2013年09月14日
佐藤泰志さんのドキュメンタリー映画
監督は、広島と長崎の両市で被爆し、二重被爆者となった山口彊さんを追ったドキュメンタリー映画『二重被爆』『二重被爆〜語り部 山口彊の遺言』の稲塚秀孝さん。
語りに日本を代表する名優、仲代達矢さん。
ドラマ部分で佐藤泰志の母親役を演じるのは、歌手の加藤登紀子さん。
10/5の公開に先駆けて、函館では函館市民映画館シネマアイリスで、9/28(土)からの先行上映となるのです!
あと2週間!
そして、初日となる9/28(土)は、舞台挨拶が行われます。
登壇(実際にはお客様と同じフロアーですが)していただけるのは。
劇中で佐藤泰志を演じた無名塾の村上新悟さん
同じく無名塾の樋口泰子さん
作家の木爾チレン(きな・ちれん)さん
のお三方!
先日(9/9月曜)に東京で開催された「書くことの重さ~作家 佐藤泰志」プレイベント『朗読で触れる 佐藤泰志の世界』にも出演されていました。
木爾さんへの、作家として見た作品の感想などをお聞きするトークショーと、無名塾メンバーによる「君の鳥は歌える」「そこのみにて光輝く」の抜粋朗読を、ユーストリーム録画で見ることができます。
9/9に開催されたイベント詳細はこちら。
https://www.facebook.com/events/422204667900472/
ユーストリーム録画はこちら(6分20秒くらいから音声が出ます。正味1時間半くらい)
http://www.ustream.tv/recorded/38496927/theater
シネマアイリスでの舞台挨拶のタイムテーブルなど詳細が発表されましたら、こちらでもお伝えしますね。
映画「書くことの重さ~作家 佐藤泰志」HPはこちら(佐藤泰志さん本人の映像も登場する予告編も見ることができます)。
http://kakukotonoomosa.com/
公開初日を楽しみにしております!
2013年08月31日
映画「そこのみにて光輝く」のあらたなキャスト発表!
久しぶりの更新です・・・毎日このブログをチェックしていただいている方が少なからずいらっしゃる事はわかっていつつ、更新できず申し訳ありません。
さて、ニュースです!
映画「そこのみにて光輝く」公式HPで、出演者の新たな発表がありました!
高橋和也さん
火野正平さん
伊佐山ひろ子さん
田村泰二郎さん
すでに発表されている綾野剛さん、池脇千鶴さん、菅田将暉さんが演じる登場人物に、深く関わる方々!
高橋和也さんは、映画「星に願いを。」でも函館に来ていただいております。
「星に~」では、実は「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」の映画化いいだしっぺである菅原和博(2作の製作実行委員会の)代表と、激しいバトルを演じていただいた事も!
http://www.bsr.jp/hoshi/cast_takahashi.htm
ほかにもTVドラマの撮影で、実は「そこのみ~」撮影の少し前に函館に来ていたり・・・なにかとご縁があります。
これから少しづつ発表される「そこのみにて光輝く」情報を、どうぞお待ちくださいませ!
映画「そこのみにて光輝く」公式HP
2013年06月02日
6/15にオーディション再び!
本日(6/1)は一般キャストの函館オーディションも行われました。
函館近郊に限らず、札幌、旭川、東京など、かなりの広範囲での参加が多数!
交通費などはすべて自己負担というのに、この注目度に感謝するやら驚くやら、という状況です。
そして!
6月下旬の撮影スタートではありますが、もう一度オーディションが行われます!!!
6/15(土)に、函館にて。
会場はただいま選定中とのこと。
まずは6/11(火)までに履歴書などの必要書類をお送りくださいませ。
詳細は、映画「そこのみにて光輝く」製作応援団のHP"お知らせ"をご覧ください。
http://www.cinemairis.com/sokonomi/news.html
とても大きく準備作業が動き出しております。
これからは、色々な発表がどんどん出てきそう!
当ブログでも、フォローしてまいります。
2013年05月23日
函館での試写会、函館でのオーディション
佐藤泰志関連の二つの映画のニュースが、次々に飛び込んできています!
稲塚秀孝監督の「書くことの重さ~作家 佐藤泰志」は東京やロサンゼルスでの試写・映画祭出品を経て、本日(5/23)の夜はいよいよ函館での試写会が実施されます。
函館での撮影では、現地キャストも多数出演しました。
関わった方が集まっての試写会は、特別な雰囲気になりそう。
おそらく年内のうちに、函館での一般上映も実現します。
とても楽しみです!
そしてもうひとつの、呉美保監督の「そこのみにて光輝く」は、6/1に函館での現地キャストオーディションが行われます!
