2016年04月22日
札幌で佐藤泰志展スタート!
2014年に「そこのみにて光輝く」。
そして今年2016年に、「オーバー・フェンス」が映画作品として上映されます。
キャストも続々発表となっていますので、またあらためてご紹介しますね。
今年また作家・佐藤泰志にスポットライトが当たる!
これを機に知っていただく方も多いかと。
北海道の札幌市に行けるという方に、ぜひ足を運んでいただきたい展示会があります。
明日(4/23土曜)から約2ヶ月間、北海道立文学館(札幌市)で開催される「<青春の記憶 夢見る力>佐藤泰志の場所(トポス)」です!
函館市文学館と、道立文学館にある秘蔵資料がズラリ!です。
また、函館市民映画館シネマアイリスなどからも、映画撮影に使用した品々などの資料を提供しておりますっ!
期間中は佐藤泰志と親交が深かった福間健二さんの講演会(5/15日曜)など、様々な催しも予定されています。
会場に行ける、という方はぜひぜひご覧くださいませ。
北海道立文学館 特別展「<青春の記憶 夢見る力>佐藤泰志の場所(トポス)」
期間 : 2016.4.23(土)~6.19(日)
時間 : 9:30~17:00(入場は16:30までに) ※月曜休館
観覧料 : 一般500円、高校~大学250円、中学以下・65歳以上は無料
北海道立文学館 特別展HP
http://www.h-bungaku.or.jp/exhibition/special.html
2015年09月12日
映画「オーバー・フェンス」主要3キャスト発表!
お待たせしました!
ついに、映画「オーバー・フェンス」のキャスト御三方が発表されました!
ちょうど2ヶ月くらい前に、グラウンドでのソフトボールのシーンを撮影した時に3人とも同じ場所にいて、それぞれの役を体現していただきました。早く完成作品をお見せしたい!(そして自分も見たい!!!)
マスコミの皆様へは、こういう内容で情報発信させていただきました。
来年の今頃、劇場で皆様に「オーバー・フェンス」を見ていただくため、この後の作業もガッチリがんばります!
ぜひ、楽しみにお待ちくださいませ。
第23回東京国際映画祭コンペティション部門に選出され、フィリピンで行われた第12回シネマニラ国際映画祭コンペティション部門でグランプリと最優秀俳優賞の2冠に輝いた『海炭市叙景』(2010年公開、熊切和嘉監督)、第38回モントリオール世界映画祭の最優秀監督賞を受賞し、国内外問わず数々の映画賞を受賞した『そこのみにて光輝く』(2014年公開、呉美保監督)、そして2016年、佐藤泰志文学映画化の函館三部作最終章として、佐藤自身が小説を諦めかけ、函館の職業訓練校にて送った日々の経験を基に執筆し、最後の芥川賞候補作品となった「オーバー・フェンス」(「黄金の服」所収 小学館)の主要キャストが発表となりました。
主演には、国際舞台の第一線で活躍する唯一無二の俳優 オダギリ ジョー(39)が元サラリーマンの職業訓練校生・白岩義男を演じる。
ヒロイン・田村聡(さとし)には、抜群の演技力と存在感を放ち続ける蒼井優(29)が風変わりなホステス、“鳥になりたいと願う女”を体当たりで演じきる。
また白岩に興味をもつ職業訓練校生の代島和久を、その独特の空気感で人気を集める松田翔太(29)が扮する。
メガホンをとるのは、邦画界で最も新作を熱望され、最新作『味園ユニバース』(15年)のスマッシュヒットが記憶に新しい山下敦弘監督(38)。
本作は、「その瞬間を生きている人間たちの映画にしたい」という山下監督のテーマのもと、“愛を失くした男” 白岩と“愛を求め続ける女”聡が出逢った時、人が人を愛すること、そして共に生きていきたいと願うこと、『オーバー・フェンス』というタイトルが示す通り、二人はそこにある何かを越えていく―――。
本作は山下監督の新境地でもある、函館の短い新緑の季節を舞台に人々が愛を探し求め、その瞬間を切り取った大人のラブストーリーであり、家族とは、夫婦とは、共に生きるとは、人間の普遍的なテーマに向き合う物語となっている。
撮影は北海道 函館を中心に行われ2015年7月17日に無事クランクアップ。現在、編集作業に入っており完成は2015年冬予定。
『オーバー・フェンス』あらすじ
妻子のためという名目で家庭をかえりみなかった男・白岩は、妻に見限られ東京から故郷の函館に戻りつつも実家には顔を出さず、職業訓練校に通いながら失業保険で暮らしていた。訓練校とアパートの行き来、そして2本の缶ビールとコンビニ弁当の日々だ。訓練校の実習と学科対抗ソフトボール大会の練習を惰性で繰り返す白岩は、仲間の代島に連れられ入ったキャバクラで、鳥の動きを真似る風変りな若いホステス・聡(さとし)と出会うのだが・・・
