2010年12月20日
路面電車がある町
函館市、そして海炭市では道路の真ん中を電車が走っています。
毎日まいにち、様々な人生をのせて走ります。
それはお客様の人生も、運転手本人の人生も。
一両編成の電車です。
撮影時は、実際に本当のレールの上を走らせました。
そのときは、本物の運転手さんが反対側の運転席にいて、バックで運転していただいたのです。
ほとんど無言で、ただもくもくと電車を走らせていきます。
子供の頃からずっと見ていた電車の風景。
この映画を見てからというもの、電停で電車を待つ人たちを見るたびに、様々な人生をふと想像してしまうようになりました。
ここより人口の少ない町も。
多い町も。
ひとつひとつの人生が常に交差しているのだな、と感じることで、なにかの特別な想いがわきあがってきます。
kaitanshi at 20:39│TrackBack(0)│
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