クランクインから1年たちましたガンズ・アンド・ローゼズの想い出

2010年05月23日

撮影したもの、しかし使われなかったもの

去年の今日から4日間にわたり撮影された映像は、本編ではほんの何十秒かのシーンとなります。
使われなかったものの方が、圧倒的に多いのです。

でもこれは、おそらくどの世界でも同じ。
1を作るために10を用意するのは、ごく当たり前の話ですし。
それだからこそ、最終的なものが素晴らしいものになる場合はとても多いと感じています。

8mmで撮影された映像は、ゴライアスクレーンがあったあの頃の美しい想い出として登場します。
胸を締め付けられるような思いになるのは、撮影の苦労を思い出すからではなく、主人公達の今と昔に思いをはせるからなのだと思います。


作品では他にも。
まったくのシルエット撮影で、顔がわからない方や。
とある人物の表情をカメラがとらえていて、その場でおこる人間模様を演じる方々が声以外ほとんど映っていなかったり。
雷の中を何時間もかけて移動して撮影したものが、結局は使われなかったり。

まさに、ものを作るという事そのものです。
努力していただいた皆さんへの感謝と、作品に露出することで努力に答えることは全くの別物のはなし。
その努力に感謝するとともに、ご期待に応えられなかった場合は誠に申し訳ありません。

カメラの前にいなかった、周辺でのあらゆる作業をしていただいた方も同じですが、完成した映画に自分が映っていなくても、エンドロールに名前がなくても、我々は最大級の感謝をしております。
それはオーディションに来ていただき、結果発表を長く待たされ、そのあげく落選だった方もすべてです。

勝手な話しですが、みなさんの存在こそが、我々を奮い立たせ、最後まで撮影を成立させ、今も上映に向けて努力する活力になっているのです。

映画に出ていただけなかったり。
出ていただいたのに自分がどこに映っていたかわからない状態だったり。

ご期待に添えなかったほんとうに大勢の方に、ご期待させてしまい誠に申し訳ありません。

ただ、この映画が完成したのは、自分が尽力した事が一助になったんだと、上映時に思っていただければ幸いです。

我々は、みなさんに力を貸していただいたこの映画を、できるだけたくさんの方々に見てもらえるよう、これから動き出します。


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kaitanshi at 23:02│TrackBack(0)mixiチェック

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