2011年04月

2011年04月30日

函館でアンコール上映スタート!

ゴールデンウィークが始まりました。
市内には、函館ナンバー以外の車がとても目立ちます。

農道がそのまま車のための道になったという歴史もあり、函館の道ははじめて通る方にはわかりにくい場所も多いのです。
春から函館に住む事になったというドライバーさんも多いかと。

市内を走るドライバーのみなさま、迷いながら走る車をあたたかく見守ってあげてくださいませ。





そして本日から。
函館でのアンコール上映が始まりました。

上映時間の30分以上前からロビーで待つ方が多数いらっしゃいました。
ありがとうございます。

函館に帰省した際に、もしくは旅行で訪れるので「見に行きます!」という声も多くいただいております。

1週間だけ、しかも16:10からのみの上映です。
ぜひスケジュールを合わせていただければ幸い。


劇場でお待ちしております。





そしてそして。
昨日、星野プロデューサーのご紹介の際にお伝えし忘れてました。

5/15(日)に、埼玉・深谷市の深谷シネマにて熊切和嘉監督が舞台挨拶!
あわせて越川&星野プロデューサーも登壇なのです!

時間など詳細がわかりましたら、お伝えいたします。


埼玉県 深谷市
深谷シネマ
http://fukayacinema.jp/





そして昨日のクイズの答えです。
「車(car)が10(ten)台なので、カー(car)テン(ten)」でした。

あー、へー、そうなんだ・・・。
なんて声もあるかと思いますが、次っ!

「海炭市の赤飯は、甘納豆が入るものもポピュラーなのです。
さて、そんな赤飯と、小豆の赤飯、勝負したらどちらが勝ったでしょう?」

答えは明日のブログにて。

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2011年04月29日

星野プロデューサーお誕生日おめでとうございます!

海炭市にもちょびっと桜が咲いております。
大型連休の初日、今日でないとお花見できないというスケジュールの方も多かったかと。

がっつり着こんで。
ジンギスカンを食べながら(お花見の時に鉄板で肉を焼くスタイルは、全国的に見ても少ないみたいですね・・・我々にはなまらスタンタードなのです)。
花を愛でるというよりは、長い冬の終わりと春の訪れを喜ぶ宴があちこちで!

しばらくは、ジンギスカンの匂いに惹かれまくる生活になりそうです。


東北をはじめとする被災された皆様も、もし可能であれば海炭市の春を見に来てくださいませ。

この地で被害を被った漁業者や海沿いの施設も、より奮闘して日々の積み重ねを始めております。
あなたにとってのプラスになる何かをお目にかけられたら、とても嬉しく思いますし、我々も明日への力をいただける気がしております。



そして。

4/30は、映画「海炭市叙景」の2人のプロデューサーのうちのひとり、星野秀樹さんのお誕生日です。
おめでとうございます!

撮影前に現場に入り、終了までの間に一度東京に戻ったりしながら再び現場に来てくれました。



正直に告白しますが・・・私の個人的な想いと前置きしますよ。
第一印象はあまり良い出会いではありませんでした。

撮影直前に函館に来て、あまりの準備が必要な多さに途方に暮れたのだと容易に想像できます。
そして一番最初のミーティングで、あいさつもそこそこに「クランクインまでにやるべき事が山のようにある」とハッパをかけました。
実際、ありえない準備状況だったのだと思います。

ただ、我々にしてみれば、「他に準備しておくことはないのか」とことあるごとに問い合わせつつ明確な返事がなかったのに、やっと東京からスタッフが来たと思ったらこのセリフ。
”気合を入れなおした”、”エンジンがかかった”という状況とともに、”なぜ今まで質問に答えなかったの?”という疑念がさらに強まったのも事実です。


でも。
それからの星野さんの行動は、積極的に様々な問題の渦中に入ってくれた上、自分が最も傷つく立場に立って問題をひとつひとつ解決していったのです。


星野さんが何かクリエイティヴな事を考えているなら。
チーム海炭市は、あらたにバックアップをとる体制を作る信頼関係が生まれています。

それはしかし、やむなく今回は一歩ひく者、新しい仲間の参加、そして新しい仲間を探す呼びかけという側面もあります。
チーム海炭市というネーミングはふさわしくなく、できれば映画を愛するこの地のオールメンバーとなるべきと思ってもおります。



様々な考え・主義・主張・人の好き嫌いも含めて集ったメンバーで映画「海炭市叙景」が完成したのです。

これからは更に多くの英知の集結が出来ないわけがない。

新しい時代を迎える時、そのチャンスとも思っております。



なにか話がずれまくってますね。
星野さん、お誕生日おめでとうございます!


市民キャストのオーディションの時に、相手役としてたびたび演じていただきました。
自覚されてると思いますが、フィルム映えする存在感です。
ほんとにがっちりと役のキャラクター像をつかんでると感じました。

そしてメイキング用のカメラもたびたび担当していただきました。
三浦誠己さんに、事あるごとに”エロい”と指摘されたカメラワーク・・・作品のメイキングが作られた暁には、ぜひそのやりとりも皆様に見ていただきたい・・・どうかな?


ほめてるのですが、そうでもない?
いえ。この方がいなかったら、こういう映画には仕上がっていませんでした。
それこそ、様々な人を「まとめる」という、素晴らしい仕事をしていただいたのです。


でも、ここで言えない事にはクギをさしておきますよぉ。
私、人の事は言えませんが、ハメをはずさないようにお互い気をつけましょうね。
???末永いお付き合いになると思います、よろしくお願いいたします。




そしてそして昨日のクイズの答え。
「乾燥ワカメ」でした。
なぜならば、「買いそう(海草)なのですから」


次もダジャレなんだよなぁ・・・。
深く考えないで下さいませ。

「車が10台くると、やっと開くのはなーんだ?」


答えは明日のブログにて。


2・21 撮影6日目48




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2011年04月28日

前橋で上映開始、函館ではアンコール開始!


本日は震災当日から数えて49日目の法要が各地で行われたとの事。
お亡くなりになった方の安らかな眠りをお祈りいたします。


今ここにいる者として。
日々、復興をすすめて参ります。




そして。
気がつけば連休が始まるところです。
ほんとに「いつのまにこの時期に?」というくらい、季節や時間の感覚がマヒしているように感じます。

日々の春の兆しなどは目にしていたのに。
大きな時間の流れについていけてないような、そんな感覚になっております。


さあ、ゴールデンウィーク!
前を向いて春を過ごします!




・・・・・ 今週末からは、群馬県前橋市で上映がスタートします! ・・・・・


4/30~5/13

群馬県 前橋市
シネマまえばし
http://www.cinemamaebashi.jp/




・・・・・ 函館では1週間限定のアンコール上映もスタート! ・・・・・


16:10からの1回上映で、1,000円開放となります!

4/30~5/6

北海道 函館市
シネマアイリス
http://www.cinemairis.com/



・・・・・ イベントもあります。 ・・・・・


5/2(月)19:00~
「第3回勝手にトーク部」開催決定!
会場:ブルーマーブル(愛媛県松山市三番町5-3-8フレッシュリーブス1階)
http://d.hatena.ne.jp/lionsheeps/20110427

映画「海炭市叙景」を熱く深くトーク。
食事も出来るので、夕飯食べながらトークもよし!
というイベントのようです。
シネマ・ルナティックに行けるというエリアの皆様、こちらのイベントもぜひ。


また、次の週末からは東京でも上映スタートとなり、5/8(日)は熊切監督の舞台挨拶があります!


5/7~5/20
東京都 世田谷区
下高井戸シネマ
http://www.shimotakaidocinema.com/


熊切監督舞台挨拶
5/8(日)12:50からの回終了後



・・・・・ ちなみに現在上映中はこちら ・・・・・


4/16~4/29
群馬県 高崎市
シネマテークたかさき
http://takasaki-cc.jp/


4/23~5/6
愛媛県 松山市
シネマ・ルナティック
http://movie.geocities.jp/cine_luna/



ゴールデンウィークを「海炭市叙景」と共に過ごせるという皆様、ぜひご堪能下さいませ。





そうそう、もうひとつ。
昨日のブログで、本日からスタートする韓国の全州(チョンジュ)国際映画祭のHPアドレスを紹介しておりませんでした。

こちらです。
http://eng.jiff.or.kr/


「海炭市叙景」にとっては、フィリビンのシネマニラ国際映画祭、フランスのドーヴィル・アジアン映画祭に続く3つめの海外の国際映画祭となります。
とても。
とても光栄に思っております。






そして、昨日のクイズの答え!