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山下監督をはじめ、比較的に同年代のスタッフ。蒼井さんや松田さんをはじめ、個性が光るキャスト。撮影前からすごく楽しみにしていました。
函館での1ヶ月は合宿のような状況だったので、この作品の事だけに集中できたし、みんなで過ごす時間は劇中の関係性を見事に反映したり、より深めたり、貴重な時間でした。
信頼できるスタッフとキャストと、共にこの作品に関われて幸せでした。
愚作になるはずがないと確信しています。
オダギリ ジョー
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長い間、この作品に出会うことを待ち続けていたような気が今しています。
それくらい、この現場の過酷さも喜びも想像を絶するものでした。
大切な仲間に出逢えたことに
心の底の底から感謝します。
蒼井優
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『オーバー・フェンス』には、吸い込まれるように呼ばれた気がしました。とても自然に集まったチームでした。
振り返ると、やはりこれは山下さんの作品なんです。
こんな形もあるんだなあと、驚きましたし新鮮で真剣な山下組と共に函館で過ごした時間が、
すでにかけがえのない時間となり、撮影を思い返すたび、幸せになります。
このキャストとスタッフで撮影した本作品を、僕も一緒に期待して待ちたいと思います。
松田翔太
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映画『オーバー・フェンス』
監督:山下敦弘
オダギリ ジョー 蒼井優 松田翔太
配給:東京テアトル+函館シネマアイリス(北海道地区)
©2016「オーバー・フェンス」製作委員会
2016年晩夏、テアトル新宿ほか全国ロードショー
新たな情報が解禁になりましたら、またお伝えしますね。
気長に、ゆっくりとお待ちくださいませ。
2015年08月17日
海炭市で9月にふたつのイベント開催!
来月、海炭市に2人の海炭市民がやって来ます!
9/6(日)には「海炭市叙景」の音楽を作っていただいたジム・オルークさんが!
9/12(土)には佐藤泰志さんと深い深い親交があった事で知られる詩人・福間健二さんが!
その日その時間に海炭市(函館市)にいられるという方は、ぜひぜひ足をお運びくださいませ!
「坂田明 北海道Tour2015 番外編」
出演 : 坂田明、ジム・オルーク、山本達久
2015年9月6日(日) 開場19:00、開演19:30
チケット(1ドリンク付) 前売4,500円、当日5,000円
会場 : パブ・ザ・ビーツ[JR五稜郭駅前、コジマ×ビックカメラ函館店裏] 函館市亀田本町54-9
お問い合わせ : PLUS1 A.D. 電話0138-86-7014(10~19時、水曜定休)
サックスの坂田明さん、ドラムの山本達久さんとのライヴ!
ジム・オルークさんはギターかな、いやそれだけじゃない予感も。
お楽しみくださいませっ!
「平成27年度 函館市文学館講演会『佐藤泰志の文学』」
講師 : 詩人・映画監督 福間健二
2015年9月12日(土) 14:00
参加料 300円
会場 : 函館市芸術ホール・ギャラリー[五稜郭タワー向い、北海道立函館美術館となり] 函館市五稜郭町37-8
お問い合わせ : 函館市文学館 電話0138-22-9014(9~19時、9/7~8はお休み)
福間さんしか知らない佐藤泰志さんの話しも聞けるかも!
また、文学館では9/9(水)~11/15(日)のあいだ、企画コーナー「佐藤泰志没後25年に寄せて『佐藤泰志展』」も開催!ぜひぜひご覧ください!
※10/8(木)~10(土)は管内整理日のため休館です
「オーバー・フェンス」の撮影が終了して早や1ヶ月ほど。
来年(2016年)秋に公開できるよう、鋭意編集作業が行われております。
こちらも、ぜひ、お楽しみに!
2015年05月16日
佐藤泰志「オーバー・フェンス」映画化決定!市民キャストのオーディションも実施します!
さてさて、「そこのみにて光輝く」をまだまだあちこちで話題にしていただき、とても嬉しく光栄に思う日々です。
そんな中、「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」に続いて、「オーバー・フェンス」の映画化が決定しました!
やったー!
