2011年05月29日
足跡その3
緊急事態にどう対応するか。
その心構えは常に持っていないと、と思いながら日々を過ごしています。
列車の火災で車掌や運転手の指示を待ち続けて危険を感じ、自主的に避難を開始した人たちがいたそうです。
家や、職場や、たまたま居合せた場所や。
何かあったらどうする、という事を常にシュミレーションしないと突発的な事に対応できず右往左往しそうな気がします。
まさに今、何かが起きたら。
それを考え続ける心の強さが必要ですね。
鍛えなければ、と思っております。
さて、菅原実行委員長が2008年の年末近くに参加した佐藤泰志イベントは。
とても心を動かされるものだったそうです。
佐藤泰志その人と、その作品について熱を込めて語る人々。
知人だからとか、地元出身だからというレベルではない、まぎれもない愛や尊敬や、そして使命感のような想いがあったのだと想像しております。
そして。
結果的にその後、映画の製作実行委員会に参加するメンバーが、そこに何人もいたのです。
「文学」の視線で佐藤泰志をリスペクトする人たち。
さて、「映画」の視線でどう語りかけようか・・・と考えた菅原さんは、結局なにも考えず思いのたけをそのままぶつけるという行動に出ました。
その相手は、函館で佐藤泰志を広めるべく活動していた中心人物。
後に映画の製作実行委員会で事務局長を務め、菅原さんとともに実行委のツートップとなって皆を牽引する事となる、西堀滋樹さんでした。
(続く)
「スタートの時間になった。
内心、広一はもし五-八が来なかった場合のことを考えて、気持ちがひるんだ。
だが来る、と念じた。
一本勝負だ。
自信はあった。」
(夢みる力 from 「海炭市叙景」 / 佐藤泰志)
そして昨日のクイズの正解です。
「にくまん(憎まん)」でした。
いえ、ほら、ねっ。
・・・今度は正統派ですよ!
たぶん。
それでは今日のクイズ!
「運がいい時しか開かないドアがあります。
このドアを開けることが出来るのはどんな鍵?」
答えは明日のブログにて。