2010年10月

2010年10月31日

終わりは始まり、です

東京国際映画祭が無事、最終日を迎えました。
「海炭市叙景」を選んでいただき、映画祭の期間中に事故のないよう気を張りつめながら運営していただいたすべての方々に感謝いたします。


このブログのアクセス数をみても、一気に感心を持っていただいた方が増えたのだと実感しております。
さあ、これからますます未知の方々にアピールしなくては、と想いを新たにしております。


ミーンホワイル。

MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)が破産申請したとのニュースが飛び込んできました。
あの兄妹と同じで、これからの生活に不安を抱えている方が大勢いるのかも。
MGMの説明として「007」や「ロッキー」の・・・という枕詞でしたが、僕にとっては「トムとジェリー」のオープニングのライオンの”ガオー”だったり、「雨に唄えば」などの一連のミュージカルが真っ先に思い浮かびます。

良い歴史が、受け継がれていきますように。


お話は戻って、東京国際映画祭での記者会見の内容がアップされました。
http://www.tiff-jp.net/report/daily.php?itemid=1700


さあ、一般公開に向けて全力で動きます。

20100219撮影4日目104

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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2010年10月30日

注目いただいてます

今頃は、東京国際映画祭での2度目の上映が終了し、質疑応答の時間でしょうか。
ニュースなどの話題に取り上げていただき、ここ最近は「海炭市叙景」を気にかけていただいている方が日に日に増えていると感じております。
その感想をお聞きしても、まさに千差万別。

海から見える海炭市の姿にも「どんよりとした天候の中に見えた希望」だったり、「更にさびれていく予感」だったり、「もう帰ってこないつもりが何故か目が離せない」だったり、受け取り方は様々で、そのどれもがいちいち納得できるのです。
たぶん人生経験や、年齢や、登場人物のどういう点に着目しているかという事や、自分自身の日常や、豊かな想像力や、様々な要素が物語からのメッセージを受け取っているのだろうな、と思うのです。

この物語は、登場人物のこれまでやこれからを受け取る側に委ねているのでなおさらかと。
年齢を重ねてから、見方が変る楽しみのある物語かもしれません。

さあ、次は函館での試写会です。
すでにフル回転で準備がはじまっています。

20100319撮影32日目11

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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2010年10月29日

「映画芸術」今月号は海炭市叙景が表紙です

10/30は「映画芸術」最新号の発売日です。
なんと、今号は「海炭市叙景」が表紙を飾っております!

巻頭インタビューは我らが熊切監督。
レビューは熊切監督の大阪芸大の後輩でもある脚本家の向井康介さんです。
「海炭市叙景」の脚本・宇治田隆史さんや、撮影監督・近藤龍人さんについてのお話も読めるらしい!

今号の詳しい内容紹介は、「映画芸術」公式ツイッターが最も詳しそうです。
海炭市関連は10/20の午後3時頃の日付までさかのぼってチェックしてくださいませ。
http://twitter.com/eigei7

ああ、函館は例によって発売日が少し遅れますが、本町のシネマアイリスでは30日に発売されるようです。待てるという方は書店文化を守るためにも地元の本屋さんで、一刻も早く読みたい方はアイリスに来れば買えるかも、です。

思えば映画を作ろうと実行委をスタートさせた時に内容を説明する際は「今回の『映画芸術』誌で2008年の日本映画ベストワンに選ばれた”ノン子36歳(家事手伝い)”の監督がメガホンを取るんです!」とあちこちで話しまくりました、ええ。
http://eigageijutsu.com/article/112695867.html

10/30は夜に東京国際映画祭での2度目の上映も行われるし。
ニコニコした1日になりそうです。

 

20100224撮影9日目11

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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2010年10月28日

東京国際映画祭での上映

東京国際映画祭にて、本日「海炭市叙景」を上映していただきました。
舞台挨拶や、Q&Aもあり、とても多くの方にじっくりと見ていただけたようです。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

函館(海炭市)では2日前に雪もちらつき、映画で描かれた季節を体感しています。

物語では、凍てつく雪のほか、登場人物を優しく包み込む雪も降っています。
彼らの幸せを願うかのように、静かに降り積もります。

これから様々なメディアで、本日のニュースを伝えていただけるかも。
とりあえず大急ぎでアップしていただいたもののうち、私が見つけることができたふたつのニュースはこちら。

シネマトゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0027876

映画.com
http://eiga.com/news/20101028/16/


次は30日の夜にも東京国際映画祭で上映していただけます。


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2010年10月27日

実行委メンバー、大城道雄さんの誕生日です

最近、この場所で色んな方のお誕生日を祝っている気がしております。
とはいえ、誕生日を把握していない関係者のほうが圧倒的に多く・・・すみません。
業務連絡です。スタッフの皆さんは、私に誕生日を教えてくださいませ。

