2011年08月27日

足跡その47~川本三郎さんがやって来た!


川本三郎さんをお招きしてのイベントは2009年10月に実現しました。

実行委を立ち上げてすぐに作った募金呼びかけチラシにもコメントをいただき、その半年後に海炭市に来ていただいたのです。


イベントは2日連続という嬉しい内容でした。
10/3(土)は講演会。
10/4(日)は映画上映とトークショー。


初日となる「川本三郎講演会『わが町から生まれる文学』」は、臥牛山の麓にあり、長い年月を経た事を感じさせる重厚なたたずまいの「函館市公民館」にて行う事が出来ました。

ギターとベースのデュオによるコンサートあり(終盤には実行委メンバーもボーカルとして参加!)。
町の風景などをスライド映像で映写しながらグランドピアノによる伴奏を加えての朗読。
この日のために製作したスペシャル版のメイキング映像の上映も行いました。

そして、いよいよ。
後半は川本三郎さんによる講演会です。
タイトルどおり、函館で生活する人達には「海炭市叙景」が特別な作品だという事などをお話しいただきました。
読んでいると風景が頭に浮かび。
気候なども実感として感じられ。
映画を見る時もすんなりと映像の街並みに入り込み、映画館を出てからも同じ風景が続いているぜいたく!

今だから言えますが。
「ここだけの話」として、当時はまだ発表すらされていなかった映画「マイ・バック・ページ」のお話もしていただきました。
原作者であり主人公である若き日の川本さんを妻夫木聡さんが演じる・・・とこっそり教えていただき会場中がざわめいてましたね。


2日目は「成瀬巳喜男 没後40年 川本三郎が語る『成瀬巳喜男と昭和の風景』」です。

監督・成瀬巳喜男、脚本・水木洋子、出演・田中絹代、香川京子、加東大介ほかの昭和27年作品「おかあさん」の上映と、トークショーです。
香川京子さんは落ち着いた日本のお母さんのイメージですが、いえいえこの作品は50数年前の撮影。
田中絹代さん演じる懸命なおかあさんをけなげに見つめる長女の役柄でした。

上映中はすすり泣く声もあちこちで。
終了後の川本さんトークは、やはりあたたかいトーンで穏やかに2日間のイベントを締めくくっていただきました。


このイベントが終了したあと、函館チームの地道な活動から、一気に具体的な準備をしつつ全国展開に広げるべく。
映画を作るための組織である「『海炭市叙景』製作委員会」が発足する事となります。




(続く)




そして。
前回のクイズの答えです。

「縦に切ったので1mのままだった」でした。


てへへ。
すぐに次っ!


「とってもおいしそうなのに、作りっぱなしでテーブルに運ばれないケーキってなーんだ?」

答えは次回のブログにてっ!


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kaitanshi at 21:16│TrackBack(0)mixiチェック 足跡 

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