数字の「八」でした。
ふたをすると「六」になりますものね。


さ、どんどんいってみよう!


「マグロの刺身と、乾燥ワカメと、イカの珍味。買う気はなくても常に買いたくなるのはどれ?」

答えは明日のブログにて!


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2011年04月27日

韓国の映画祭スタート!


調べてみましたら。
ここ1週間、ほぼ毎日という頻度で震度4以上の地震が発生しております。
http://www.jma.go.jp/jp/quake/quake_local_index.html


あの大地震から1ヶ月半がたっていますが、まだ大きな地震が連続しているのです。

備えは、特に心の備えはしっかりしているかと、自らに問い続けます。
特に最近は、青森や北海道でも地震の規模が大きくなっている気がしております。


備えます。




そして。

4/28(木)から、韓国の全州(チョンジュ)市で「第12回 全州国際映画祭」が開催されます!
「自由、独立、疎通」をテーマに、約38カ国190本ほどの作品を上映。
「海炭市叙景」も上映作品に選んでいただきました。


人口65万人の町で、映画祭招待ゲストは約2,000人!
函館でいうと、おおざっぱに1,000人くらいのゲストが来るってイメージでしょうか。
毎年、映画祭の期間は町全体がお祭りムードになるのですって!



全州市は石川県金沢市と姉妹都市であり(ちなみにアメリカ・サンディエゴ州や、「蘇州夜曲」でおなじみの中国・蘇州市も)。
ファッションデザイナーの芦田淳さんや、ユンソナさんも全州生まれで。
日本でも人気の韓国の食べ物「ビビンバ」の中でも、全州ビビンバは韓国内ではとくに有名で、国の無形文化財になっているそうです。


昔から「味の都」と言われている全州市。
映画祭に行けるという方は、食の楽しみもありますねえ。





「海炭市叙景」は4/28~5/6までの9日間の期間中、2度上映されます。
4/29の20:00、5/2の11:00の2回です。


どんな感想を持っていただけるのか。
「海炭市叙景」が、韓国の皆様に何かを届けますように。






そして、昨日のクイズの答え!

海のアジ、陸のサイで「アジサイ」でした。


さ、どんどんいってみよう!


「ほにゃららに、ふたをしたら2つ減ってしまいました。ほにゃららって何?」

答えは明日のブログにて!


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今宵、ピストルさんライヴ生中継

松前でエゾヤマザクラが開花しました。
もうすぐソメイヨシノも。

なので函館ももうすぐです。
いよいよ春です。
東北のお酒をたずさえてお花見です。



そして。
昨日アップするはずが日付が変わってしまいました・・・遅くなりすみません。
今夜、竹原ピストルさんのライヴがパソコンで見られます。


http://www.ustream.tv/channel/oitawebtv


今夜8時から!
大分県の別府でのレコ発スタジオライヴ!

お楽しみくださいませ。



そして昨日のクイズ。
「あそ」の次のひらがなは「いた」

なので「いた」の前だから「板前」
もしくは「いた」の上にあるので「ウエイター」が正解!


そして、次っ!

「海の生き物と、陸上の生き物が出会ったら花になりました。なんという花?」


正解は明日のブログにて。

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2011年04月25日

4/26は佐藤泰志さん62歳の誕生日です


3月11日の大地震から1ヶ月半です。

大切な人がまだ帰ってこない気持はいかばかりか。
だけど、前に進むために必要な事項も考えなければいけない。


「気持がわかる」なんて軽々しく口に出せません。
ただ、想像してその痛み耐えることだけ・・・いえ、そのつもりになるだけかも。

自分の無力さをあらためて知らされています。




そして。

4/26は佐藤泰志さんのお誕生日です。
生きていれば62歳、お孫さんの日々の成長に目を細める毎日だったのかも。


私、佐藤さんにお会いしたことがないのですが、ひょっとしたら会っていたのかもという瞬間はありました。


小学生の頃、通学路の途中に職業訓練校がありました。
「職訓(しょっくん)」と呼んでました。

いまは「ポリテクセンター函館(正式には「函館職業能力開発促進センター」)」という名称に変わっています。



そこにはグラウンドがあって、使っていない時は僕らも野球をさせてもらえたのです。
職訓の人達が来たら、「あーあ」って感じで場所を明け渡したのですが、こわそうなルックスのお兄ちゃんも楽しそうに野球をしていたり、たまにはそれを見てる僕らに話しかけてくれたりって交流がありました。


佐藤泰志さんがお母様の看病のため函館に帰って来たのは1981年3月から1年ほどのあいだ。
ぴったり僕らが職訓グラウンドで遊んでいた頃と符合します。




ひょっとして、会っていたかも。
歴史の「たら」「れば」を想像すると無限の楽しさが・・・なんて大げさですが。

ひょっとして、と思ってしまいます。





その時の経験は、「オーバーフェンス」という小説に活かされました。
1985年5月に「文學界」5月号で発表され、第93回芥川賞候補作となった作品です。


職業訓練校に通う男の、校内のソフトボール大会を中心に起こる様々な出来事を綴っています。



あのグラウンドも。
”川っぷちにある職安”も。
”海峡に突き出ている三百三十五メートルの山”も。


ちょうど30年前の青空や空気感とともに、ありありと思いだせます。
そして、希望を強く感じさせる物語という事が、とても嬉しくなるのです。


「オーバーフェンス」は、5/10に小学館文庫から発売される「黄金の服」に収録されています。





誕生日とあまり関係のない話題ですね・・・。

地元の作家、地元を感じさせる表現、どこかで同じ時を過ごしていたかも。
「海炭市叙景」の様々な場面で起こる、あの電車や、プラネタリウムや、どこか同じ場所に居合わせていたのかもという想像をせずにはいられません。

佐藤泰志という存在。
いろいろな意味で我々にとって特別な存在です。




「立ちあがって、土手をのぼった。
 草がもつれて音をたて、スニーカーをつゆが濡らす。
 五歳の男の子とシマと健一が三角形になって、キャッチボールをしているそばを通り、駐車場へ行った。
 快晴だった。
 光は強くなく、湿気も少なかった。
 この町特有の気候だった。」

 (オーバーフェンス / 佐藤泰志)





そして、昨日のクイズの答え!

大尉と少尉はいたのですが「注意(中尉)が足りなかった」
・・・ですね。


なるほど!こりゃ、免許皆伝だ、はっはっはっはっ。
はあ・・・。



さ、すぐに本日のクイズ

「”あそ”って、どんな職業?」


答えは明日のブログにて!
2種類の答えがあるので、どちらかひとつわかればOK!


5・25 ロケ9



















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2011年04月24日

市民キャスト小山燿くんTVドラマデビュー!

函館と青森を海底でつないだ青函トンネルを走るJRの特急スーパー白鳥と白鳥が、部分運休から完全通常運行となります。
ゴールデンウィーク初日となる4/29(金)から。

ひとつひとつ戻します。



そしていよいよ!
加瀬亮さんの息子であり、プラネタリウムで小林薫さんから星座早見表をプレゼントされたアキラを演じた、市民キャストの小山燿(こやま・よう)君が毎週TVに登場します。

テレビ東京系で毎週月曜22時にオンエア「鈴木先生」です。
http://www.tv-tokyo.co.jp/suzukisensei/


将来の夢は俳優という燿くん。
海炭市での繊細な存在感がとても印象に残っております。

今回はどんな感情を沸き起こさせてくれるのか。
多数の生徒の中の1人という役柄としても、とっても、そして密かに期待しております。


放送がなかったり、あっても日程が遅れての放送だったりという場所もあるようです。
なんと。
こちらのサイトで、最初の3話までは見られるようです。
http://gyao.yahoo.co.jp/special/suzukisensei/


テレビ東京とGyaO!のタッグはすごい!


とっても楽しみです。





そして昨日のクイズ。

正解は、こう褒められるのです。
「利口だ(リコーダー)」


さあっ、すぐに次っ!

「小林大尉と加瀬少尉が乗っていたジープが道に迷ってしまった。
なーぜだ?」


正解は明日のブログにて。



燿くんは、ピアノマンでもあるのです。

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2011年04月23日

実行委の逢坂誠二さんハッピーバースデイ!