さて、10/28は大城道雄さんのお誕生日です。
おめでとうございます!
おそらく実行委メンバーの中で最もおだやかで、常に落ち着いた優しさに溢れている・・・そんな印象です。

そして素晴らしい写真家でもあります。
文庫の表紙や、映画のポスター・チラシに使われたあの臥牛山の写真は、彼の撮影によるものです。
自らあの写真の事を語ったHPはこちら(コメント部分です)。
http://www.colnavi.info/magazine/keito/40finland_days.php#comment-747

実は文庫が出るまで”唯一の現在手に入る佐藤泰志本”となっていた「佐藤泰志作品集」にも、彼の名前が印字されております。

末永く、よろしくお願いいたします。

実行委が立ち上がったばかりの昨年4月、函館(海炭市)にやってきた熊切監督(写真左)と山頂にて、の図です。

 

4・6 登山1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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函館での取材がありました

東京国際映画祭がはじまり、さまざまな取材を受けております。

もうまもなく、今朝のNHKニュースにて、熊切監督と谷村美月さんへのインタビューが放送されます。6:40頃の予定、全国放送です。

そして夕方は、uhbの全道枠にて「海炭市叙景」が取り上げられます。

函館でのマスコミ向け試写会の様子などがオンエアされます。ついに函館のスクリーンにも映写されました!

本日10/27(水)の18:15からの全道放送内です。北海道民で、この時間にTVを見られる方は、ぜひご覧ください。

これまで取材いただいた内容とあわせての放送になるようです。

 

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2010年10月25日

一般公開まで1ヶ月

東京国際映画祭での上映や、マスコミの方など関係者向けの試写会、完成披露試写会を経て、およそ1ヵ月後には一般上映が始まります。

11/27から函館にて先行上映。
その後に、全国各地での上映へとつながっていきます。

なんといってもフィルムの数が少ないため、何十箇所での同時公開ができないのです・・・すみません。

でも、この映画は「初登場1位!」とか。
「初日の動員記録を更新!」とか。
「全米・全欧が涙した!」みたいな宣伝をするつもりはまったくないので。

みなさまの町で上映された時に、縁あってご覧いただけたら。
もしくは近くの町での上映に足を運んでいただけたら。
見終わったあとに、何かの感情の余韻が残っていたら。

それで映画を作ったこれまでの日々が報われるな、と感じているのです。

何ヶ月かではなく、5年とか10年のスパンで、どこかの映画館で「海炭市叙景」が上映されて、そしてスクリーンで見るということが続くなら、こんな幸せな事はないのです。

たとえば小説も、これから何年もあとに「海炭市叙景」を知った方が本屋さんに行っても、その時に出会う事ができる!というのと同じ願いです。


劇場で、書店で、この作品に出会っていただけますように。



2010年10月22日更新用





 

 

 

 

 

 

 



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2010年10月24日

今週はいよいよ上映

東京国際映画祭が始まり、いよいよ木曜と土曜には「海炭市叙景」も上映されます。

土曜日10/30の前売り券はすでに完売の様子。
平日の午後ですが、木曜日10/28は、今ならチケットが手に入りそうです。

この日は舞台挨拶もズラリ、です。


熊切和嘉監督、谷村美月さん、加瀬亮さん、南果歩さん、小林薫さん、三浦誠己さん。
そしてQ&Aに、熊切和嘉監督が再び登場です。


木曜の14:30という、おもいっきり平日の午後ですが、いけるという方は、ぜひぜひ。

出演者の方々も、5つのストーリーからなっている作品なので、撮影の時には顔を合わせてないって状況の方が多いのです。
そんな彼等が一堂に会するのは、めったにない・・・というか今後もこの顔ぶれでっていうのは無いかもしれません。


ぜひ、何度も機会を作りたいものです。

その舞台挨拶が木曜日にあります。
ご期待くださいませ。























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2010年10月23日

東京国際映画祭が始まりました

始まりました、今年の東京国際映画祭!
グリーンカーペットの様子はインターネット中継もされました!
その様子は、こちらのページで見られるようです。
http://www.tiff-jp.net/ja/

まだキチンと見てないのですが、1時間38分あたりから「海炭市叙景」チームがずらりと並んだり、サインに応じる場面が、1時間48分あたりからはインタビューが見られます。

まさに祭り!という雰囲気です。

 

 R1026730

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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2010年10月22日

