初日の出夏の終わり

2009年08月21日

「千の風になって」という映画

探し物をしてましたら、映画パンフレットの中から「千の風になって」という映画のパンフが出てきました。

今はタイトルを言っただけで「ああ、あの曲」となりますが、当時は現在ほどの知名度ではなかった(といっても充分知られていた歌・詩でした)ような。
なくなった大切な方への手紙をショートストーリーにした3編からなるオムニバスの映画です。

1話目は南果歩さん演ずる母親が5歳の息子を病気で亡くしてしまいます。
病院で、息子がある言葉をささやくように2回繰り返して母に伝えます。
周りの人たちには「この子はしゃべれない状態なのに、かわいそうなお母さん」といった同情の目で見られてしまい・・・。

このシーンに弱くて。

病気で苦しんでいる子供が意識もはっきりしないのに、語りかけたその言葉の思いといったらもう。
今また上映したら再び多くの人が劇場に足を運ぶだろうか。

「海炭市叙景」も、子と親のつながり、もしくはすれ違いに心動かされてしまうのです。


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