限定した年齢・性別ではなく、5~70歳の男女という幅広い範囲でオーディション応募を受け付けております。
「海炭市叙景」でも、現地オーディションに合格した小山燿さんが「海炭市叙景」に続き「鈴木先生(TVシリーズ、映画版とも)」に出演して、俳優としての道を歩み始める大きなきっかけとなりました。
我こそはというあなた、急ぎご応募ください(5/27書類必着)ませ!
詳細は、映画「そこのみにて光輝く」製作応援団HPの「お知らせ」をご確認ください。
映画「そこのみにて光輝く」製作応援団HP
http://www.cinemairis.com/sokonomi/
3年前の「海炭市叙景」オーディションは、こういう雰囲気でした。
オーディションに合格して加瀬亮さんの息子役としてデビューした小山燿さん(右端)
佐藤泰志さんを中心として、今年も様々な事が動き出しています!
2013年04月02日
佐藤泰志さんの、ふたつの映画
佐藤泰志さんに関するふたつの映画が大きく動き出しております。
稲塚秀孝監督による記録映画「書くことの重さ~作家 佐藤泰志」は函館でも昨夏と今冬にロケが行われ、2月にクランク・アップ、3月に完成して東京で試写会が行われました。
このあとの一般上映のスケジュール決定が待ち遠しい日々です。
映画「海炭市叙景」でも雪がほしい場面で雪が舞い降りてきたり、1回だけのチャンスだったフェリーでの撮影で曇っていた空が一瞬晴れて海から見た海炭市を撮影できたり。
「書くことの重さ~作家 佐藤泰志」撮影時にも、天候に恵まれた事が多々あったとの事。
それはクランクアップのその日にも。
稲塚監督によるクランクアップの日(2013年2月8日)のブログです。
http://ameblo.jp/nijyuu-hibaku/entry-11466601280.html
この作品に劇場で出会える日を、楽しみにしております。
そして、もうひとつ。
映画化に向けて準備を進めていた佐藤泰志さんの作品「そこのみにて光輝く」の、具体的なスケジュールが決まりました。
紆余曲折を経て、当初の予定から変更を余儀なくされた部分も多々ありましたが、ついにここまで漕ぎ着けました。
この6月から7月にかけて、函館でオールロケを敢行いたします!
監督は呉美保(お・みぽ)さん、「酒井家のしあわせ」「オカンの嫁入り」等の作品で知られている方。
登場人物それぞれの人間くさい部分をしっかり見つめる監督のあの眼差しが、「そこのみにて光輝く」の彼等をどう見つめるのか。
とっても楽しみです!
呉美保監督プロフィール
http://www.campkaz.jp/staff/kureMipo.html
映画「オカンの嫁入り」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=8Xoee-079Fw
そして脚本は高田亮さん。
加瀬亮さん(海炭市のガス屋若社長役)が出演した「婚前特急」や、この6月に全国公開となる吉田修一原作、大森立嗣監督(海炭市の加瀬亮さんの同級生役)による「さよなら渓谷」などでの脚本で大注目されております!
これから函館に来ていただき、最終的な脚本の完成に向けてあちこち歩いていただきます。
それによって脚本が更にどう変わっていくのか、興味が尽きません。
映画「婚前特急」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=xzyy1E4y9pY
「海炭市叙景」は冬から春の時期の撮影でしたが、今回は夏の函館での撮影となり、来年の公開を予定しています。
こちらも楽しみにしております!!!
昨年、函館を訪れた時の呉監督です。
2012年12月31日
海炭市はまた新しい年を迎えます
まもなく2013年になります。
思い起こすのは、3年前。
熊切監督と、近藤撮影監督、そして函館チームの選抜メンバーが函館山を歩いて登りました。
撮影直前に、あの初日の出シーンを体感するために。
結局、猛吹雪で初日の出は見られなかったのですが、映画を作るための重要な日になったと実感したのです。
実際の撮影も、夜通し待って迎えた日の出時間は曇り空のまま・・・2日後に日の出シーンを撮影しなおしました。
年末年始は、どうしても映画製作の日々を思い起こさずにはいられません。
今年は「そこのみにて光輝く」の映画化についてお伝えしたかったのですが、来年以降に持ち越しとなってしまいました。
あらためて、映画作品を作るための様々な要素やタイミングに気づかされた年でもありました。
来年には、よいニュースを届けられますよう、天にも祈る気持ちでおります。
今夜の海炭市は、月も星もきれいに輝いております。
ああ、ここに住むあの人たちと、ここを離れたあの人たちが、幸せになりますように。
そして、皆様にとっても2013年が良い年になりますように。
これからも、末永くよろしくお願いいたします。
2012年09月20日
土曜深夜に、京都で「海炭市叙景」を上映!
