2009年12月28日

熊切監督からのメッセージ

セリフのある役のオーディションをいたします。
詳細は昨日のブログにて。

そして、オーディションについて熊切監督からメッセージをいただいております。
実行委HPでもご覧いただけます。

函館の街の匂いや質感や、楽しい点や哀しい側面を知っている方。
それは表現せずとも、自然とにじみ出てくると思っております。
函館近郊以外の方も、スケジュールがあえば、ぜひ。
たくさんの出会いを心待ちにしております。


 

『海炭市叙景』のテーマは「街」と、そこに暮らす「市井の人々」の姿です。

そこから静かに物語が立ち上がってくるような…そんな映画を目指しています。


そのためには何よりも、登場人物たち全員が「本当にそこで暮らしている」ように映らなくてはなりません。
現在進めているように、既成の俳優たちだけでも、もちろん映画はそれなりに成立します。

しかし、今回はそこに留まっていてはいけないような気がしています。さらに上の映画を目指すべきだと思うのです。

ここは大胆な素人俳優の抜擢が必要です。

そこで今回、大々的に函館オーディションを行わせていただくことになりました。
何も、難しい台詞を覚えたり、器用な「お芝居」を要求するつもりはありません。

ただ、カメラを気にせず、自分の言葉使いで、いつものように「普通に」振舞ってくれれば良いのです。


もし採用されたなら、もちろん、カメラの前で堂々と振舞えるように、カメラテストやリハーサル等、撮影現場に慣れるための時間は充分取るつもりです。


僕としては既成の俳優たちを、逆に、函館の素人俳優たちのトーンに馴染ませるくらいの気持ちでいます。


極端に言えば、誰が素人で、誰が俳優か分からなくなるくらいの、映っているもの全てが「本物」…映画において、これに勝るものはありません。


                                     熊切和嘉



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kaitanshi at 22:29│TrackBack(0)mixiチェック

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