海炭市民になってくださいませ2/20に函館で海炭市イベント!

2011年02月06日

クランクイン直前を思い出すと

クランクインは昨年の2/16でした。
つまり去年の今頃は「あと10日で撮影がはじまる!」という時。

ワクワクというより、準備しなきゃいけない事がまだまだたくさん!
という状況で、嵐のようなバタバタでした。

 

その頃に大急ぎで探していた物は。


・屋外で使う暖房の燃料を格安で提供していただける方

・機材車(できれば2トン車もしくはハイエースくらいの大きさを3台、1ヶ月、やはり格安・・・できれば無料で貸して頂ける方)

・屋外用発電機(小型の物で構いません600w~1.6kw位の物)可能であれば期間中ベタで。

・ハシゴ12尺(3,6m)以上の物。必要なタイミングで随時

・ロケ弁の汁物を運べるフタ付の寸胴(給食で使うような、パチッと蓋を固定できるもの希望)

・登場人物が乗る車(小林薫さんが息子を送り迎え、ガス店の軽トラック、勝子が塾に迎えに行く、いかにも市役所職員が乗っていそう・・・な車)

・部屋の小物(10歳の男の子の部屋、16歳の男子高校生の部屋、造船所で働く兄妹の部屋)

 

平行して行なっていたのが


・ロケ弁の食材集め

・人員確保(撮影終了までの現場はりつき・機材車ドライバー・弁当配達・撮影予定場所の準備作業・美術小物などの作製・貸していただける物のトラックでの受け取り・記録写真やビデオ撮影担当・エトセトラエトセトラ)

・日々の使用可能な車の振り分け、足りない日のチェックとその対応策

・オーディションの結果連絡、出演していただく方との打ち合わせ

・エキストラが必要な日程の調整と、その日に来れそうな方への連絡(特に船の進水式と、真夜中から翌朝にかけての初日の出シーンは100人単位でエキストラが必要!)

・まだまだ足りない製作費のための協賛依頼&募金集め(ロケがはじまると、どんどん支払いが!)



自画自賛のようですが、普段の仕事や家事をこなしながら助け合ってこういった事をひとつひとつ解決していきました。
みんな、よくがんばった!

いま、普通に睡眠をとれる事がとても幸せな事なのだと、あらためて思い返しております。

とはいえ、連絡不足など至らぬ点も多々あり、ご迷惑をおかけしてしまった方も大勢いらっしゃいました。
大変申し訳ありませんでした。



東京から来てくれた精鋭スタッフ達にも、望みどおりのものを調達できず、負担をなかなか減らせなかった部分も多かったことと思います。

なのに常に感謝の言葉をいただく毎日。
あらためて、こちらこそ感謝申し上げます。



現在は

北海道の函館・札幌
宮城の仙台
東京の渋谷と新宿
愛知の名古屋
熊本の熊本市

で「海炭市叙景」をご覧いただけます。

次の週末は北海道・青森・栃木・長野・広島・鹿児島でも!



こうして我々が作り上げた物が、あなたに何かを届けますように。

 


ちなみに竹原ピストルさんと谷村美月さんの部屋は、最初はこんな状況でした。
20100219撮影4日目4

 

 

 

 







kaitanshi at 22:32│TrackBack(0)mixiチェック

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