札幌でのイベント第2弾は2週間後に

昨日は札幌での「北海道応援団キックオフイベント」にたくさんの方にお越しいただき、誠にありがとうございました。
函館の映画であり、北海道の映画であり、すべての地方都市の映画である「海炭市叙景」。

北海道応援団が開催する次のイベントは11/6(土)です。


--- 「海炭市叙景」朗読会 ~佐藤泰志+遺作を読む=現在(いま)を共有する瞬間(とき)! ---
 
2010年11月6日(土)15:00~16:30
ジュンク堂書店札幌店 喫茶コーナー
参加費500円(ドリンク代)
 
朗読
林たのし「まだ若い廃墟」
飛び入り参加者によるリレー「ネコを抱いた婆さん」
氏間たいこ「黒い森」
 
定員25名に達ししだい予約受付終了となります。
お早めにお申し込み下さいませ。
 
お問い合わせ・お申込み(北海道応援団事務局)
kaitan.hokkaido@gmail.com


イベント開始の様子(小さいサイズのもの)




















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2010年10月21日

東京国際映画祭がいよいよ開幕

いよいよ23()から東京国際映画祭がスタートします!


プログラム・ディレクターの矢田部吉彦さんは、「海炭市叙景」をこう紹介していただきました。
http://www.tiff-jp.net/report/daily.php?itemid=1523

そして。
初日のグリーンカーペットを、我らが熊切和嘉監督が歩きます!
なんと、正装です!

とはいえ普段どおりの、きっといつものあの笑顔でいてくれるのだろうな。

映画をこよなく愛した佐藤泰志は、その場にいたらどんな想いで見つめるのだろう。
文庫本がたくさんの方に読まれて、更に映画化された物語をたくさんの方が期待していて。

先日、再びお墓参りに行ってきました。
やはりたくさんの花々と共に、燃え残ったお線香。

30
本くらいが束になったタイプのもので、おそらく少しだけ燃えてすぐに雨か風で消えてしまったような。
まわりに巻かれている紙をはがして再び火をつけたら、あっという間に鮮やかに火がつきました。

2010
年の、佐藤泰志の存在そのもののような気もして。
何かを語りかけられているような気もして。

その煙が青空に舞い上がっていく様をしばらく見つめていました。

みんなの気持ちがひとつとなって、東京国際映画祭の初日を迎えます。


2010年10月21日更新用


























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2010年10月20日

紙媒体でも紹介していただいてます

雑誌などのメディアでも取り上げていただく事が多くなってきました。

現在発売中の「ピクトアップ」では、「『海炭市叙景』に写る想い」と題しての加瀬亮さんと熊切監督へのインタビューが掲載されています。
加瀬さんは"芝居"に対するご自身の姿勢の話題へと発展し、熊切監督は将来作り出す自分の集大成に向かう道を見つけた気がする・・・と、お二人ともスケールの大きな話をしてくれています。

ピクトアップHP (#67が今号です)
http://pict-up.com/pict.html

このあとは

10月20日(水)発売 「BARFOUT! 11月号」 
竹原ピストルさん×ひいらぎ対談インタビュー 

10月30日(土)発売 「映画芸術 no.433」 
熊切監督インタビュー 

と続きます。
BARFOUT! は北海道が遅いだけで、もうお読みになった方も多いかも知れませんね。
映画芸術は、「海炭市叙景」が表紙を飾っております。
手に取るのが楽しみです。


PS1-DSC_9349




















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2010年10月19日

宣伝部ツイッター始動しました

映画「海炭市叙景」の宣伝は、太秦という会社が担っております。
ほんとうに限られた予算の中、汗をかき、知恵を絞ってくれております。

太秦株式会社HP

そして今回、ツイッターでも宣伝部としてアカウントをとり、情報発信がスタートしております!

Twitter~海炭市叙景 宣伝部kaitanshi_pub

このブログは函館からの発信ですが、宣伝部ツイッターは東京発信となります。
六本木周辺での東京国際映画祭に関連する「海炭市叙景フラッグ」が登場したニュースなど、最新情報が届けられる楽しさといったら、もう!