メガホンをとるのは山下敦弘監督!
これまでの作品といえば
どんてん生活
ばかのハコ船
リアリズムの宿
くりいむレモン
リンダ リンダ リンダ
松ヶ根乱射事件
ユメ十夜)※「第八夜」監督
天然コケッコー
マイ・バック・ページ
苦役列車
エアーズロック〜まさかの劇場版
ありふれたライブテープにFocus
もらとりあむタマ子
超能力研究部の3人
味園ユニバース
映画人から愛され、観客からは次回作が待たれ、もう大人気!
実は大阪芸大出身で、なんと「海炭市叙景」の熊切和嘉監督、「そこのみにて光輝く」の呉美保監督、みーんな大阪芸大なのです!
御本人いわく「タスキを受け取った」という状態。
ただいま発表できるスタッフは、撮影の近藤龍人さん!
「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」と、すべての撮影を担当していただく事になりました。
な、なんと近藤さんも大阪芸大なのです!
もう、姉妹都市になっちゃいましょうよ、ねえ。
「オーバー・フェンス」は現在だと、文庫で発売されている「黄金の服」で読むことができます。
未読の方、映画を見るまでストーリーは知りたくないという方のため、あらすじは言わずにおきますね。
佐藤泰志さんが東京で生活している時に、ある一時期に函館に戻って来ていた時の事が題材になっております。
映画はこの6~7月に撮影、来年の公開を予定しております!
そしてそして。
映画「オーバー・フェンス」函館オーディションを実施します!
これまでの2作品でもたくさんの出会いがあった、市民キャストのオーディションを今回も!
日程は5/30(土)~31(日)の2日間です。
募集概要
・男女とも4歳から70歳くらいまで。
・今年6月後半~7月後半の撮影期間中の内1日~数日に参加できる方 ※役によって日程は変わりますが、現時点でスケジュールは未定です。
・5/30~31の北海道函館市内でのオーディションに来ることが可能な方 ※交通費等は自己負担となります。
・履歴書と、全身と上半身の写真2枚を5/25(月)必着で郵送できる方 ※芝居経験の有無(経験がある方は詳しく)、オーディション日程で参加可能な時間帯、オーディションへの意気込みも記入下さい。
応募多数の場合は一次審査(書類選考)の上、合格者のみ5/28(木)までにオーディション詳細をご連絡いたします。
メールでの連絡となりますが、メールアドレスがない方は電話などの連絡先を履歴書にご記入ください。
書類送付先
〒040-0011函館市本町22-11グリーンエステート1F シネマアイリス
「オーバー・フェンス」オーディション係
お問い合せ terao@cinemairis.com
締め切りまでかなり短期間となってしまい、申し訳ありません。
ぜひ大勢の方と出会えますように!
映画「オーバー・フェンス」の情報は、函館市民映画館シネマアイリスのツイッターやフェイスブックをチェックくださいませ。
作品公式ホームページが稼働するまでは、おそらく最も早く最新情報を発信するケースが多々ありそうです。
シネマアイリスTwitter
https://twitter.com/hkdiris
シネマアイリスFacebook
https://www.facebook.com/hkdiris
久しぶりの更新が長文すぎて失礼しました・・・。
これからも"ごくたまに"更新するかも、くらいのゆるーい状態になるかと思います。
あまり期待せず、末永くよろしくお願いいたします。
2014年08月01日
9/4に札幌で「海炭市叙景」を上映&熊切監督トーク!
北海道の札幌市で、スクリーンで「海炭市叙景」をご覧いただきます!
8/30(土)~9/5(金)に開催される「札幌国際芸術祭2014 連携事業 北海道フィルム・アートフェスティバル」のプログラムに選ばれました!やったー!
9/4(木)18:50から上映。
終了後に熊切和嘉監督のトークショー。
会場はシアターキノ(札幌市狸小路6丁目 南3条グランドビル2F)です。
http://theaterkino.net/
トークショーのあと、21:35からは「表彰式・審査発表」です。
これは熊切監督が審査する"北海道作家コンペティション"の結果発表なのです。
「熊切監督賞(グランプリ)」「特別賞」「奨励賞」が、熊切監督ご自身から発表されるのです!
参加作品など詳しくは、詳細HPをご覧くださいませ。
http://theaterkino.net/wp/?p=10470
なんと、「海炭市叙景」からトークショー、表彰式まですべて込みで入場料1,000円!