福島から来た人達が差別されたり、病院などで診療拒否されたり、車のナンバープレートを見ただけで出入りを断られたり。

そういう事が起こっています。

でも、原発が予断を許さない状態が続いている今。
自分が「拒否される立場」に突然なる可能性もあります。
見えない不安から来る行動も、それを考えれば少しは変わるかも。



安全かどうか不確かだから、安全策としてこういう発想になってしまうのは、わからなくもないと思っています。
ですから、正確な数字の情報などは常に出していただき、我々ひとりひとりが自分で判断できる材料を提供していただけないものでしょうか。


自分を、そして大切な人や物を守るため。
リスクになりそうな可能性を極力さけるのは自然な発想ですが、助け合って受け入れる気持を忘れたくないのです。
みんながそう思えば、不要な悲しみをどんどん減らしていけると信じております。




そして。
4/24は、実行委の逢坂誠二さんのお誕生日です。

当実行委には学生、主婦、会社員、自営業、公務員・・・なにか、こういうカテゴリー分けが正しいかよくわかりませんが、様々な立場の方が集まっています。

逢坂さんの肩書は「衆議院議員」であり、「総務大臣政務官」であります。


東京で活動し、週末は函館に帰って来る生活。
3月11日の大地震以来、そうもいかないイレギュラーな日々となっています・・・健康管理もままならないと思いますが、お体にはお気をつけて。




ブログやツイッターなどの活用方法をいち早く研究し、国政が我々にきちんと見えるべくガラス張りになるように知恵を絞り続ける方!


もともとは北海道のニセコ町が故郷です。
ニセコゆかりの作家有島武郎を記念した文学賞「有島青少年文芸賞」の優秀賞を2年連続受賞した事で、佐藤泰志という作家に早くから注目していたとの事。



2年前に書かれた、逢坂さんの「海炭市叙景」に関する寄稿の抜粋です。



「三方が水に囲まれているため通過交通が少なく、あえてその場所に来る必要のある方々しか来ないのが、半島の一つの特徴です。
『海炭市叙景』の一編『ここにある半島』の中で、函館とおぼしき街のことを佐藤泰志さんは、『地図で見ればそれは小指ほどの半島だ』と称しています。
そうです函館は、当然のこと、三方を海に囲まれているのですから、地形的にはまぎれもない半島なのです。」


「真の半島問題に直面している今後の函館の地域づくりをどう考えると良いのでしょうか。
半島地域は、そこに訪れる必要がなければ、積極的には多くの人が来ない地域であり、これが不利な条件の一つです。
それならば、この条件を逆手に取った地域づくりが必要だと考えます。」



その”訪れる必要”の例として、観光・文化芸術活動・食などのほか、同規模の他都市に比べて医療・福祉の活動が重層である事に着目されています。



明日は函館も市長選や市議選の投票日。
アイディアやビジョンを持った方を見極めたいと思います。



急いで解決の道作りが必要な問題が山積な中、誕生日どころではないのかも。
それでも!

逢坂さん、お誕生日おめでとうございます!

あなたが我々の仲間だという事を、とても誇りに思っております。




そして、昨日のクイズの答え!


たくさん、それこそ千回くらいアッカンベーをしてみると・・・千のアッカンベーで「せんべい」
・・・ですね、そうですよね。

・・・まあまあ、がっくりせずに。

次っ!


「演奏できなくても、持ってるだけで頭が良くみえる楽器は?」


答えは明日のブログにて!



右から2番目のTシャツの方が逢坂さんです(撮影者が私なので・・・ダンディさがあまり伝わらないかも、すみません)。
「海炭市叙景」パネル展会場にて。
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2011年04月22日

映画館への支援を考える


「満月の夕」という歌があります。
阪神大震災のあとに作られた、被災したその地の視線で作られた歌。

作者のひとりである、ヒートウェイヴの山口洋さんが函館山山頂で5/1にライヴをおこないます。
http://panwithin-farm.com/html/news.html


この歌ももちろん歌ってくれるかと。

今この歌がどう響いてくるのか。
受け取った時にどう感じるのか。

間もなくです。




そして。
先月末に佐藤泰志さんのご家族との夕食会がありました。
その席で集められた東日本大震災義援金34,000円の送金が完了いたしました。



この義援金は、東北で被害を受けた9つの劇場の支援に充てられます。
「海炭市叙景」を上映していただいた劇場も多数あります。



青森県八戸市 フォーラム八戸
岩手県盛岡市 フォーラム盛岡
岩手県一関市 一関シネプラザ
宮城県仙台市 フォーラム仙台
宮城県仙台市 チネ・ラヴィータ
山形県山形市 ソラリス
山形県山形市 フォーラム山形
山形県東根市 フォーラム東根
福島県福島市 フォーラム福島



とりまとめていただいているコミュニティシネマセンターの皆様にも感謝申し上げます。


映画館が震災で受けた実質的な被害のほか、「映画に行く気持になれない」「行ける状況にない」という方も多いかと。
その結果、映画館がなくなってしまうかも。

映画館を助けるために使っていただこうと思って集めた義援金です。
わずかな額かもしれません、そして遅くなってしまい誠に申し訳ありませんが、何かの手助けになりますように。






そして、昨日のクイズの答え!

「嬉しくってニコニコ(2個2個)食べたので、合計4個」
でした。


まあ、いろんな解答があるかと・・・。
語呂がよければすべて正解っ!



それでは本日のクイズ
昨日とは正反対な感じで。

「アッカンベーをたくさんしながら食べるのは、どんな食べ物?」


またまた、数に関連しております。
答えは明日のブログにて!



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2011年04月21日

今週末は愛媛で上映スタート!


気温差が激しい日があります。
風が強いと体感気温がかなり低めに感じてしまいます。

避難生活を送っている方は、体力が落ちていてカゼなどをひきやすい状態の場合も多いと聞きました。

あたたかい布団や、服や、食事の環境が一刻も早く整いますように。





そして。
今週末からは愛媛県で上映スタートです!


4/23~5/6

愛媛県 松山市
シネマ・ルナティック
http://movie.geocities.jp/cine_luna/



映画館を存続させるために、スタッフの皆様が日々がんばっている様子は、ツイッターなどで拝見しております。
「海炭市叙景」をよろしくお願いいたします。




そして、昨日のクイズの答え!

何にも売ってくれないので「占い(売らない)師」
なんちゃって。


更にもういっちょう、こーい!


「海炭市では給食にも出てくるくらいポピュラーな『いかめし』
小さなイカの中にもち米が入っていて、独特なタレで煮てあります。
あんまりおいしくって、楽しくなっちゃいました。
さて、幸せな表情でこの人は『いかめし』を何個食べた?」


答えは明日のブログにて!


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2011年04月20日

函館でのアンコールは4/30から

陸前高田でお花見というニュースをご紹介しましたが、海炭市にも、桜!

今月末に開花の予報です。
ひとあし先に、発見しちゃいました。
枝ではなく、幹に!

広い五稜郭公園の中でも、車道の近くだったり、建物の近くの桜は先に咲きます。
幹の場合も一緒です。

さあ、間もなくお花見!
東北のお酒も買い込んで、地元の美味も味わって。
未来を作り上げる活力にいたします。




そして!
函館でのアンコール上映決定です!

4/30(土)~5/6(金)の一週間です。
時間は未定ですが、1日1回上映となりそう。
決定したら(おそらく来週です)すぐにお伝えしますね。

この期間に函館でシネマアイリスに足を運べるという方。
旅行の予定はないけど、春の海炭市に行ってみようかなと思ったあなた!

劇場でお待ちしております。



実行委員長が、月曜に発売された地元の求人情報誌「函館シゴトガイド」でインタビューされました。

期間限定かもしれませんが、webページはこちら。
http://hakodate.sgnavi.com/interview/110418jokei.html

シネマアイリスで会えるかも。
声をかけてくださいませ。



そして昨日のクイズの答えです。
ワイルドな方なので「食べる」は、「食う」とか「食らう」とか。
今夜食べるので「今夜食う・・・今夜くう・・・こんやくう・・・こんにやくう・・・こんにゃく!」

さ、クレームが来る前に次!