ぜひ、チェックくださいませ。


3・3 撮影16日目20



















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2010年10月18日

福間健二さんは見ていた

先週の日曜日に東京で開催された「第46回西荻ブックマーク<佐藤泰志の文学>ふたたび」は大盛況だったとのこと。

函館でのイベントにも来ていただいた書評家の岡崎武志さんが進行しての熊切監督と越川プロデューサーのトークでは、様々な映画製作の舞台裏を知っていただいたようです。

 

そして前半に行われた福間健二さんの講演。

ずっと佐藤泰志とその作品を見続けた福間さん。

だからこそ、というとても細やかな目線で、様々な時代のお話をしていただいたようです。

 

実は「海炭市叙景」のそれぞれのストーリーのタイトルは、すべて福間さんの詩から採られているのです。

いつの日か、お会いできることを楽しみにしております。

 

イベント当日の様子はこちらをご覧くださいませ。

http://nishiogi-bookmark.org/2010/nbm46report/

 

 

526 函館山ロケ4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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2010年10月17日

週末ごとにイベント開催です

さあ、あと5週間後には、いよいよ映画「海炭市叙景」が映画館で公開となります。
まずは、函館からスタート!

その前に、色々とイベントも開催されます。
今週末と、来週末分を列挙してみます。

21日(木)~札幌
北海道応援団設立記念、キックオフイベント!「作家、佐藤泰志を語る」

22日(金)~函館
シンポジウム 「海の街函館を考えよう」

23日(土)~函館
オープン講義 「水産・海洋都市を考える」

~東京
第23回 東京国際映画祭 スタート



28日(木)~東京
第23回 東京国際映画祭での上映

29日(金)~函館
第5回 世界にひとつだけの本・展 初日

30日(土)~東京
第23回 東京国際映画祭での上映


翌週の11/3(水)には東京・国分寺で、6(土)は札幌でそれぞれ朗読イベントも開催します!

入場無料のイベントも多数あります。
行けるという方は、ぜひ。
「海炭市叙景」の様々な側面を、映画公開前にお楽しみくださいませ。


10/29からの「世界にひとつだけの本・展」に関するお問い合わせもいただいておりました。
このブログのスタートから半年ぶんくらいを本にして出展いたします。

「表紙はどんな感じ?」

こんな感じです。
会場で見かけたら、ぜひ見てみてくださいませ。


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2010年10月16日

世界に一冊だけの本

函館で開催されている愛すべきイベントのひとつに「世界に一冊だけの本・展」があります。

印刷所などによる製作ではなく、個人の手作業で完成された”一冊だけ”の本を展示するのです。

様々な愛に溢れた手作りの本が並べられます。
今回で5回目となるこのイベントに、なんと、このブログを本にして参加いたします!

昨年7月から、今年のはじめまでの日々の記録を一冊の本にしております。
と言っても、本と胸を張って言えるほどの立派なものではないのですが・・・。

映画「海炭市叙景」が歩んでいる道の上でおきた様々な出来事。
そこに至るまでのワン・アンド・オンリーな物語が少しでも伝われば嬉しいです。

日時 : 2010年10月29日(金)~11月7日(日)の10日間
場所 : 函館市地域交流まちづくりセンター
入場無料


当ブログをはじめから読み返すのと、本になったものを読むのでは、同じ内容なのに違う感慨が湧き上がります。
「本」という存在自体が持つ特別な魅力があるのだな、と再発見しております。


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札幌で初イベントを開催

来週の木曜10/21は、札幌でもイベントを開催します。

実行委メンバーで札幌在住の方々が仲間を増やし、北海道全域にアピールする「『海炭市叙景』北海道応援団」を立ち上げての、初のイベントです。
これからは函館の映画製作実行委員会と連携して、イベントやPR活動を更に活発に行っていきますので、以後よろしくお願いいたします。



---「海炭市叙景」北海道応援団キックオフイベント---


日時 : 10/21(木) 18:30~19:30
会場 : 紀伊國屋書店札幌本店1Fインナーガーデン (札幌市中央区北5条西5-7sapporo55~JR札幌駅前)

入場無料

内容

朗読~「まだ若い廃墟」
・・・函館西高出身で、佐藤泰志の後輩にあたる一条綾香さんが、冒頭約10分程度を朗読します。
 
トーク
浅野元広氏(弁護士、北海道応援団代表)×塚田敏信氏(札幌篠路高校教諭、まち文化研究所)
・・・浅野さんが佐藤泰志の同級生としての思い出などを語り、塚田さんは「海炭市叙景」に描かれた「まち」について、「まちづくり」の視点から読み解きます。


このほか、函館イベントで展示した映画紹介パネルも、この日だけ札幌で展示いたします!

