能性はまだまだ自分が思っている以上なのだと実感しております。
そしてこの風景に、出演予定の加瀬亮さんや小林薫さんや南果歩さんや谷村美月さんが溶け込むのです!
セリフがないところでの、表情だったり、しぐさだったり、たとえば後姿だけだったり。
そういうところでの表現も見せてもらえるのかも。
役者陣やスタッフが素晴らしい仕事ができるように、今から出来る限りの環境づくりです!
炊き出しはすでに着々と準備と計画が進行中!
僕にもあたるといいな。
いや、食べるほうですけど・・・。
作るほうもがんばります。
2009年12月18日
これまでの映像をご覧ください
今年はじめに集まってから今日までの記録映像で、トレーラーを作りました。
撮影風景や、ミーティングや、イベントの数々や、募金活動や、そして函館の風景で、これまでのストーリーをご覧いただけます。
8分以上の長さの予告編です。
このページの右側の「リンク集」に一番上にある我々のHPからご覧いただけます。
YouTubeでも見ることができます!
携帯では見られないかも・・・すみません。
パソコンの方は、こちらもぜひ。
http://www.youtube.com/watch?v=2PfyiY_m5m0&feature=player_embedded
2009年12月17日
年内ラストのイベントです
春の別れも連絡船!
お見送りも、船で行ってしまう方だとお互いずーっと手を振ってたりして、汽車や飛行機とは明らかに違うおもむきです。
冷凍みかんとか。
イルカがついてきたりジャンプしたりとか。
イス席ではなく緑のカーペットの広いスペースとか。
「海炭市叙景」でも、故郷をゆっくりと離れる連絡船が物語に彩りを添えています。
今年ラストを飾るイベントは、今は停泊したまま動かない連絡船「摩周丸」を舞台に開催します!
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「目で読み 耳で聞く 佐藤泰志『海炭市叙景』の世界
『音楽と朗読の夕べ』 on 摩周丸」
2009年12月23日(水・祝) 16:30~18:00
入場料400円(ワンドリンク付き)
朗読
・エッセイ「青函連絡船のこと」「十年目の故郷」「もうひとつの屋上」
・「海炭市叙景」から3編の抜粋
音楽ステージ(17:30~18:00)
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JR函館駅からすぐ!
普段は入館料500円ですが、イベント中は400円でウェルカムドリンクまでつけちゃいます!
摩周丸から見る函館山の姿は、連絡船であの頃に見た角度と同じです!
書評家の岡崎武志さんに絶賛された我が朗読チームは、イベントごとに更に味わいを深めていて、身内ながら見事!!!の一言につきます。
休日の夕方、ふらりと遊びに来てくださいませ。
当日は16:00開場、クリスマスファンタジーの花火がイベント終了の合図という、華やかな今年の締めくくり!
4Fの摩周丸ホールでは「海炭市叙景パネル展」も開催し、こちらは年明け1/12(火)までご覧いただけます。
お問い合わせは摩周丸(電話0138-27-2500)へお願いします。
連絡船でお会いしましょう。
加瀬さん、小林さん、南さん、谷村さん
ネットでの発表にお許しが出ました!!!
加瀬亮さん!
熊切監督との「アンテナ」でベネツィア国際映画祭へ行ったコンビ再びです。
実は同い年の息ぴったりコンビなのです。
すごい事になりそう!
小林薫さん!
TV放送中の「深夜食堂」は、函館は少し遅れてのオンエアです。
次回はあがた森魚さんが『函館の女』を歌うらしい!
絶妙なタイミングです!
南果歩さん!
久々の映画になります。
そこで選んだのが熊切監督作品!
お目が高い!
谷村美月さん!
ここ数年で何本の作品に出ていらっしゃるのでしょう!
役のために髪を切ることもいとわない。
とにかく基本姿勢がものすごく信頼できる役者さんなのです!
さあ、いよいよ!
わたくし大変盛り上がっております!
2009年12月15日
このあとのイベント
もういくつ寝るとお正月になるのでしょう。
2010年になったらロケハンをして、クランクインして、ものすごく色んな方と出会うのです。
より素晴らしい映画にするために、映画製作している事をお伝えしつつ協賛や募金も募るイベントを多数準備しております。
12/23は海に浮かぶ連絡線「摩周丸」にて。
1/16はまちセンでのカフェ&more。
そして東京の江北図書館では、1月から佐藤泰志&moreの函館特集スタートとなり、3月には「海炭市叙景」のほか、石川啄木や宇江佐真理さんの作品をとりあげる朗読会も予定しております。
近々、詳細をご案内いたします!
函館はたっぷり雪が降りました。
五稜郭のお堀の水も、表面がほとんど凍っております。
2009年12月14日
2009年12月13日
海炭市サンタ誕生
この土曜日(12/12)は、サンタのコスプレで思いのたけを叫ぶ「King of SANTA サンタの主張」が行われました。
我々も参加させていただき、黒い衣装をまとった絵理サンタが映画製作への愛を叫びましたっ!!!