今回はキチンと(?)してますよ。

「お店に商品が並んでいるのに、ひとつも買うことができません。
レジにいるのはどんな人?」


答えは明日のブログにて。


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2011年04月19日

函館でのアンコール上映が実現するかも


我が家の緊急持ち出しリュックの中身。
最近、消費期限ギリギリのものを食べることが多くなっております。

いわゆる乾パンなど長期間保存できるもの以外にも、ちょっとしたおやつ等も入っているのです。

こまめにチェックするようにして、何かあったときにリュックを持って出たけど味気ない食料ばかりだった・・・とならないように色々とバリエーションを作っております。

まあ実際にそうなったら、味わう余裕もないかもしれませんが。




さて。

春は楽しい事がいっぱい。
今朝の新聞(北海道新聞の函館面)に記事が掲載されましたが、函館での「海炭市叙景」アンコール上映が実現できそうです。

先週末に上映終了した直後から。
「再上映はないのでしょうか?」
というお問い合わせを多数いただきました。


ありがとうございます。
あまりにも多いので、奇跡がおきるかも!!!



詳細決定は間もなくです。

たぶん。
今月末から一週間程度ってスケジュールになりそうです。
決定し次第、早ければ明日にでもお伝えいたします!

函館エリアのみなさま、短い期間と思いますので、お見逃しなく!

 

 

 

そして、昨日のクイズの答え!

「珍しいパンジーなので、チン(珍)パンジー」
なんちゃって。


もういっちょう、こーい!


「朝は野菜いためをフライパンのまま食ってやったぜ。
夜はさらっと食うかな。
このワイルドな人が食べようとしているのは?」


またまた、ダジャレシリーズです。
お皿とかサラダではありませんよ。

答えは明日のブログにて!




先週末の函館最終上映の回は、外へのドアを開放しなければいけなそうなくらいの行列となりました。
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2011年04月18日

楽しみが多い春

今月末もしくは来月はじめには桜が咲きそうです。
陸前高田市で、お花見が行なわれたのですって。
よかった。

和太鼓などの伝統芸能も披露され、桜とともに古来から続く心
を豊かにしてくれるものの再確認になったのかも、

よかった。



本日は4/18(月)です。
来週の今頃は、小山燿(こやま・よう)君が生徒役で出演する連続ドラマ「鈴木先生」がスタートするし。

連続ドラマ「鈴木先生」公式HP
http://www.tv-tokyo.co.jp/suzukisensei/index.html


10日後には韓国のチョンジュでの、「全州国際映画祭」もスタート!
フィリピン、フランスでの国際映画祭で、いずれも受け止められているので、とても期待してしまいます。

韓国の方々にどんな想いが生まれるのか。
楽しみにしております。




さて、昨日のクイズ!
「サメ」でした。
ジョース゜(上手)って言いますものね・・・ね。

さあさあさあ、本日のクイズはどんなかな?

「珍しい種のパンジーが生まれ変ったら何になる?」

答えは明日のブログにて。


フランスのドーヴィル国際映画祭での、紹介しそびれていたヒトコマ
をもうひとつ。
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2011年04月17日

伊藤裕子さんハッピーバースデイ!

今月に入って2回目の選挙が、今日からはじまりました。
普段はあまり聞く機会のない、色々な方の色々な考え方。
できれば普段も聞ける機会が増えれば面白く、政治に興味を持つ市民も増えるのだろうな・・・と率直に感じました。

是か非かの判断も、実は自分が生まれる前に交わされた市民との約束事も考慮してたり。


被災地では選挙どころではないと思います。
そして自分は、現実は被災地で、たまたまこの町は選挙ができるくらいの生活ができている、たまたまそういう状況だったにすぎないと心に刻みながら、候補者の声を聞こうと思っております。




そして!
4/18は伊藤裕子さんのお誕生日です!
おめでとうございます!

加瀬亮さん、大森立嗣さんと同級生という、なんとも素敵な学校だったろうなあと想像してしまうような役柄を演じていただきました。


大森さんと共に、1日だけの撮影で海炭市に来ていただきました。
ああ、なんとか2~3日いていただけたら海炭市の魅力をたっぷりお伝えしたかった!
日帰りのハードスケジュールの中、実に微妙な女性心理を演じていただいたのです。

大森さんは、台本にないセリフやアクションをふんだんに取り入れ。
逆に伊藤さんは、台本のとおりに、しかし僕が台本から想像した人物像の5倍6倍くらいのリアルな人間くささを表現されていたのです。



共感したり。
たしなめたくなったり。
こちらまで心細くなったり。

居酒屋のシーンと、電話での声だけの演技と。
鮮烈にイメージが焼き付けられております。
電車に乗ったら、乗り合わせていそうな存在感です。



ぜひ、また海炭市に来ていただけますように。


お誕生日おめでとうございます!




そして、昨日のクイズの答えです。
「タワシ」に変身したのですが、タヌキなので「タ」をぬいて「ワシ」になってしまいましたとさ。

タヌキとか栓抜きのクイズは、古典でしょうかね。


それでは本日のクイズ!
「海の生き物で、エサをとるのが一番うまいのは?」

答えは明日のブログにて。


20100226撮影11日目26




















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2011年04月16日

佐藤泰志が描く4月


海炭市はすっかり暖かくなりました。
路面凍結で通行禁止になっていた臥牛山の頂上への道も、車の通行がOKとなっています!

漁業や観光業なども大きなダメージが残っていますが。
被災地への支援もしつつ、我が町でもお金を使ったりすることで元気にしていきたいと思っております。

 


発売されたばかりの文庫「そこのみにて光り輝く」は、単行本と同じ内容です。
「佐藤泰志作品集」では表題作が収められましたが、今回の文庫では登場人物たちのその後を描いた「第2部 滴る陽のしずくにも」をあわせて読むことが出来るのです。

真夏の季節だった第1部に続き、第2部ではちょうど今頃の季節も舞台となっています。





「ゴールデン・ウィークが迫っていた。
 アパートの前の路地もすっかり乾いた。
 それを一番喜んだのは千夏だ。
 海峡に面した山は、煩わしいほどの青葉で覆われはじめた。」

 (滴る陽のしずくにも / 佐藤泰志)






我々はいま、青葉で覆われはじめている臥牛山を毎日見ることが出来ます。
ちょっとした贅沢というような気持ちです。

「海炭市叙景」でも表現されている、いくつかの春の様子を思い浮かべ、物語の世界の真っ只中にいるという事を楽しんでおります。

 

 

さて、昨日のクイズの答えです。
「海苔(のり)」でした。
ふたつだと「ノリノリ」になりますものね、ねーっ!


さて本日は。

「キツネやタヌキは変身が得意らしいです。
 タヌキが台所用品に変身しようとしましたが、まちがえて鳥になってしまいました。
 さて、何になろうとして、でも何になっちゃったのでしょう?」

正解は明日のブログにて。


DSC_0234

















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2011年04月15日

函館での最終上映

物資を送るほかにも。
自ら届けに行くという方が、多数いらっしゃいます。

絵本プロジェクトで集められた本の一部は、「入れたてコーヒーを飲んでいただく」ための機材を車に積んで東北へ向かった方に託されました。
http://ehonhako.exblog.jp/15265475/


おいしいコーヒーと。
子供達のための本と。
学用品と。

そして大きな希望を載せて、待ち焦がれる方々のところに向かっています。

気をつけて、そしてがんばって!





そんな中、本日4/15は函館シネマアイリスでの「海炭市叙景」の上映最終日です。
初日から140日間(大晦日は映画館がお休みだったので、日数としては139日間)という超ロングランでした。

しかも、最大で1日4回上映という期間もあったのです。
2時間32分の映画なのに!


最終上映となる18時30分の回の前に、実行委メンバーでごあいさつさせていただきました。

これだけのロングランとなったのは、まぎれもなく様々な形で応援していただいた大変多くの方々の存在。
魂を込めて生み出された小説と、それを良い映画作品にしようと尽力した多くの力。
そしてそして、劇場に足を運んでいただいた方々がいて下さったからなのです。

そして今も、日本の各地で上映を待っている多くの方がいるという事実。


ただただ感謝申し上げます。


これからも「海炭市叙景」は、どこかの劇場で上映されていきます。
この映画が色々な場所で、色々な方に何かを届けられるよう、これからも汗をかいていきます。

とりあえず函館ではひとくぎり。
そろそろ上映が終わり、集れた実行委メンバーで楽しい宴が始まる頃です。





そして、昨日のクイズの答えです。

「生姜(しょうが)」でした。
これだと、なくっても「生姜ない(しょうがない)」となるわけでして・・・。


さっ、次!
「元気が出ないとき。ふたつ食べると元気になれる海の幸ってなーんだ」

答えは明日のブログにて!


