5月も終わりにまたひとつ、区切りがつきました

2010年05月30日

さよなら、イージーライダー

デニス・ホッパーさんがお亡くなりになられました。

体調がよくないという知らせは聞こえてきていたので覚悟はしていたつもりでしたが、とてもショックです。

最近だと「スピード」での悪役や、スーパーマリオの実写版、TVシリーズの「24」などバラエティにとんだ活動で目にした方も多いかと。

「地獄の黙示録」や「ブルー・ベルベット」での強烈な印象の方ではありますが、やはり「イージー・ライダー」がまっさきに思い浮かびます。
脚本・監督・主演を努め、音楽も既存のロックなどを1曲1曲「映画に使いたい」と許可をとって歩き、馬ではなくオートバイで移動するカウボーイの物語を生み出しました。

「海炭市叙景」と似ている点をたくさん感じる映画です。
スタジオ撮影の予算がなくオールロケで撮影していたり。
登場人物への不条理な扱われ方に、言いようのない想いがこみ上げてきたり。
既存の映画製作手法とは、明らかに違う道を走っていたり。
カメラマンのラズロ・コヴァックスさんには、一方的に深い思い入れがあるのですが、これはまた別の機会に。

やっとジェームス・ディーンと再会できているのでしょうか。
安らかな眠りをお祈りしています。


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kaitanshi at 21:38│TrackBack(0)mixiチェック

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