世界の中心で、ではなく海風が容赦なく吹き付ける巨大ツリー前のステージにて。
そして。
優勝してしまいました!
すごい!
商品券までいただいてしまい、なんとお礼を言っていいのやら。
映画製作に大事に使用させていただきます。
会場で見ていただいた皆様、寒い中ありがとうございました。
「King of SANTA」の様子
2009年12月12日
2009年12月11日
カフェの準備です
来年の1月16日に、1日だけの「海炭市Cafe」をオープンすべく、準備しております。
函館市地域交流まちづくりセンターの2階の広いスペースをお借りしてのイベントです。
おいしいコーヒーや、絶賛のクッキーなど。
達人が実行委メンバーにいるのでメニューは安心してまかせられます。
そのほかがバラエティに富みそう!
古本とCD市やら、音楽コンサートやら、絶妙セレクトのワインバーやら、生鮮野菜まで飛び出すかも。
もう、盛りだくさんすぎるアイディアを整理しております。
いったいどんなお店になるのか、こうご期待!
あの方がフツーにお客さんとして店内に出没したり。
サプライズがあるかも!!!
2009年12月10日
カメラマン近藤龍人さんの仕事ぶりにほれぼれ
我らが熊切監督の「ノン子36歳(家事手伝い)」をはじめとして。
横浜聡子監督、松山ケンイチ&麻生久美子コンビの「ウルトラミラクルラブストーリー」とか。
山下敦弘監督との「天然コケッコー」などの数々の作品とか。
函館港イルミナシオン映画祭で今年やってきてくれた松江哲明監督の「ライブテープ」などの作品とか。
今をときめく才能!
ひょっとして直感で撮っているの?
というくらい計算とひらめきが同居している天才カメラマンなのです!
その方が「海炭市叙景」の撮影をするのです!
本日、最新の仕事となる「ソラニン」の予告編が解禁になりました。
「ソラニン」公式サイト
光と同時に影を活かす近藤さんのカメラ魔術を堪能させていただきたいっ。
函館の街を、どんな目線で見るのでしょう。
お会いできる日はもう間近!
楽しみにしております。
2009年12月09日
函館の「絵になる風景」
インフルではありませんでした。
ご心配の連絡を多数いただきまして、申し訳ありませんでした。
ただ、小児科ではぐったりした子供たちを連日まのあたりに。
うがいは想像以上に効果的というのも知りました。
みなさま、ご注意くださいませ・・・って僕に言われたくないですね、失礼しました。
さて、函館ロケをするという話をあちこちでしていると、オススメの場所を教えていただく事が多いのです。
「最新ではない、年月を感じる建物」とか。
「こういう間取りのお店」とか。
「トラックも通る道路沿いだけど、撮影のときに車の流れを一時ストップしやすいところ」とか。
こんなワガママな話にも、色々な候補地を教えていただけたりして感謝です!
建物をお借りしての撮影は、時期や時間帯によって「協力したいけど、難しいかも」という場合も多いものです。
ご縁があれば、ご迷惑が最小限になるよう調整いたします!
「絵になる風景」をぜひフィルムに収めさせてください!
2009年12月08日
インフルエンザ
実は3才の息子が昨夜38.8度の熱を出しまして。
今朝には熱が下り、念のため病院で検査したら陰性でした。
「今夜また39度や40度にあがったら、明日また来て」と言われたのですが、現在39.2度に・・・。
まずい。
今は映画製作準備が大詰めなので、体調を崩さないよう気をつけていたのですが、インフルエンザはすごい事になってますね。
明日もう一度病院に行って、インフルだったら僕自身も仕事は出社禁止なのです。
幸い、昨夜から病院以外にはほとんど立ち寄っていないので菌をまき散らしていた可能性は低いのですが・・・何日くらい潜伏期間があるものなのでしょう?
願わくば、撮影開始時期には全員健康な状態でいられますように。
2009年12月07日
熊切監督との映画化
熊切和嘉監督が、ふたつ返事で我々の映画製作にのっていただいたからこそプロジェクトをすすめる事ができたのです。
北海道出身で、「空の穴」以来のこの大地での映画製作で、そして何より物語を受け取って感じる点が一緒だったのです!
「例えば、長年潮風にさらされ錆び付いたトタン屋根とか、例えば本物の生活者の節ばった手であるとか・・・そんなところに『映画』は生まれるような気がします。」
この感性に、僕らは狂喜乱舞したのです!
もちろん「つむじ風食堂の夜」の幻想的な映像や、「わたし出すわ」の海も山もあり、古いものと最新のものが同居する、平凡で非凡な世界観も大絶賛!
巨匠たちのあの感性にも後ろ髪惹かれつつ、函館をはじめてロケ地にする熊切監督の、長い時を耐えた廃れかけた存在への愛にご期待ください!