CIMG2632




















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2011年04月14日

週末からは高崎で上映開始!


放射能による避難区域は、今後10年や20年という単位で危険が継続しそう・・・と昨日書きましたが、どうやら公式発言ではないようですね。

であれば、実際にはどのくらいの見込みなのかの情報発信が待たれるところです。
誤った発信をしてしまったのなら、なおのこと展望を伝えていただきたい。
そう思います。

そして皆で同じ最悪の可能性を念頭にしつつ、最善の方向を見て行きましょう。
それができる国だと思っております。

 

 

そして。
今週末からは、群馬県での上映がスタート!

 

4/16~
群馬県 高崎市
シネマテークたかさき
http://takasaki-cc.jp/

 

4/10に「高崎映画祭」で特別賞受賞作品として、映画祭のクロージングに選んでいただき上映となりました。
いよいよ通常上映でご覧いただきます!



「高崎映画祭」は今回が25回目となった、市民が運営する映画祭です。
4半世紀もの間、運営されてきた皆様には尊敬の念を抱きます。

おそらく途方もない質量の困難を乗り越えられてきたのかとお察しします。
それは僕なんかが想像もできないような。

映画祭を牽引してきた茂木正男さんがご病気でお亡くなりになって、それでも彼のブログはHPに今でもずっと存在しています。
ここにも絆を感じるのです。
http://www.wind.ne.jp/tff/2011/


そういう映画祭に「海炭市叙景」が賞をいただいた事は、とても光栄で、とても励みになりました。

 

高崎で映画を見ることが出来る皆様。
ぜひ、足をお運びくださいませ。

 

 

 


さて、昨日のクイズの答え!
「カツサンド(勝つ、3度)」でした
業界の方、商品化しませんか?って、たぶんもう商品になってるんでしょうね。


さあ、今日のクイズ!

「とある定食屋さんにて。
あれっ?料理の中に野菜が一品少ないぞ。
・・・それでもお客さんが許してしまうのは、どの野菜でしょう」


答えは明日のブログにて!

 


いよいよ明日4/15(金)は、函館シネマアイリスでの上映最終日です。
18:30のラスト上映前に、実行委メンバーで短くご挨拶させていただきます。

CIMG2236
















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2011年04月13日

実行委の浅水耕太さんハッピーバースデー!


福島原発周辺の避難区域は、今後10年や20年という単位で危険が継続しそうなのですね。
夕方の東京電力トップの会見も、TV放送はされませんでしたがネット中継で2時間すべて見ました。


声を大きくして言いたいことはたくさんあります。
しかし、今は前を向いて歩くための発言をするべきだと思っております。
そしてこれ以上、ひどい目にあわないように行動するべきとも。

 

 

常にポジティブといえば、この方。
実行委メンバーの浅水耕太さんは、4/14がお誕生日です。

おめでとうございます!

撮影直前の大晦日、熊切監督や近藤撮影監督と共に、元旦の初日の出を見るために雪の函館山登山に同行していただきました。
雪の中、しかも日の出の時刻になっても雪また雪・・・。
仕事を終え、そのまま眠らずに登山という新年のスタートでした。



撮影に必要な物資を集め。
エキストラや裏方スタッフを集め。

自らもエキストラとして参加しました。
山頂での初日の出のシーンで、太陽が出た直後の「おめでとー」というハスキーボイスは、実はこの方。

この声は、予告編でも聞くことが出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=YCyXIVZbbNM&feature=player_embedded

 

 

北海道をエリアとするFM局であるFM NORTH WAVE(エフエムノースウェーヴ、我々は”ノース”と呼んでおります)のDJでもあります。
ホームページの「DJ INDEX」上から2人目が浅水さんです!
http://825.fm/northwave/

同じく実行委メンバー小林一輝さんとのベストコンビはもうおなじみ!
2人が出演するレギュラー番組「MINAMI HOKKAIDO CRUISIN'」は、同じくホームページの「PROGRAM INDEX」から土曜午前10時を探してくださいませ。


今年も開催決定の「HAKODATE黒船2011」イベントの立役者でもあります。
どんなイベントなのかは、こちら。
http://www.kurofune-h.com/


若い力で街を盛り上げる頼もしい男です。
これからも末長く。
よろしくお願いいたします!



さて、昨日のクイズの答え!
「カニ」でした
なぜって、ハサミを持ってるので「チョキン(貯金)」できますものね、ね。


さあ、今日はどんなクイズかな!

それでは問題!
「受験などで必勝祈願に食べるものは多種多様にありますが、なんと、1度ならず3回も勝てちゃいそうな食べ物ってなーんだ」


答えは明日のブログにて!


右が浅水耕太さん、そして左は相棒・小林一輝さんです。
浅水さんアー写



















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2011年04月12日

制作主任の活躍ぶり


まだ復旧できていなかった施設のひとつに、JR函館駅から歩いてすぐの海上に浮かぶ「函館市 青函連絡船記念館 摩周丸」があります。
先週末、ついに電源が復旧し、4/16(土)から公開再開となる見込みとなりました。

復旧までの作業がこちらに綴られております。
http://www.mashumaru.com/?%e4%bc%91%e9%a4%a8%e4%b8%ad,2

小説やエッセイなどの佐藤泰志作品に登場する青函連絡船。
時報の役割を担う汽笛も復活です。

 

 


さて、昨年の今頃は、撮影が終わって編集作業の真っただ中でした。
函館チームはといえば、エンドロールの名前確認などで各方面に連絡をとり、もろもろの確認やロゴデータのチェックなどを行うという事も主要な作業のひとつでした。
協力いただいた皆様のお名前を6列表示にする事など、試行錯誤しながら決めていったのです。




そして、撮影真っただ中の時に、膨大な作業を丁寧にこなす事が求められた「制作主任」という役割を担ったのは林啓史さんでした。

ほんとに様々な仕事を一手に引き受けていただいたのです。


ロケ場所の交渉をしたり。
日々使用する必要な車の台数を計算して手配したり。
毎日ちがうロケ現場に必要なスタッフの人数を揃えて、現場でてきぱきと指示を出したり。
ヘビーすぎる日々のために生まれてくるボヤキや不満や軋轢を、うなずきながら聞き役に徹して、いつのまにかポジティブな気持に生まれ変わらせたり。

東京から来たプロの撮影チームと我々が一体感を感じたのは、まぎれもなく林さんが架け橋になったからなのです。





最初からピースが足りなすぎるジグソーパズルを、気がついたらきっちりと完成させているマジシャンのような方。

ラインプロデューサーの野村さんいわく「とても大好きで、信頼できる男」なのです。
フィルム映えする方で、劇中では海炭ドックで働く男のひとりを演じていただいております。

探してみて下さいませ。

 




さて、昨日のクイズの答え!
の前に、4/9のクイズの正解をまだお伝えしてませんでしたね・・・大変失礼いたしました。

「晴れの日はいないのに、雨が降ると出てくる鳥ってなあに?」
答えは「雨やどり」でした。
・・・ひっぱりまくって、こんな答え???
なんてブーイングがたくさん聞える気が・・・ほんとにすみません。


そして昨日のクイズの答え。
「宇宙に行ったら、空気(食う気)がなくなったから」

へへ、てへへへ。


さあ次!
青春とは振り返らないものですからね(意味不明)


「海炭市は海の幸がおいしい!
ウニ、アワビ、イクラ、タコ、エビ、カニ、イカ、ホタテ、ホッケ、ゴッコ(知ってます?)・・・もう数えきれません!
さて、この中でお金をためるのが得意なのはどれ?」


答えは明日のブログにて!