札幌にこの日なら行けるという方は、ぜひ足をお運びくださいませ。

お問い合わせ(北海道応援団事務局)
kaitan.hokkaido@gmail.com


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2010年10月14日

実行委メンバー、小林一輝さんの誕生日

10月もなかばです。

2週間後には東京国際映画祭で「海炭市叙景」を上映。
1ヶ月くらい後には函館での完成披露試写会。
そこから10日くらいで、いよいよ先行上映がはじまります。

その間にもイベントが多数あったり。
取材していただいた月刊誌などの発売があったり。
なにか撮影直前の頃のような密度の濃さになりつつあります。

そんな中、実行委メンバーの中でも、群をぬいて多忙な毎日を過ごす小林一輝さんが10/15に誕生日を迎えます。

ファッションや外食のお店を運営し。
「黒船」イベントで函館を熱くするだけでなく、更に街を盛り上げるべく様々な方面に力を惜しみなく発揮。
今月からはFMのDJもスタート!

会って打ち合わせしたいなと思い携帯に電話をすると。
「今、札幌なんですよ、すみません」
「うーん・・・その日は関西だ」
「あっ、今ロスなんですよ。早く電話を切らないと料金が大変な事になりますよ!メールにしましょう!」

なんて、冗談抜きでスケジュールを押さえるのがとても大変な方なのです。

彼の2010年は、熊切監督たちと吹雪の函館山を登るというスタートでした。

お誕生日おめでとうございます!
体に気をつけて!
すえながく、よろしくお願いいたします。



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2010年10月13日

川本三郎さんの視線

文庫版解説を、川本三郎さんに新たに書いていただきました。


”興味深いのは、佐藤泰志がそれぞれの人間をつねに仕事との関わりで描き出していること。
現代の小説で、これだけ数多くの職業の状況を丁寧に描き出している作品は珍しい。
人間が生きるとは、職業に就き、日々、その仕事をこなしてゆくことだという地道な思いが佐藤泰志にはある。”

 

思い起こせば昨年の10月に、「海炭市叙景」映画化を盛り上げるため、川本さんに函館で講演会を開いていただいてから1年がたちました。

”年齢も職業もばらばらな登場人物。それぞれの1日もしくは何日かを描いていながら、それまでの人生がにじみ出ているのが実にうまい。”

”物語が自分自身や身近な人・ものに終始する近景と、政治的な問題を語る国などの目線になる遠景があるが、『海炭市叙景』は町を描く中景であり、日本の文学にとって新しい発見だった。”

”海が見える街に住んでいる人は、近景だけでなく遠くを見る目線がある。”


佐藤泰志と「海炭市叙景」にそそがれる視線は、ほんとうに様々な角度からのものと感じます。
また、じっくりとお話しを聞きたいなと思うのです。



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2010年10月12日

文庫本が早くも重版になりそう

映画の原作という新たなポジションも付随する事になった、小説「海炭市叙景」の文庫本が大好評です。
ありがとうございます!

函館では、文芸誌で週に10冊の販売があれば店のランキング入りというところが多い状況で、予約だけで軽々とその状況を上回るお店が続出のようです。
あちこちでそうなのですが、とりわけ函館では、最初の納品数が多いにもかかわらず、追加注文が続々と出されているみたい!

あっと驚くクライマックスはありません。
なんてこったの大どんでん返しもありません。
映画になった本作も、ハリウッド大作を見慣れている方にとっては、「オチはどうなったの?」という展開かも。

それなのに、ああそれなのに。
読後の感想に「そうそう、この登場人物たちのこれからは、皆さんに思いを馳せていただきたいのです」という気持ちに応えていただいたものが大量に寄せられて感激なのです!

おそらく11月以降は、「間もなく公開」という状況で皆様のもとに様々な「海炭市叙景」の話題が届けられるかと。
12月の東京など全国での公開以降はなおさら。

その時には、すでに文庫の初版は売り切れとなっているかも!
ああっ!
なにかすごく、舞い上がっております。

もちろん「なんか、よくわからない」ってご感想もいただきます。
しかし、とても多くの方に受け入れられ、様々な想いがそれぞれの体の中に湧き上がっていると感じられるのがとても嬉しいのです。

ぜひ、海炭市で暮らす人々の気持ちが、何かを届けますように。
小説でも、映画でも、その事が伝わるようにと、日々願いながら活動していきます。


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2010年10月11日

「海洋都市」と「海炭市」

最近、よく見間違えます。

「海洋都市構想」なんて書いてあると、「んっ?海炭市?」とか。

そんな縁もあり(ほんと?)、海洋都市構想関連のイベントに出演させていただくことになりました。

”文部科学省科学技術振興調整費 地域再生人材送出拠点の形成
新水産・海洋都市はこだてを支える人材養成”
というイベントです。
すごいです。

北海道大学と函館市が中心となり、近隣の大学・高専・官公庁・企業と連携して開催されるのだそうです。

・・・なにか、我々の事を勘違いされていらっしゃいませんか?