僕もものすごく期待して破裂しそうです!
この週末に函館で開催された「函館港イルミナシオン映画祭」では、多くの方々に賛同と期待と応援をいただきました。
なかでも熊切監督とのコンビが素敵な近藤龍人カメラマンや、原作者の佐藤泰志さんへの賞賛。
この不況の時代に協賛金で映画を創ろうとしている姿勢など多くの点にふれていただいて感激しきりです。
さあ、製作資金確保までもうあと一歩!
ここまで期待されて製作中止にはさせません。
協賛・募金・ファンドのお願いに走り回ります。
できれば、出演していただきたい方や、スタッフに関わっていただきたい方はたくさんいらっしゃいます。
熊切作品のヒロインといえば、この方。
坂井真紀さんが、最新ブログでファミリー紹介されてますね。
熊切ファミリー(が存在するかは未確認です)は素敵すぎます!
坂井真紀さんブログ~熊切監督と竹原ピストルさんツーショット
2009年12月06日
2009年12月05日
映画が好き、という共通点なのです
函館で映画祭が始まりました!
と言ってるうちに日曜はもう最終日です。
初日の「つむじ風食堂の夜」上映やトークショー、パーティーにお邪魔してきました。
なにが幸せかっていうと。
ここにいるすべての方が(例外もちょこっとあるかもしれませんが)映画を愛しているという事です!
そこにいる人、あそこにいる人、どの人もどの人も愛を持っていて、しかも共感できちゃうのです!
すごい!
この空間に愛が充満していて、しかもみんな楽しそう!
このエネルギーを世界平和にいかせないか真剣に考えてしまうほど素敵なひとときです。
来年は、我らが「海炭市叙景」も上映していただけるといいな。
すでに劇場公開後かもしれないけれど、スタッフやキャストと一緒にお祭りに参加できたらとっても楽しいだろうな、と思ったのです、はい。
最終日も、まちづくりセンターで「海炭市叙景」パネル展を開催しております!
2009年12月04日
お祭りがはじまります
函館港イルミナシオン映画祭です!
篠原哲雄監督が函館ロケで作った「つむじ風食堂の夜」も上映!
今日は時間が合わなくて・・・という方に朗報ですっ。
明日12/5(土)からシネマアイリスでも上映開始となり、監督自らの申し出で初日舞台挨拶があります!
12/5(土)11:35上映開始
トークショーは篠原監督と、主演の八嶋智人さんの出演で13:00頃からです。
明日からといえば「プール」もアイリスで12/5から上映スタートです。
「かもめ食堂」「めがね」と続く小林聡美&もたいまさこコンビです!
「めがね」で登場した加瀬亮さんも加わり「めがね」のトリオ再びなのです!
これも見たい!
まずは今夜の金森ホールにて。
21:00からのあがた森魚ライヴもぜひご覧くださいませ。
会場でお待ちしております。
2009年12月03日
映画祭がはじまります
函館市内近郊の方は、ぜひ見てみてくださいませ。
我々「海炭市叙景」の関係者とつながる方もたくさん函館にやってきます。
少し前に発売された雑誌「文学界」10月号で、我らが熊切監督と、3人での座談会を繰り広げた(もう一人は山下敦弘監督でした)あの松江哲明監督は「あんにょん由美香」をひっさげてやってきます。
これを逃したら、函館でスクリーンで見る・・・という機会はいつになるものか!
そして江口のりこさん。
越川プロデューサー入魂の「私は猫ストーカー」で、ヒロインと一緒に古本屋で働いていたあの方!
この映画祭のシナリオ大賞で入選し、岡田准一、麻生久美子、谷村美月で映画化された「おと・な・り」など、見たい映画もわんさかです!
まずは金曜のパーティーだ!
土曜に開催するファンド説明会のために函館まで来ていただいた"ウォーターボーイズ"のひとり、前田紘孝さんにも会えるのです!
2009年12月02日
あがた森魚さんコンサート
函館が映画人だらけになるのです!
12/4(金)はオープニングパーティーです。
冒頭を飾るのはあがた森魚さんのミニコンサート。
そのバックバンドを、我々「映画『海炭市叙景』製作実行委員会」のメンバーが努めます。
おそらく20分くらいのミニコンサートになりそうですが、ひょっとしたらライヴでは本邦初公開かもしれない新曲をご披露するかも。
「海炭市叙景」の映画化を熱烈に応援していただいているあがたさん!
金曜のステージを楽しみにしております。
会場は金森ホール。
12/4(金)21:00スタート。
料金は2,000円で、食べ飲み放題。
直前には函館ロケ作品「つむじ風食堂の夜」の上映もあるので、篠原哲雄監督や八嶋智人さんがそのままパーティーに参加する可能性大なのです!
声をかけて映画トークしちゃってください!
函館港イルミナシオン映画祭HP