大変ごぶさたのブログ更新で申し訳ありません。
「そこのみにて光輝く」の映画製作状況は、なかなか発表できるタイミングを迎えられず、待ち焦がれている方も多いかと・・・重ねて申し訳ありません。
水面下では、モーレツに動いております。
気長にお待ちいただければ幸いです。
そして!
今週末(9/22)には、映画館で「海炭市叙景」が上映されます!
京都です!
三宅唱監督の作品「Playback」の完成記念イベントで、”主演の村上淳さんが出演した映画”として上映していただけるのですって。
やった!
ちなみに「Playback」には、同じく海炭市民の三浦誠己さん、渡辺真起子さんも出演しております。
公式HPはこちら。
http://www.playback-movie.com/
イベントは1日のみですので、京都で参加できるという方は、ぜひ!
村上淳さんも登場いたします。
《『Playback』完成記念オールナイト上映“Playback THE NIGHT”》
日時 : 2012年9月22日(土) 23:00~
会場 : 京都みなみ会館 (京都市南区西九条東比永城町79)
ゲスト:
村上淳さん(俳優)
三宅唱さん(『Playback』監督)
松井宏さん(プロデューサー、nobody)
司会 :DOOM!
【タイムテーブル】
22:50 開場
23:00 『人間の屑』
※上映終了後、ゲストトーク
2:10 『PASSION』
4:20 『海炭市叙景』
6:55 終了予定
お問い合わせ : 電話075-661-3993 (京都みなみ会館)
チケット
【料金】
当日一般 2,500円
学生・京都シネマ会員・京都みなみ会館会員 2,200円
整理番号付前売券 2,000円
【販売場所】
みなみ会館…販売中
京都シネマ…販売 http://www.kyotocinema.jp/
カフェパラン…販売中 (千本御池上ル) http://www.facebook.com/phalamara
Book fabulous…販売中 (三条東洞院東入ル プラザコラムビル401 http://d.hatena.ne.jp/fabulous69/
ガケ書房…販売中 (白川今出川上ル350m東側 http://www.h7.dion.ne.jp/~gakegake/map_set.htm
チケットぴあ…※販売中 Pコード 550-293
※ぴあチケットをお持ちのお客様は、上記販売場所でチケットをお求めのお客様の次にご入場となります。 また、チケットぴあの前売券取扱終了日は9/21(金)を予定しておりますが、定員になり次第、販売を終了させていただきます。予め、ご了承下さいませ。
直前でのお知らせになってしまい、申し訳ありません。
チケットがまだ手に入るか、お問い合わせの上お買い求めくださいませ。
「海炭市叙景」は土曜深夜というより、日曜の早朝4:20からの上映です。
暑すぎる9月に、雪の海炭市の物語をお楽しみくださいませ!
2012年04月26日
4月26日は佐藤泰志さん63歳の誕生日です
個人的には2009年のはじめに「海炭市叙景」の映画化プロジェクトに関わってから、ここまでの3年間でぐっと存在感が増し続けています。
まるで何十年も前から見つめ続けていたかのように。
それまでは、同級生の方々が熱心に活動して、函館が生んだ素晴らしい作家のことを伝え続けている・・・というイメージで佐藤泰志さんの事を知っていました。
いまは、少し大げさかもしれませんが、日本全国のあちこちから作品について語っている言葉が届き続けているのです。
その熱に、こちらが感化され続けています。
まさに今の時代の作家であり、ひょっとしたら早すぎた作品群だったのかとすら思います。
「そこのみにて光輝く」を映画にしようと、少しづつ、しかし大きな歩幅で動いております。
泰志さんは、どう思うかな。
そして、まだこの作品に出会っていない人たちに、どんな風に届くかな。
と考えております。
「海炭市叙景」では冬から春先にかけての函館の季節感が映し出されました。
「そこのみにて光輝く」は夏の函館をフィルムに収めようと思っております。
30代後半の時期に発表され、亡くなる前年に発刊された「そこのみにて光輝く」の映画製作。
見守っていただければ幸いです。
「本当は、殴られながら、この程度の力なら、いつでも、腕の一本ぐらい、簡単にへし折ってやることもできる、と思っていた。
その後で、すべてが新しくはじまったのだ。」
(「そこのみにて光輝く」 / 佐藤泰志)
2012年03月12日
「海炭市叙景」をスクリーンで!熊切監督と!