2・19 撮影4日目18













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2011年04月11日

あの登場人物は、あの場面にも


函館の路面電車は、電子表示できる車両では行き先と共に「がんばれ東北!」という文字も。

東北にくらべれば被害が少なかった函館では、その傷跡が残りながらも普段の生活に近い状態を取り戻しています。
と同時に、この表示を街中で目にすることで、気持ちを新たにするのです。

過去の事だったり、別な街の出来事だったり。
目の前のことに追われてそんな気持ちになりそうな時に、現実に起きていることを思わせてくれる表示です。

 


「海炭市叙景」に出てくる路面電車。

電車運転手は、小説の「週末」という物語の主人公です。
つらく苦しい人生が多く描かれる中、この主人公は実直に運転手という職業を生きてきて、もうすぐ娘が赤ちゃんを産むという状況。
運転席から見える海炭市の街並は”あの頃の函館”がほぼそのまま切り取られていて、我々にとっては建物の色合いまで目に浮かぶような描写さえあります。

18編の中にあってひときわ明るい光を放ち、朗読などでも取り上げられる回数が多い物語です。


また、登場する他の乗り物でも、フェリーでのくだりは小説の「青い空の下の海」という物語で描かれています。
この主人公と父親との距離感が、そのまま映画に活かされました。
「裸足」の主人公は、「週末」の運転手を父に持ち、「青い空の下の海」のような関係性で、更に「裂けた爪」の中にもオリジナルキャラクターとして溶け込むという、様々なストーリーをつなげる役目も担っているのです。

映画ならではの展開です。

 


そして、ネタバレに近いので少々ぼやかしますが。

ほかにも実は。

”お醤油貸して”の女性も、その前に一度登場しております。
ガス店の少年が、その前に登場していた事に気付かなかった・・・という声を聞く事もままあり。
竹原ピストルさんと谷村美月さんが小学生の兄妹と結びつかず、”まだ若い夫婦”に見えた・・・という声を聞く事も。


未見の方は、ぜひじっくりとご覧ください。
見たのだけれど「えっそうだったの?気付かなかった」という方は、ぜひもう一度みてみて下さいませ。
すでにお近くの劇場で上映終了してしまっている場合は、なんとか再び上映となるようアンコールの声を劇場にお寄せいただければ、奇跡が起きるかも。

その声の大きさや多さで、奇跡がおきた劇場も実際にあるのです。

 

他の映画作品や、小説や、音楽や、絵画や、さまざまな作品がそうかと思いますが。
我々も、作品にふれるたびに新しい発見や感じ方に出会います。


「海炭市叙景」は、劇場で、スクリーンでふれていただく事で、伝わったり感じたりする事がとても多い作品。
そう、思っております。

 


そして昨日のクイズの答えです。
「ネパール」でした。
寝ないのだから「ネ」がないと、「パール」になるのです。


ま、もらえるかどうかは、これまた・・・。
さ、次っ!

本日のブログは乗り物の話題でしたので。
「宇宙ロケットで宇宙に行ったら、食欲がなくなってしまいました。なぜ?」

答えは明日のブログにてっ。

 

20100314撮影27日目5



















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2011年04月10日

応援は、本当にうれしい


本日、函館市内の高校生による震災被害地応援のための吹奏楽コンサートを見させていただきました。
笑いあり、涙あり、まだ新1年生が入部しない少数編成にも関わらず”圧倒的”と表現したくなるエンタテインメントに時を忘れてしまうほどだったのです。

終了後に話を聞いたら、こんな時だから笑顔で楽しんでもらいたくて一生懸命考えたとの事。

打ちのめされたり、希望をもったり、がっかりさせられたり。
この短期間で色々な事がたくさんありましたが、日本の未来はとても明るいと感じます。
自分にもできる事を、もっと考えなければ。



希望といえば。

映画「海炭市叙景」が撮影される前に、すでに公開を約束していただいた劇場が数多くありました。

素人の考えですが、通常は完成作品を見てから自分の劇場で上映するかどうかを判断する・・・という方式かと思います。



それを。
映画製作をした事がない市民団体が企画した、有名な小説とは言えない原作であり、明るく楽しい内容ではないストーリーを。
しかも、まだ撮影しておらず、資金も集めている最中という映画にもかかわらず。
全国の50を超える劇場から「完成したら上映する」と約束していただいたのです。

何とお礼をしたら良いのかわからないくらい、当時の我々は心強く思ったのです。



完成したのに、お蔵入りになる映画が多数あるとは聞いていました。
なのに、ミニシアターと呼ばれる大手資本ではない劇場を中心に、大きな応援をいただいたのです。

地域のミニシアター・既存館が結集して、大量宣伝・大量消費の奔流から秀作や作家の映画を救い出し、それを見る観客を各地域で開拓しながら“ていねいな上映”を志す。
その志で活動している地方の映画館の連携プロジェクト、「シネマ・シンジケート」に関わるすべての皆様に感謝申し上げます。
http://jc3.jp/project/cinemasyndicate.html




すでに上映していただいた劇場、そしてこれから上映していただく劇場の皆様におハガキを書きました。
そろそろ届いている頃かと思います。

ハガキにも記しておりますが、僭越ながら、このように困難な時こそ必要なのは、文化の力と思っております。

ぜひ、つながった絆をこれからも大事にさせていただければと思っております。
本来であれば出向いて御挨拶しなければいけないところを大変申し訳ありません。
これにこりず、今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

そして昨日のクイズの答えです。
お昼は正午なので「小5(正午)」でした。

次いってみよう、オイッス!


「寝ないでいると、宝石をもらえる場所ってどーこだ」

答えは明日のブログにてっ。

 

 20100217撮影3日目14

















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2011年04月09日

ピストルさんの最新映画が6月公開


余震というには、宮城県で震度6強となるなど規模が巨大だった4/7夜の地震。
函館と青森を結ぶラインも影響を受けました。

不通となった青函トンネルを走る列車は、本日運行を再開し。
同じく海底のケーブルを通して送り続けている電気60万キロワットも途絶えましたが、今朝はやくに余震前と同じ状況に戻りました。

頻発する、そして規模が大きい地震によって、予期せぬ(余震とは別の)地震などが発生する可能性を充分に考え。

物も心も準備を怠らないようにいたします。

 

 

そして!

竹原ピストルさんが「海炭市叙景」の次に映画出演される作品が、その姿を見せ始めました!

ダウンタウンの松本人志さんが監督を務める最新作「さや侍」です。


「さや侍」公式HP
http://www.sayazamurai.com/


キャストが発表された時に「竹原和生」(ピストルさんの本名です)という名前が目に入り。
予告編が公開された時もじーっと目を凝らして見てみたけど姿を確認できず。
同姓同名の役者さんかとも思いつつ・・・。

でもやっぱりピストルさんでした。


刀はなく、その刀をおさめる「さや」だけを腰につけている侍が主人公。
ピストルさん(和生さん)はどんな役柄なのか興味しんしんです。

6/11全国公開とのこと。

楽しみにしております。

 

 

そして昨日のクイズの答えです。
お昼は正午なので「小5(正午)」でした。

次いってみよう、オイッス!


「晴れの日はいないのに、雨が降ると出てくる鳥ってなあに?」

答えは明日のブログにてっ。

 

20100308撮影21日目36














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2011年04月08日

函館での上映最終日を決めました


昨夜の地震は函館でも大きく長く揺れました。
直前に、部屋の照明が何度かチカチカし、「ん、そろそろ変え時かな」と思ったら揺れ始めました。

ゆがんで開かなくなっては・・・と思いドアをあけ。
今のうちにと服を着替え。
ギリギリまで、と携帯を充電しました。

結果的に我が家ではそれ以上の事はおきませんでしたが。

何百回もきいてきた「想定外」という言葉を常に気にかけ、準備をおこたらないようにします。

 

 

そして。
本日まで1週間、函館のシネマアイリスでは「海炭市叙景」を1,000円開放でご覧いただきました。
たくさんのご来場、誠にありがとうございました。

おかげさまで大勢の方に来ていただく事が出来たため、もう少しのあいだ上映できます。

あと一週間。

4/15(金)を、函館での連続上映の最終日といたします。


最終日まで、やはり1,000円開放となります!


昼間は行けないという声もあり、上映時間も変更しております。


4/9(土)~10(日)
12:40~

4/11(月)~15(金)
11:35~
18:30~


11/27の函館初日から140日、20週間の上映ができたのは、ひとえに劇場に足を運んでいただいた皆様がいてくださったからです。
あらためて、感謝申し上げます。

函館と近郊のみなさま。
あと一週間、劇場でお待ちしております。

 

 

 

 

そして昨日のクイズの答えです。
ワンワン吠えながら坂を登ったので「わんさか(ワン坂)」でした。

・・・。

さーて、と。

何もなかったような顔で、本日のクイズ!
「春休みの間も、お昼の時間だけは学校に来ていたのは何年生?」

答えは明日のブログにてっ。

 

本日ついに函館の書店にも「そこのみにて光り輝く」と「移動動物園」の文庫が入荷しました。
あまりに早く行ったため、店内ディスプレイする前でした・・・。
書店に平積みされている図は、後日また見に行ってきます。

にしても、この状況はすごい!

