進水式の撮影から1年ブログを再開します

2011年03月10日

土曜からは岡山でも上映スタート

3月も中旬に入りました。

今週末からは、岡山で「海炭市叙景」が上映となります!

 

3/12~

岡山県 岡山市
シネマ・クレール
http://www.cinemaclair.co.jp/


お待たせいたしました!
岡山は週末には20度に届きそうな気温なのですね。
ぐいっと時間を戻しての冬の物語です。

ぜひ何かを感じていただければ幸いです。
劇場でお待ちしております。

 


この時期、卒園・卒業や入学・入社などなど、新しい生活に切り替わる時期という方がたくさんいらっしゃるかと思います。
季節の変わり目、体調の変化などにもお気を付け下さいませ。

 

我々はと言えば。


2年前の今頃は、映画作りをします!!!と宣言すべく、チラシなどの準備を急ピッチですすめていた頃でした。
現在、ポスターや文庫本表紙で見ていただいている山の写真も、この頃に撮影したものです。
3名の実行委スタッフが様々な場所から函館山を撮影し、悩んで悩んであの写真を選びました。
あがってきた募金案内チラシ第一稿を見て、あまりの完成度の高さに(ええ、自画自賛です。)一同びっくりしたものです。

ある意味、あのチラシが我々のテンションを「やれるかもしれない」と一気に高め。
そのすぐ後の函館でのトークショーで熊切監督とお会いして、「やれるかもしれない」が「やれる」に変わったのです。


1年たって昨年の今頃は、撮影の真っ最中。
極寒の屋外ロケの連続で、「あと10日で撮影終了だ。そしたらゆっくり眠れる。カゼをひかず乗り切るぞ」という想いと。
「ああ、あと10日でほんとに終わってしまうのか。完成作品も見たいのだけれど、ずっと撮影が続けばいいのに」なんて想いと。
「これで確信犯的に気付かぬふりをしてきた職場の冷たい目線や、家族からの”帰ってきて”コールに応えられる」なんて想いとか。

複雑なたくさんの想いを抱きながら、日々の撮影がいかにスムーズにいくかという点に全力を注ぎこんでいました。
その結果、1年後の今この瞬間にフランスで大勢の方々がこの映画を見ている事になるとは、やはり想像していませんでした。

 

さあ、これからも更に多くの方にこの映画が持つ何かが届きますように。
そのために力を注ぎます。

 

画像 036

 

 
















kaitanshi at 22:33│TrackBack(0)mixiチェック

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