いえいえ、テーマにそってセレクトされた登壇者は実にユニーク!
音楽や文学や映画や、様々な分野の視線で「海洋都市はこだて」の未来を見つめるイベントなのです。

我々も2日間で、1名づつトークさせていただきます。

10/22(金)17:00~18:30
シンポジウム 「海の街函館を考えよう」 at 函館市地域交流まちづくりセンター
こちらには実行委員長の菅原和博が。
あがた森魚さんや、「ライブテープ」「あんにょん由美香」の監督である松江哲明さん達5名の方々とご一緒させていただきます。

10/23(土)14:00~
オープン講義 「水産・海洋都市を考える」 at 北海道大学水産学部 大講義室
こちらにはメイキング映像などを担当している中野三博が、松江監督と共に登壇いたします。
もちろんメイキング映像や、劇場用予告編も見ていただきます。

入場無料ですが、事前申し込みが必要となります。
イベント内容やお申し込み、お問い合わせは下記HPをご覧くださいませ。
http://www2.fish.hokudai.ac.jp/modules/coordinate_contents/content0017.html



東京国際映画祭のスタートとも重なるこの時期、函館のこのイベントにこれるという方は、ぜひ会場でお会いしましょう。


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2010年10月10日

文庫化の立役者、本間恵さんの誕生日です

10/11は、実行委メンバーの本間恵さんのお誕生日です。

図書館司書として働くこの方、"本の間に恵まれる"という、名は体を現すという言葉がぴったりあてはまります。

ペンネームを使って、司書としての日々などを紹介するページはこちら。
「図書館司書ケイトのであってしまったんだ備忘録」

佐藤泰志の世界をこよなく愛し、絶版となっている作品の復刊を願いながら映画製作をフォローしていただき、ツイッターがきっかけで復刊の夢を現実にした、その人です!


”クレインさんが編んだ『佐藤泰志作品集』に「海炭市叙景」は収録されているが、単行本としては//絶版、文庫化もされていない。版権をもつ集英社さんの編集者、ツイッターにいませんかね?新潮社さん、河出書房新社さんにもご検討いただけたら…”


このツイートがめぐりめぐって、ツイッターを見ていた小学館の編集者である村井康司さんに届きました。


”はじめまして。佐藤さんの中学の後輩にあたる(今はなき旭中)、出版社の社員です。海炭市叙景は本当にすばらしい小説ですね。しかし文庫化決まっていないのか。。。”


実は他の出版社からの復刊の御話しもあったのですが、この後の村井さんのご尽力もあり、すごいスピードで文庫化が決定したのです。


”その映画化に合わせて、「海炭市叙景」を文庫化したい、という呼びかけをツイッター上で私が見たのは先週土曜日のことでした。その後さまざまな方々と連絡を取り、「海炭市叙景」を小学館文庫に入れさせていただくことが、本日決定しました。10月6日の発売となる予定です。ツイッターってすごい!”


文庫版は、集英社からの単行本第一刷を底本としています。
今回も多大なお力とご理解をいただき、誠に感謝しております。


そして、文庫本の解説ページのあとには、本間さんの名前が記されました。
この方の長年の想いが、文庫版に結実したのです。
そしてこの想いは、他の作品の復刊へと続いているのです。


右から2人目が本間さんです。
文庫本の発行日(発売は10/6でした)にもなったお誕生日、おめでとうございます。


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2010年10月09日

ジョン・レノンの誕生日です

10/10は佐藤泰志の命日です。
20年という月日が流れています。

前日の10/9に家を出て、翌10日に亡くなっているところを発見されたそうです。

10/9はジョン・レノンの誕生日でもあります。
佐藤泰志にとって、大切な人物の1人でもあります。
ひょっとして、10/10ではなく、10/9という日が意味を持っているのかも。

今となっては、知るよしもありませんが。
また、もっと別な事に思いをはせるべきとも思いますが。

ジョン・レノンが作って、ビートルズのレパートリーとなった曲のひとつに「アンド・ユア・バード・キャン・シング」があります。
佐藤泰志の代表作のひとつである「君の鳥は歌える」は、ここからとられています。

なぜかうまくいかない、人や、社会や、色々なものとの関わり。

こんな歌詩を持つナンバーです。


"You tell me that you've got everything you want
And your bird can sing
But you don't get me, you don't get me

欲しいものはすべて持ってるって?
そして君の鳥は歌うことができるって?
でも僕を欲しくはないんだね
僕を欲しくはないんだね"


青春小説と言われる世界から、より様々な世代の人物を描き始めた「海炭市叙景」でも、こういった想いが込められていると感じます。


泰志さん、あなたの「海炭市叙景」は文庫となって日本中の書店に並べられ、そして間もなく日本中のスクリーンで映画となって映し出されます。
明日は実行委メンバーで、その事をお墓に報告に行かせていただきます。