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2011年04月07日

尾道での上映、高崎映画祭のクロージング上映


風評被害が、時間が経つにつれ拡大しているように思えます。

被災地のものを購入する事は、そのまま復興につながります。

なので、お花見もしようと思います。
東北などのお酒を味わいながら。
そして、地元のものも。

できることを探し、都度、実行いたします。

 

 

そして。
今週末からは、尾道で上映が始まります。
大林宣彦監督の「転校生」などの尾道シリーズや、古くは小津安二郎監督「東京物語」でも知られる、あの尾道です。


4/9~4/15
広島県 尾道市
シネマ尾道
http://www.cinema-onomichi.com/


尾道では2001年に映画館がなくなり、「尾道に映画館をつくる会」が発足し2008年に「シネマ尾道」が誕生しました。
約30名のボランティアスタッフのひとり、昨年メンバーに加わった大学生の三上みちるさんは、3月に「海炭市叙景」を上映していただいた北海道浦河町の大黒座を運営する、あの三上さんご一家の一員です。

つながっております。


映画のまち・尾道に、この作品が融け込みますように。

 

 

さらに4/10(日)は「高崎映画祭」の最終日。
クロージングを「海炭市叙景」の上映で締めくくる事に!

4/10(映画祭クロージング上映)
群馬県 高崎市
第25回高崎映画祭 高崎シティギャラリー会場
http://www.wind.ne.jp/tff/2011/


光栄です。
ありがとうございます!

何卒よろしくお願いいたします。



そして昨日のクイズの答えです。
「長崎(名が先)県」でした。


それでは本日のクイズ!
「たくさんの犬が楽しそうに吠えながら坂道を登っていきます。
さて、犬は何匹くらいいたでしょう」

答えは明日のブログにてっ。

 

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2011年04月06日

今月末は韓国の映画祭がスタート

絵本プロジェクトが、すごいスピードで動き始めています。


それは、120,000冊の絵本から始まりました。


今から77年前の函館大火で、市内の3分の1が消失してしまいました。
それまでも何度か函館では大火が発生し、明治の函館大火は石川啄木が函館を離れるきっかけともなったのです。
昭和9年の函館大火では、その後に全国、そして海外からも子供たちのために児童書が届きました。
その数は、12万冊以上となったのです。


その恩返しの気持ちも込めて、函館から被災地へ絵本・児童書を送ります。
この土曜日に、会を発足させるミーティングが行われるようです。
準備段階にも関わらず、すでに函館以外も含め500冊以上の本が集まっているとの事。
出来る時に、出来る分のお手伝いを。
函館エリアで、この活動に参加できるという方は、ぜひ合流下さいませ。

詳しくは立ちあがったばかりのブログをご参照ください。


「被災地の子どもたちへ絵本を送ろう」函館プロジェクトblog
http://ehonhako.exblog.jp/


函館では今日、小学校の入学式がありました。
希望にワクワクする子どもたちを大勢見かけました。

 

 

そして。
韓国の全州国際映画祭まで、あと3週間。
4/29と5/2に上映、「海炭市叙景」はCINEMASCAPEの"FEATURE FILMS"というカテゴリーに入っております。

紹介ページの熊切監督が、ヒゲもさらりで若々しい感じですね。
http://eng.jiff.or.kr/b20_screen/20_screening_detail.asp?order_by=&sec_code1=1046&sec_code2=1037&nowpage=3&objpage=0&idx=2417

日本で多くの方に愛されている韓国の映画作品がとてもたくさんあります。
「海炭市叙景」は、韓国の方々にどんな想いを届けるのか、とても気になります。

あと3週間。
続報が伝わりましたら、その都度お伝えいたします。

 


そして昨日のクイズの答えです。
キツネは「コン」、ブタは「ブー」なので「コンブー(昆布)」でした。


それでは本日のクイズ!
「海外ではエリザベス・テイラーなど、苗字より名前が先にくる国も多くあります。
なんと日本でも、そういう場所があるんですって。
それは、どーこだ?」

答えは明日のブログにてっ。



写真は紹介しそびれていたフランスのドーヴィル映画祭でのスナップです。
左から、脚本の宇治田さん、菅原実行委員長、菅原さんのご令嬢、です。

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2011年04月05日

今月も、来月も、6月にも


物資が集められ、必要とされる場所へ送られていきます。
渡島支庁で募集した物資の項目の中に、絵本もありました。
なんと、1,000冊に近い絵本が寄せられたとの事です。

なるべく早く、必要な方に直接届きますように。

当実行委でも、子供たちに本を送るプロジェクトを立ち上げようとしているメンバーもおります。
笑顔を増やす助けになるのなら。
やれる事をやれる人が、という映画作りのスタンスとまったく同じです

 

 


4/6に発売される2冊の文庫。
そのうちのひとつ「そこのみにて光り輝く」は、すでに書店で手に入れた方が大勢いらっしゃるのですね。
これは北海道でも、週末を待たずに手に取る事ができるのかも!
「移動動物園」もそのすぐ後に読むことができますし。

楽しみにしております。

 

この後は、5月にも、6月にも佐藤泰志作品が発売されることになるのです。


5/10発売
「黄金の服」(小学館文庫)
「きみの鳥はうたえる」(河出文庫)

5/18発売
「もうひとつの朝 佐藤泰志初期作品集」(河出書房新社)

6月発売
「大きなハードルと小さなハードル」(河出文庫)

 


震災で出版界も流通界も大きな調整を強いられる中、予定通り本を届けていただき誠にありがとうございます。
多くの方の「希望」になります。


そして昨日のクイズの答えです。
「いっしゅうかん」でした。


それでは本日のクイズ!
「ブタとキツネが食べ物の話をしています。さて、どんな食べ物?」

答えは明日のブログにてっ。

 

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国内、海外での上映スケジュール


震度4や5の余震がまだ続いております。
慣れてしまうのが怖いと思っています。
準備はそのままに、備えております。


そして。
11/27からスタートした「海炭市叙景」の上映が、あと2ヶ月ほどとなり終盤に入ってきました。

今後の上映スケジュールは、今のところこんな予定です。


4/9~4/15
広島県 尾道市
シネマ尾道
http://www.cinema-onomichi.com/

4/10(1日のみ、映画祭クロージング上映)
群馬県 高崎市
第25回高崎映画祭 高崎シティギャラリー会場
http://www.wind.ne.jp/tff/2011/

4/16~
群馬県 高崎市
シネマテークたかさき
http://takasaki-cc.jp/

4/23~5/6
愛媛県 松山市
シネマ・ルナティック
http://movie.geocities.jp/cine_luna/

4/30~
群馬県 前橋市
シネマまえばし
http://www.cinemamaebashi.jp/

5/7~5/13
長崎県 長崎市
長崎セントラル劇場
http://cinema-central.com/

5/7~
東京都 世田谷区
下高井戸シネマ
http://www.shimotakaidocinema.com/

5/13~5/15
秋田県 秋田市
シアタープレイタウン
http://www.playtown.org/

5/15~5/21
埼玉県 深谷市
深谷シネマ
http://fukayacinema.jp/

5/21~5/27
福井県 福井市
福井メトロ劇場
http://www2.interbroad.or.jp/metro/

5/28~6/10
山口県 周南市
テアトル徳山
http://theatoku.com/

5/28~6/3
山口県 下関市
シアター・ゼロ
http://zero.shimonoseki.ne.jp/index.html

5/28~
佐賀県 佐賀市
シアター・シエマ
http://ciema.info/

6月
東京都 渋谷区
ユーロスペース
http://www.eurospace.co.jp/





そして海外では。

第12回 全州国際映画祭 (韓国4/28~5/6)
http://eng.jiff.or.kr/

第24回 シンガポール国際映画祭 (シンガポール 7月)
http://www.filmfest.org.sg/index.php


シンガポール国際映画祭HPは、まだ昨年の内容のようです。



お近くで上映の際は、ぜひ足をお運びくださいませ。




そしてクイズの答え!
お待たせしました!

正解は「輪投げ」でした。
あんまり長くて、つい言っちゃう「わー、なげー」

てへへ、なんちゃって。
・・・。


さっ、次っ!

