2010年11月13日

節ばった手

もうかれこれ2年前となる冬に、熊切監督は海のものとも山のものともつかない我々のプランに即決で乗ってくれました。

この小説を映画化したいと話したら、すぐに函館の文学館に「佐藤泰志作品集」を買いに行き、すごい勢いで「海炭市叙景」を読破して、そして、即決していただいたのです。

そのあと、映画化するための資金募集のチラシ用にコメントをいただきました。


「例えば本物の生活者の節ばった手であるとか…そんなところに『映画』は生まれるような気がします。」


そして。
確かにそういう映画になりました。

はじめから。
熊切監督には、この物語を自分の手で作り上げたら、こういった映画になるという姿が見えていたのですね。


小説を読んだ方も。
映画を見た方も。

ほんとうに千差万別の感想を聞かせていただけます。
良い感想も、そうでない感想も。

自分自身でも、今の感想と10年後に見た感想は違ったものになる予感です。


さあ、まもなく一般上映がはじまります。
どんな感想も、ぜひ聞かせていただきたいのです。

 

20100313撮影26日目4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



kaitanshi at 23:59│TrackBack(0)mixiチェック

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