およそ1ヶ月ちょっとの間をおいてのブログ更新です。
ごぶさたしておりました。
実は前回の更新から今日まで、つねに毎日のべ30~40人の方に当ブログをみていただいておりました。
感謝です!
やっと更新・・・これからは、新しい話題がなくても何かご紹介できそうなエピソードなども記していきますね。
「そこのみにて光輝く」の映画化プロジェクトは、少しづつ動いております。
たぶん・・・春だなって暖かさの頃までには、具体的なニュースもお伝えできるかも。
のんびりとお待ちいただければ幸いです。
そして!
今週末は、埼玉で「海炭市叙景」がスクリーンにて上映されます!
3/16~18の埼玉県・所沢市での「ミューズ・シネマセレクション」にて、トリとなる3/18(日)16:45[開場16:30]からです!
「ミューズ シネマ・セレクション~世界が注目する日本映画たち PartXII」
http://www.muse-tokorozawa.or.jp/koen/20120318.html
前夜祭 3/16(金)
映画祭 3/17(土)~18(日)
会場 : マーキーホール(埼玉県所沢市 並木1丁目9-1)
※西武新宿線「航空公園駅」から徒歩10分 http://www.muse-tokorozawa.or.jp/access/index.html
3/16(金)
15:45 前夜祭 プレ上映「精神」(128分)
18:30 前夜祭 「Peace」(75分)
特別対談!「みること、撮ること、届けること」
3/17(土)
11:00 「奇跡」(127分)
14:30 「ヘヴンズ ストーリー」(278分)
3/18(日)
11:00 「歓待」(96分)
13:45 「川の底からこんにちは」(112分)
16:45 「海炭市叙景」(152分)
入場料金
●前夜祭(自由席制・入れ替えなし):1,000円
全席指定
●1回券(日時指定):800円
※「ヘヴンズ ストーリー」のみ特別価格 1,300円
●1日券(日にち指定・限定160席・前売のみ):
<特別発売>
※ミューズチケットカウンターのみで取り扱い
○前夜祭+映画セット券がお得!!(300円引き)
●前夜祭+1回券(日時指定)・・・・・・・・・1,500円
●前夜祭+「ヘヴンズストーリー」1回券・・・・・・・・・2,000円
●前夜祭+1日券(日にち指定)・・・・・・・・・2,700円
※未就学児の入場はご遠慮下さい。
そして!
映画上映後にゲストを招いて、トークショーもあるのです!
我らが熊切監督のほかにも、とても素敵な顔ぶれです!
3/16(金)
18:30~「Peace」
想田和弘監督×瀬々敬久監督(「ヘヴンズ ストーリー」監督)
3/17(土)
11:00~「奇跡」
是枝裕和監督のビデオメッセージを上映
14:30~「ヘヴンズストーリー」
瀬々敬久監督・山崎ハコさん
3/18(日)
11:00~「歓待」
深田晃司監督・杉野希妃さん
13:45~「川の底からこんにちは」
石井裕也監督
16:45~「海炭市叙景」
熊切和嘉監督
埼玉・所沢で今週末、行けるっという方は、ぜひ。
スクリーンで海炭市民に会い、そのひととき海炭市民になってくださいませ。
2012年02月08日
スカパー!で「海炭市叙景」
2月もすでに2週目に入りました。
3年前の今頃は、函館での製作実行委員会を春に立ち上げるため、猛スピードで準備していました。
2年前の今頃は、クランクインを1週間前に控え、使える時間はすべて撮影準備にあてていました。
1年前の今頃は、国内のほか海外でも上映、もしくは上映日決定の報が届き、映画賞をいくつもいただいたり、イベントが各地で開催されたり・・・連日の嬉しいニュースを受け取り続けました。
そして今、ついに「海炭市叙景」が、CSにも登場いたします!
スカパー!の「東映チャンネル」にて。
3月に4回放送です!
5日(月)22:00~25:00
11日(日)20:30~23:30
28日(水)22:00~25:00
31日(土)18:00~21:00
「東映チャンネル」の「海炭市叙景」紹介ページ
http://www.toeich.jp/?act=program-detail&info_id=1T0000004624
熊切監督の「青春☆金属バット」と「ノン子36歳(家事手伝い)」も、同じく3月に放送されるのですって!
スカパー!に加入していない方でも、IPTVやケーブルテレビで見られる地域もあるかと。
函館のケーブルテレビでも、NCVの多数のチャンネルの中に「東映チャンネル」があります!
http://www.ncv.ne.jp/service/dp/chguide.html#4
劇場で見る時のように、姿は見えなくとも「大勢の人たちと同じ時間に同じ物語の中にいる」という体験を、ぜひ感じて下さいませ。