2010年04月11日
家族の物語
映画「海炭市叙景」で語られるそれぞれのストーリーは、家族の絆に関するものばかりです。
これから深まっていくもの、失いかけているもの、すでに遠い昔のこととなってしまったもの。
制作スタッフも、長期間に渡り家族と離れロケに望んだ方がたくさんいらっしゃいます。
まもなく1才になる子供の事を毎日想っていたり。
あと1ヶ月で生まれる我が子と妻を想っていたり。
函館のスタッフでも今週末に結婚式を控えている2人がいたり。
撮影中に離れかけた想いを引き寄せたり・・・あら、これは我が家でした。
今この瞬間を一緒に生きていける家族の大切さは、当人たちが一番よくわかっているもの。
海炭市で暮らす彼等も、それが痛いほどよくわかっているから悩んだり、行動せずにはいられないのです。
そんな彼等の物語だからこそ、どうしても惹かれてしまうのです。
kaitanshi at 22:23│TrackBack(0)│
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