撮影の様子

2011年11月01日

見えない位置の存在感


撮影に入る前に立てた計画は、当然ながら撮影中にどんどん変更になっていきました。
撮影場所の雰囲気、天候(雪の有無なども)、ひとつのシーンの長さの制約など、様々なことが理由になったのかと。

その結果、シーンそのものがなくなってしまったり、出演はしたけれどカメラのフレームにおさまらなかったり。
市民キャストとして撮影現場に来ていただいたけれど、完成作品では姿が映らなかった方もいらっしゃったのです。

「必ず映る」という前提ではなかったものの、申し訳ない結果となった場合が何度かありました。
この場を借りて、再度お詫び申し上げます。


ただ、そういった皆様のおかげで、架空の海炭市が「確かにそこにある」という存在感を持つことができたのです。
これは、単にオールロケだったり、実際の家や家具を撮影させていただいただけでは生まれない現実感。

バスや電車の乗客として、ただそこに座っていただき。
実際にはカメラのフレームに入っていなかったとしても。

まぎれもなく、その場に来ていただいた皆様が、その空気感を作る大きな力となりました。


DVDやブルーレイでも、その空気感が伝わりますように。






そして!
前回のクイズの答えです。

「コショウ(故障)」でした。

これには気をつけないと、ですね。


さあ、次っ!


「”かかかかか、まままま”に行ってくる。
さて、どこに行くのでしょう?」

地名です。
答えは次回のブログにてっ!

20100310撮影23日目1


kaitanshi at 06:50|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック

2009年07月22日

子役の存在感

撮影は次の冬からスタートの予定。
でも函館ドックのゴライアスクレーンが無くなってしまうというので、急遽クレーンをフィルムに収めてから早2ヶ月になります。

主役の兄妹の子供時代にクレーンがあった。というシーンをいくつも撮影しました。
函館在住の実際の兄妹に出演していただきましたが、素人と思って撮影をはじめて、すぐに監督もカメラマンもテンションがどんどん上がっていきました。

すごい存在感!


そして脚本には他にも子供が重要な位置にいる場面が多々あります。

哀しいのに、それを受け入れて笑おうとする子供。
まだ会わぬその子は、そのシーンでどんな表情を見せるのだろう。

久々に故郷に戻ってきた子供は、距離を置いていた父に会ったときどんな目で彼を見つめるのだろう。

どんな俳優がキャスティングされ函館にやってくるのか。
想像してみるだけでワクワクします。
そして、それはもう間もなくなのです。


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