東山墓苑100312_123405
















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2010年10月08日

東京国際映画祭の舞台挨拶


ついに発表になりました。
まだ、予定ではありますが。

東京国際映画祭
10/28の14:20「海炭市叙景」では

登壇ゲスト(予定)舞台挨拶
熊切和嘉(監督)、谷村美月(女優)、加瀬亮(俳優)、南果歩(女優)、小林薫(俳優)、三浦誠己(俳優)

Q&A:熊切和嘉(監督)


そして10/30の19:50は

登壇ゲスト(予定)
熊切和嘉(監督)


東京国際映画祭の一般チケットは、いよいよ明日10/9の10:00からの発売となります。
http://www.tiff-jp.net/ja/ticket/

撮影スタッフや、函館メンバーも幾人か会場に行くことができそうです。
「海炭市叙景」を見に来た方の表情、見終わった時の表情がとても気になります。
ぜひ、会場でお会いできますように。


そして、北海道では。
明日のチケット発売と同じ10:00から、FMノースウェーブにて我が実行委が自慢するイケメンコンビ小林一輝&浅水耕太が出演する「minami hokkaido cruisin'」のオンエアです。

今回は「海炭市叙景」を紹介するとの事!
この番組をきっかけに知っていただけたら、とても嬉しいです。

番組では言わないかもしれませんが、この2人は、寝ないでロケのフォローをしたり、仲間たちや知人に声をかけまくったり、見えないところでの活動がものすごかったのです!



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2010年10月07日

函館でも文庫「海炭市叙景」が発売されはじめました

本日から。
発売日の1日遅れで函館の書店にも、文庫「海炭市叙景」が並びました。

ネットの威力をフルに発揮して、日本全国の書店の様子を写真で見せてくれた方が多数いらっしゃったので、発売初日の感激には浸れました。
皆様ありがとうございました。

ただ、書店に入って、平積みの「海炭市叙景」を見た時の感慨深さは、やはり特別でした。

函館工業高校横の、三省堂書店 函館営業所川原店にお邪魔しました。
丁寧に対応していただき、恐縮です。
ありがとうございます。

小学館文庫の「海炭市叙景」。
クレインの「佐藤泰志作品集」。

どちらも平積みされていて、もう何と言っていいやら。
函館の、そして全国の書店や書籍関連の皆様。
末永く、よろしくお願いいたします。


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2010年10月06日

函館での先行試写会

11月27日に函館で映画「海炭市叙景」の上映がスタートします。
その少し前に、完成披露試写会を行います。

11月18日(木)に、函館市芸術ホールです。

2回上映となります。
13:00からと、
18:00から。

それぞれ30分前の入場開始です。


映画を作るために協賛いただいた皆様へ。

ご案内は来週中に発送となる予定です。
こんな直前のタイミングとなってしまい、誠に申し訳ありません。

当日は熊切監督や、キャストの方の舞台挨拶を予定しています。
登壇メンバーを全力で調整中です。
もう少々、お待ちくださいませ。


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2010年10月05日

文庫本「海炭市叙景」がついに発売です

「海炭市叙景」を映画にしようと立ち上がったとき。
メンバーそれぞれに、それぞれの理由がありました。

佐藤泰志とその作品にスポットライトをあてたい。
映像になったこの物語を見たい。
函館の街を盛り上げたい。
もしくは、こういった動きをぜひ一緒にやってみたい。

メンバーのひとりは、映画を完成させたその先に、ほとんどが絶版になっている佐藤泰志作品の復刊を願っていました。

まったくの低予算で、全国的には無名に近い作家の、しかも20年前の小説の映画化です。
どのくらい、注目されるのだろう。

復刊までの道のりは、きっと映画が完成し、公開されたあとに更に続くことになるのだろうな。
漠然と、しかしその日まで一緒に活動するつもりで映画作りの日々を送っていたら、驚くべきことに復刊が映画公開より先に実現する事になったのです。

それが明日です。
いよいよ、ここまで来たのです。

書店に入ったら平積みされている「海炭市叙景」が目に入ってきた。
その時、どんな気持ちになるのか。

上映の日と同じく、我々にとってとても特別な日がやってきます。

たとえ北海道は1日遅れの発売になったとしても。
それがとても特別な日であることに変りはないのです。
日本中のあちこちの書店と、そこで「海炭市叙景」を手に取る方の様子を想像して過ごす1日になるでしょう。