行けるっ!という方は、ぜひぜひ。
スクリーンで真冬の海炭市民に会ってきてくださいませ。
2014年04月18日
「海炭市叙景」「書くことの重さ」をTVで、「そこのみにて光輝く」を劇場で
うかつにも!
「海炭市叙景」が放送中です!
BSやCS、ケーブルテレビ、ブロードバンド放送などで視聴できる「日本映画専門チャンネル」にて!
http://www.nihon-eiga.com/osusume/satoyasushi/
4/17に初回の放送を終え、このあとは4/22、5/10、22、30に放送を予定しております。
また、「書くことの重さ 作家・佐藤泰志」も放送中!
このあとは5/6、22に放送を予定しています。
ご覧になれる環境の方は、ぜひ!
そしてそして!
映画「そこのみにて光輝く」は、4/12から函館での先行上映がスタートしております。
いよいよ明日(4/19)は東京など全国での上映が続々とスタートしていきます!
情報どっさりの公式HPでご確認くださいませ。
「そこのみにて光輝く」公式HP
http://hikarikagayaku.jp/
ヒロインの家は、ほとんど使われていない「物置」として使用している建物をお借りしました。
海炭市の竹原ピストルさんと谷村美月さんが住んでいた部屋のように、数日で生活感あふれる空間に返信させた美術スタッフの仕事ぶりといったら!
池脇千鶴さんがチャーハンを作った台所は、最初はこういう状況でした。
濡れている部分は超大型の業務用冷蔵庫がふたつあり、男性陣を総動員して移動させたのです。
2013年12月25日
函館(海炭)市で上映決定!
函館市で!
海炭市で!
「海炭市叙景」を再び上映いたします!
函館市民映画館シネマアイリスにて、年明けの2014年1月4日(土)からです。
しかも1000円でご覧いただきますっ!
シネマアイリス上映スケジュール
http://www.cinemairis.com/film.htm
函館(海炭)市で撮影した、函館出身の佐藤泰志さんが作り上げた物語の映画化作品です。
劇場を出ても作品の風景が広がっています。
もう一度見たいという方も、初めて見るという方も。
ぜひぜひ、作品の世界に入り込んで見ていただければ幸いです。
4月に上映となる、同じく佐藤泰志さんの「そこのみにて光輝く」の映画化作品の前に、ぜひぜひぜひぜひご覧くださいませ!!!
2013年12月11日
そして京都でも「海炭市叙景」を2月に上映!
1/11(土)からは大阪市淀川区の第七藝術劇場にて!
そして2/1(土)からは、京都市南区の京都みなみ会館で、「海炭市叙景」を35mmフィルムで上映していただけます!!!
やはり「書くことの重さ~作家 佐藤泰志」の上映に合わせて、同じ日からのスタートなのです!
詳細はこちら。
http://kyoto-minamikaikan.jp/archives/13149
足を運べるという方は。
未見の方も、以前見た事があるという方も。
ぜひ、ぜひぜひ!
劇場にて目と耳だけではなく、体中でこの「海炭市叙景」を感じていただければ嬉しいです。
海炭市民がスクリーンの中でお待ちしております。
大阪で「海炭市叙景」を1月に上映!
なんと、「海炭市叙景」が再び劇場で上映されます!
大阪市淀川区の第七藝術劇場にてっ!!!
こちらでは、佐藤泰志さんのドキュメンタリー「書くことの重さ~作家 佐藤泰志」が2014年1月11日(土)から上映されます。
その関連上映として、同じ日から「海炭市叙景」も同時に上映スタートなのです!
第七藝術劇場"今後の上映予定作品"ページはこちら。
http://www.nanagei.com/movie/next.html
寒い冬、海炭市民に会いに来てくださいませ!
2013年09月27日
明日(9/28)いよいよ全国にさきがけて「書くことの重さ」公開!
12:55からの上映で、初日となる9/28(土)は舞台挨拶も!
作品内での再現シーンに出演した無名塾の
村上新悟さん(佐藤泰志役)
樋口泰子さん(選考会場の仲居役)
のお二人が登場!
10~15分くらいのトークのあと、本編上映になります。
函館で初日を見ることができるという方は、ぜひぜひ!
佐藤泰志を演じた村上さんは、こんな方
http://www.mumeijuku.net/prof/prof_murakami.html
そして樋口さんは、こんな方
http://www.mumeijuku.net/prof/prof_higuchi.html
当初ご登壇予定だった木爾チレンさんは、ひょっとしたらステージではなく会場のどこかでお会いできるかも。
楽しみにしております。
シネマアイリスなどの場所はこちら。
http://www.cinemairis.com/