2009年07月29日

佐藤泰志を知っている

あちらこちらで映画製作をしているという話をしていると、生前の佐藤泰志さんを知っている方に出会うことがよくあります。

いいなと思うのは、賛否両論で「ああ、まあいいんじゃない」的な反応がほとんどない事です。
描き出す世界を絶賛する方、酔っ払いで迷惑ばかりかけてて嫌いだったという方、どちらも美化していない素直な印象を教えていただいたと感じております。

そして今日お会いしたのは小・中学校で同級生だったという方。
成績がよくて女にモテて、あんなやつ大嫌いだ。
と話していただきました。

世界のクロサワは正面きってけなしにくい雰囲気があります。
ピカソの絵がよくわからんと言って見たりも。

それに比べたら佐藤泰志評のなんと幅ひろい事か!
しかも作品と関係ない部分まで、様々な話が聞けるのです。
そんな人間性を考えながら作品を読むのは、何か違う気がしてますが。

そういった幅ひろい目線が、映画になった「海炭市叙景」も自由な解釈で受け入れてもらえると思っております。

「異なる人物がひとりのキャラクターになって、しかも話にとけこんでる!」
「この人物はこんな行動を取るはずがない」
「イメージにぴったりの配役だ」
「イメージとぜんぜんちがう」

いろんな感想を受け止めながら、50年も100年も色あせない作品になりますように。
長ーい目で見守ってくださいませ。


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at 01:41│TrackBack(0)mixiチェック 皆様からの声 | 佐藤泰志

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