夜が明けることを、とても待ち遠しく感じています。


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2010年10月04日

函館で作られているタウン誌「街」に実行委メンバーが登場

タウン誌「街」の2010年秋号は、冒頭の”談話室”コーナーで「海炭市叙景」が取り上げられています。
函館での上映日も決まったこの時期に、映画「海炭市叙景」製作実行委員会のメンバーのうち4人が集っての座談会形式で、これまでを振り返るという内容です。

撮影やオーディションの裏話。
毎日ポケットにねじ込んで撮影の日々を共に過ごしたボロボロの台本。
困ったり、衝突したり、ミラクルが起きたりしたここまでの道のり。

なんと8ページにも渡って書いていただきました。

タウン誌「街」は、今号が528号。
現在は年4回の発行ですが、毎月の発行の時期もあり、名前も何回か変り・・・といった歴史を積み重ね、再来年にはスタートから50周年を迎えます!

ずっとこのタウン誌を編集長として発行し続け、2005年に亡くなった木下順一さんは、同じ作家として佐藤泰志をどう見つめ、映画となった「海炭市叙景」をどんな視点で見つめたのだろうかと、そんな想像が頭をよぎります。

一本しっかりと筋が通った視点を持った方、という印象があります。
その木下さんがずっと守り続けたタウン誌「街」の最新号は、函館市内の書店や文化施設など、様々な場所で見ることが出来ます。

税込み350円です。
函館近郊で、見ることが出来るという方は、ぜひご一読くださいませ。


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2010年10月03日

来月は東京・国分寺でイベントです

11/3に、東京の国分寺でイベントを開催します。
佐藤泰志が生活していた、その場所です。

生前に交流があり、今でも佐藤泰志の世界を大切に語るフリーライターの井田ゆき子さんが中心となって準備しています。
「サライ」の12月号(11/10発売)にも、井田さんによる佐藤泰志の関連記事が掲載される予定です。

小説「海炭市叙景」の朗読や。
劇場用予告編の上映や。
あがた森魚さんのライヴや。
製作スタッフのトークショーが行われます。

朗読では、以前このブログでも紹介させていただいたキタイマコトさんも登場します。
「なんでもやります、函館での宿は現地で探します」と撮影にフォロースタッフとして参加していただきました。
現在、絶版となった佐藤泰志作品を、古書店を回りながら探しているそうです。



「佐藤泰志ゆかりの国分寺で、海炭市叙景の世界に出会う」

11月3日(水・祝日)14:00~16:00
JR国分寺駅上8階・国分寺Lホールにて。
参加費1,000円
お問い合わせは井田さん(Tel.090-7724-6311)


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2010年10月02日

写真展を開催しています

函館病院の真ん前、ショッピングセンター「ポールスター」にて、撮影風景を収めた写真と、新聞記事などを集めたパネルを展示しています。

10/8の夕方まで開催しております。
ちょうど、くまざわ書店さんの並びにあるイベントスペースです。
10/6の「海炭市叙景」文庫発売にあわせて来るという方は、ぜひこちらもご覧くださいませ。

・・・って、北海道は10/7の発売なんて可能性もあるらしいです。
ああ、なんとか発売日当日に手に入りますように。

また、このイベントスペースに設置されているモニターのうちの1台は、劇場用予告編と16分30秒のメイキング映像をノンストップで映していただいております。
音声もばっちりです。

イスもテーブルもありますので、ぜひくつろいでご覧くださいませ。


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2010年10月01日

喜びを分かち合っております

十数人が集った準備委員会のミーティングが昨年の1月の事でした。

今では函館のほか、お隣の北斗市の仲間、木古内や室蘭や札幌や旭川など北海道のあちこちの仲間、東京や横浜や岐阜など日本中の仲間の想いが映画「海炭市叙景」を日々大きな動きに育て上げています。

昨日の東京国際映画祭の記者会見で、南果歩さんが「世界に向けて発信できる喜びを分かち合いたい」とおっしゃっていました。

ええ、しっかりと分かち合えていると思います。
距離はあっても、すぐそこに、同じ場所にいる気持ちです。
そして映画は見ていただいてこそ伝わるもの。
より多くの方に見ていただけるよう、更にがんばります!

分かち合っているメンバーのひとり、10/2が誕生日の木下貴裕さんをご紹介させて下さいませ。

ものすごく丁寧な方で。
2トン車でもマイクロバスでも運転できて。
市民オーディションの時は、参加者の相手役としてあらゆる役柄を演じ。
力仕事もOKな、ほんとに頼れる男なのです。

何を着せても似合います。
ええ、交通誘導員の格好でさえも!

お誕生日、おめでとうございます。


20100219撮影4日目50
























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