著者本人のあとがき月曜22時「鈴木先生」から目が離せない!

2011年05月14日

実行委の番場さんが詩人として賞をいただきました


いろいろなチャリティイベントを、この2ヶ月の間に見ております。

今日は、おそらく最年少4才、最年長は80代という様々な世代が出演する歌のコンサートを見させていただきました。


今日を含め、どのイベントも。
単にチャリティをタイトルに付け足したのではなく、「何か自分にできる事は」という想いから作られている事をひしひしと感じます。



ふるさとに関する歌を歌う前に、ステージで涙ぐんでしまう方。
そして「僕らが元気にならなければ。ほんとうに苦しい方に届けなければ」と隣で励ます共演者。

北海道でも連日こういったイベントが行われている事を知る由もないかもしれませんが。
義援金や物資や想いが確実に届くよう、こういう試みに微力ながら加わりたいと思っております。


日本に生まれて良かったと、ひょっとして空気を呼んでない発言かもしれませんがそう思っております。





そして。
5/15(日)は埼玉・深谷シネマで舞台挨拶です!


5/15~5/21
埼玉県 深谷市
深谷シネマ
http://fukayacinema.jp/


5/15(日)『海炭市叙景』13:30の回上映終了後(16:30の回上映前)に、舞台挨拶&トーク開催!
通常料金で先着順との事です。
熊切監督と、越川プロデューサー、星野プロデューサーが登壇し、北海道函館市を舞台にした「まちで映画をつくること」を語るらしいっ。
時間的に30分もなさそうなので、行けるという方は聞き耳を立てて!
そしてすきあらば質問を!




そしてそして。
なんと!

実行委メンバーが作った詩集が、北海道詩人協会賞に選ばれました!

それは番場早苗さんの「陸繋砂州(トンボロ)」[りくけいさすトンボロと読みます]です!

素晴らしい!


「砂州(さす)」は、波などによって作られた細長い地形のこと。
その流れで運ばれた砂や土砂で地形が作られます。

そして「陸繋(りくけい)」は「陸繋島(りくけいとう)」から話さねば。
「陸繋島(りくけいとう)」は、その砂州によって大陸などと陸続きになった島のことを言います。
もともと、函館山は北海道と離れた孤島でしたが、波などで運ばれた砂などで砂州ができはじめ、現在のようにつながりました。
ちなみに、函館山は牛が横たわっているように見えるので臥牛山[がぎゅうざん]とも呼ばれます・・・映画ではあの山を臥牛山と呼んでいます。

陸続きとなった砂州のことは「陸繋砂州(りくけいさす)もしくはtombolo(トンボロ)」と言います。




つまり、この詩集はこの状態にある、函館そのものがタイトルになっているのです。




およそ20年に渡る歳月の間に生まれた詩が収められています。

私、素人目でしか見られないのですが。
じっくりと染みてきたり。
目で読まないとわからないリズムや、言葉遊びが随所にあったり。
カッコをとじないなど、はっとするような部分があったり。

全国の書店で手に入るわけではない、まさに土着の文化という一冊です。


函館の方は、JR函館駅の目の前にあるボーニアネックス内のくまざわ書店などで取り扱っております。
また、皆様お近くの書店でも注文で取り寄せられるかも。



映画「海炭市叙景」を作り上げた、そして高校時代の多感な時期に佐藤泰志作品に衝撃を受けた詩人の作品に、ぜひ触れてくださいませ。



お取り寄せの場合は。

響文社からの「詩集 陸繋砂州トンボロ / 番場早苗」
でお問い合わせくださいませ。

念のため、響文社の連絡先はこちら。
Tel.011-831-7146
北海道札幌市 豊平区美園11条4丁目2-20




「わたしもリボンひとつで
 いいえ何もなくとも
 まなざしだけで
 満たされた日々がたしかにあった

 仕事帰りの母を待ちわび坂を下った
 口紅どころかクリームひとつ付けずわたしらを食べさせるためにきょうも働いてきた母
 その姿を見つけただけで幸せになるそんなおさなさの
 遠い夕暮れ 」


(リボン from「詩集 陸繋砂州(トンボロ) / 番場早苗」)






そして昨日のクイズの正解です。

「か」でした。

パソコンのひらがなキーで、はさまれております。
じっくりパソコンを見てみて下さいませ。



さあっ。
そしたら本日はあるあるシリーズにしましょっ!


「『寿司』にはあっても『お刺身』にはない。
『倍』にはあるのに『半分』にはない。
『デイ』にはあっても『ウィーク』にはない。
さて、なーんだ?」


答えは明日のブログにて。


DSC_3520






kaitanshi at 23:26│TrackBack(0)mixiチェック

トラックバックURL

著者本人のあとがき月曜22時「鈴木先生」から目が離せない!