なぞなぞです。
「水と火は一緒にいられませんが、一緒に入っている缶ってなーんだ」


正解は明日、ではなく今夜更新のブログにて。


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2011年04月03日

2冊の佐藤泰志作品が、いよいよ今週発売


物資やお金での支援を続けていきます。
福島原発に近い避難所や家にいる方には物資が届きにくいなど、大至急の助けが必要な場所がまだまだたくさんあるのですから。

函館では市営住宅や民間のアパート、ホテルなど、数千人規模の受け入れができそうです。
短期間の避難で、その間に被災地が道路・建物・衛生面などを飛躍的に改善できる可能性があります。
助けを必要とする皆様が、住み慣れた場所を離れるのは大きな決断です。
しかし、ぜひご検討ください。


気持ちとしては、工場など丸ごと函館に作って、仕事上の生産性や収入面も道筋を作れないかとすら思います。
そうでないと避難した後の生活が想像できないと思います。


資金が底をつき、危険と知りつつ自宅に戻る方も多いと聞きます。

自分は何が出来るのか。
自分の職場では何ができるのか。
函館という街は何が出来るのか。

常に考え、行動に移せる事を見つけます。






そして。

4/6(水)には、いよいよ「移動動物園」と「そこのみにて光り輝く」が文庫として発売されます!
函館でも金曜か土曜には店頭に並ぶのではないかと。

2冊いっしょに手に取る瞬間を想像してしまいます。
「海炭市叙景」と、3冊が並ぶディスプレイだったりするのかもしれません。

 


「移動動物園」には、表題作のほかに二つの短編「空の青み」と「水晶の腕」も収められています。
これは、ちょうど20年前に発売された単行本と同じです。
そして、この2作は連続して芥川賞の候補となった作品でもあります。

「空の青み」は、マンション管理人の青年と居住者とのストーリー。
「水晶の腕」は、梱包工場で働く青年と同僚たちとのストーリー。


マンション管理人の仕事ぶりは、佐藤泰志本人の体験としてのエッセイを「佐藤泰志作品集」で読むことが出来ます。
「海炭市叙景」など他の作品でも、自身の体験をきっかけにしているものが多くあるのです。
ものを作るという事に、真正面から取り組んだ証と思います。
すべての事が、物語の題材だったのではないかと。

 


そのエッセイでは、給水タンクの点検や見回りでマンションの屋上に何度も登ったエピソードが記されています。




「ただ、その屋上で何を見ただろうと思うと今でも少々不安になる。

そこで見たのは、街全体の輪郭ではなく、ほんの一部であり、地上に降りれば、飲み屋やプラット・ホームや路地やその他もろもろの、街が見せる部分部分にその時々に応じてつきあっているにすぎなかった。

今、これを書きながら、僕は街の全体を知らないのだと考えると、何故かとても落ち着かない。

街の細部にばかりつきあうのは、何か大切なものを見落とすような気がするからだ。」

(もうひとつの屋上 / 佐藤泰志)




何か、「海炭市叙景」の執筆への想いにも共通しているのかな、とも思わされます。

 


なにはともあれ、いよいよ。
2冊の文庫本が4/6(水)に発売されます!

「移動動物園」
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094086041

「そこのみにて光り輝く」
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309410739

 

 

 

 

そして昨日のクイズの答えです。
「とし(年齢)」でした。

さあ、今日も出題。

それでは本日のクイズ!
「とーっても時間がかかる遊びってなーんだ」

答えは明日のブログにてっ。

 

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2011年04月02日

ピストルさんが海炭市に帰ってくる!


函館市で市民から募集した物資の第一陣が、すでに現地へ向かっています。
渡島支庁では絵本なども現地のために募集を始めています。
缶詰は缶切り不要のタイプが重宝されたり、塩・こしょう等の調味料が不足していたり。
避難所ごとに細やかなニーズが出てきているので、なるべくタイムリーに応えたいものです。
また、その道筋を作るため日々行動している多くの方に感謝いたします。

 

そして。
音楽で行動する男、竹原ピストルさんの北海道ライヴが決まりました!

なんと、この後に南へ移動しながら5月末に沖縄でライヴを行い、そのあとビューンと北海道にやってきます!
函館に、海炭市に帰って来るのは6/3(金)と19(日)です。



全体的にはこのような日程。

2011年6月

2(木)小樽・一匹長屋
3(金)函館・BAR OWNGOAL
4(土)室蘭・ええねん
5(日)恵庭・Mojo Hand
6(月)札幌・LOG
7(火)月形・北喜常(きたきつね)
8(水)留萌・ストロベリーフィールズ
9(木)釧路・アコースティックカフェ HOBO
10(金)帯広・REST
11(土)旭川・HIJACK
12(日)静内・KAVACH
14(火)北見・夕焼けまつり
18(土)石狩・Art Warm
19(日)函館・亀しょう

初日から11日連続!
すごい!


北海道以外も含めたすべてのスケジュールは、こちらをご覧くださいませ。

竹原ピストルのブログ 流れ弾通信 ~ライブスケジュール
http://blog.goo.ne.jp/pistol_1976/e/a376bf470dc817fb85ac8924979755da

 

現在はライヴ会場でのみ手に入るミニアルバム「復興の花」は、告知画像も完成しております。
http://blog.goo.ne.jp/pistol_1976/e/59c0ff3c732c1d35cd33505ae986da75

今月下旬には、通販もスタートしそうです。

 

 

「海炭市叙景」の撮影中に作り、函館滞在中に発表したナンバー「まだ若い廃墟」も歌ってもらえるだろうか。
ぜひ聴きたいのです。

詩が生まれた時のブログはこちらです。


ありがとう、函館。ありがとう、海炭市。(2010,3,10)
http://blog.goo.ne.jp/pistol_1976/e/71d20eced0ee0477009a6bfcd00fcfee

 

いくつかのフレーズは、現在、別な意味を持ってしまいそうですが。
それでもこの歌を愛し、抱きしめていたいと思っております。
何度でも立ち上がるために。

 

「哀しみをのせて
幸せをのせて
いつかの二人をのせて
船はゆく
ぽー。ぽー。。。」

(まだ若い廃墟 / 竹原ピストル)

 

 

 

そして昨日のクイズの答えです。
「カメラを買いに来た」のでした。
サイとラクダとカメ。
順番を変えるとカメ、ラクダ、サイ。
「カメラください」というメッセージでした。

ああっ、だから物を投げないでっ!


こりずに本日のクイズ!
少し対象年齢を下げますね。
なぞなぞです。
「写真家のお兄さんは、毎日たくさん写真をとっています。
でも、そんなお兄さんでも1年かかって1回しかとれないものもあるんだって。
それはなーんだ」

答えは明日のブログにて。

20100310撮影23日目18

 















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2011年04月01日

函館でこの1週間は千円開放になります


あの大きな地震から3週間がたちました。
駆け足もしくは一歩づつ復興している場所と、ほとんどそのままの場所と、そして近づけない場所と。
どの場所にも、長い目で手助けできる事をし続けます。
何ができるのかも探し続けます。

 

「海炭市叙景」の上映が函館シネマアイリスで始まったのは昨年11/27でした。
休館日だった大晦日をのぞいて4ヶ月以上の、明日4/2で126日間(18週間)連続上映となります。

市内近郊の皆様のほか、「この映画はぜひ函館で見たい」という方も数多く足を運んでいただき、この連続上映となったのです。
誠にありがとうございます。
その感謝を込めて!



明日4/2(土)から8(金)までの1週間、「海炭市叙景」はシネマアイリスにて1,000円でご覧いただきます。
そして、チケット料金の一部は、この度の震災の義援金として寄付させていただきます。

時間は毎日お昼12時40分から。
平日のこの時間が無理という方は、ぜひ土日に足をお運びくださいませ。

ロビーでは、これまでの新聞記事や、撮影の様子を収めた写真、出演者サイン入りポスターなどもご覧いただけます。
映画の前後に、ゆっくりと見てみていただければ幸いです。

 

 


そして昨日のクイズの答えです。
「牛」でした。
牛は「ギュウ」とも読みます。
2頭いると「ギュウギュウ」になっちゃうのです。

もうしばらくクイズを続けてみます。
意外と好評でして。
避難所などでもネット環境がどんどん整備されているようです。
何かのきっかけでこのブログを見ていただき、少しでも楽しんでいただければ嬉しいです。

それでは本日のクイズ!
「サイとラクダとカメがお店に入りました。さて、何をしに来たのでしょう」

答えは明日のブログにて。

 

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